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「言語聴覚士」試験の過去問から思ったこと

漢字ドリルディスレクシア
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小5のむすこは、今月2回、学習障害の為の個別指導に通っています。
ことばに関することが主で、その認知や発音等、学校の勉強や日常生活に関わらず、問題点出して対処に関する訓練や指導を行ってもらっています。
小学校とも積極的に連携して行ってくれて担任には問題点等、ぼくに代わって配慮について助言までしてくれます。

気の回らないぼくには、本当に助かります。

個別指導を担当している先生は、色々な資格やご経験がありそうだといただいた名刺からうかがえます。

そこの施設には何人も先生がいらっしゃるのですが、「言語聴覚士」と言う資格をお持ちだと言うのが共通していて、ぼくにはこれまで「むすこみたいな子にはこの資格を持っている方がプロフェッショナルなんだな」と言う程度の認識でした。

その資格の事など気にしないで、これまでお願いしてきました。
資格にとらわれなくても親身にやっていただいていますし、むすこ自身もこれを「続けたい」と言っていますし、ぼくもこれに通っていなかったらちょっと恐ろしい苦労が他にもあっただろうなと思います。

施設に連れて行くためには、仕事も休止しないといけないし、その時間はもちろん予定も入れられないし、スケジュール的にも大変ですが、むすこの将来を思って続けるのであります。

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資格について

「言語聴覚士」の資格については、以下の該当協会のウェブページを見ていただかれば概要はお分かりになると思います。

一般社団法人 日本言語聴覚士協会
一般社団法人日本言語聴覚士協会は「言語聴覚士」の職能団体として、言語聴覚士が互いに研鑚する場の提供や、学術集会・研修会の開催、調査研究、刊行物の発行などを通して、ことばによるコミュニケーションに問題を持つ方に対する専門サービスの提供や社会参加支援を行っています。

このウェブサイトを拝見すると、1997年に国家資格になったそうですので国家資格としては比較的に新しい資格です。

この年号を見ただけで、これまで如何に「話す」「聞く」等が人とちょっと違う特性に頓着することなく、「勉強出来ないのはお前の努力不足だ!」と根拠のない言いがかりを平気で言っていた社会がついこの間までこの日本にはあったと言う事が言えるのではないでしょうか?

また、言語聴覚士の概要ページに「国家試験に合格して厚生労働大臣から免許を受けなければなりません。」とあります。試験を受けて合格すれば資格が得られ、所轄機関に登録さえすれば活動ができるどこぞの資格とは違い、「免許」までが必要とするとありますので、かなり難関で、責任の伴うお仕事と言えると考えています。

ある「言語聴覚士」国家試験の過去問題を見て

ほとんど好奇心で恐縮ですが、その「言語聴覚士」の過去問と言うのをネットで検索してみました。

2年前なら全く何を書いてあるかわからなかったと思います。

ところが、おぼろげに言ってることがわかる問題もあって「こんなぼくでも猿知恵がついたかも」と思わざるを得ず、苦笑してしまいました。

その問題の中で気になる問題がありました。

漢字の読み書きに関する問題

第144問
漢字の読み書きが覚えにくい(dyslexia)子どもの指導として、優先順位が低いのはどれか。

  1. 漢字を繰りかえし模写させる。
  2. 漢字の読みを復唱させながら書かせる
  3. 漢字の偏とっくりに分けてパズル形式で漢字を構成させる。
  4. 漢字の書き順にそって「縦・横」など手の動きをことばにして書かせる。
  5. 漢字の構成要素の意味を手がかりに覚えさせる。

(第8回 言語聴覚士国家試験 より)

答えはもちろん:1 です。

LDのお子さんをお持ちの親御さんならお分かりかと思います。

大人の方でも、「そうそう、書いたっておぼえねーよ」と言う方もいらっしゃるかもしれません。
(ぼくもそのタイプ)

この選択肢1に「模写」とあえて記述してあることには笑ってしまいました。

例えばLDの疑いのある児童が、「資格情報処理の問題がある」と言う判断がされた場合に、「漢字を繰り返し模写」をしたとしても全くと言って良いほど有効ではないと実感しています。

漢字の練習は書くのは最後だよ。

自分から、本当に書けるかどうか、試しに2、3個書いてみると言うのはありかと思います(うちのむすこがそう)。それは本当に最後の最後です。

その前に、うちの場合、書いて視覚から取り入れるのではなく、聴覚的入力(読めるようにする)や、体感的入力(指文字やなぞり字)での指導の方が有効でした。

実際にうちのむすこの場合、「読みの方が大事だ!」と言う暗示をかけています。

まずは書くのではなく、読んでみる、読む、読める、文字の形を言語化して、記憶に留めることが成功することがあるので、問題が少ない10問漢字テスト程度であれば100点を取れることがあるみたいです。

ミチムラ式漢字カードでうまく行ったのはこんなところがあるのかもしれません。

でも、この作業ってむすこの中ではかなり負荷がかかっているみたいで、長続きは難しいです。

従って、100点取れるのはまれです。

それだけに、前回の50問テストで「72点」を取れたのは上出来だとぼくは考えています。

唱えて覚えよう | ミチムラ式漢字学習法 | オンラインショップ
読み書きが苦手な子どもが取り組みやすい「唱えて覚える」ミチムラ式漢字学習法の教材を販売するオンラインショップです

まとめ

そうは言っても、言語聴覚士や学校の先生等のそれぞれのプロフェッショナルに投げても、対応が充分かな?とは言えないと思います。

うちの場合は、漢字の書き取り以外に、そもそもインプット(読み)にも困難がありますので、この苦手により、知識や常識の幅がかなり狭いことは事実です。

本人はそれを払拭しようと、好きで得意な分野で一生懸命アピールしています。

そして勉強も、みんなに追いつこうとがんばりたいと言う気持ちが強くもっている子です。

お世話になっている方々のご指導を受けながら、せっかく取り戻した自信を無くさないように、今後2次障害につながることは絶対に避けるように、好きなことをやらせつつ、むすこに合った学びの方法を試行錯誤しながら続けていこうと思います。

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