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むすこの強敵となった小5「社会」。みなさんのご支援助かります。

社会のテスト
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先日、小5ディスレクシアなむすこと一緒に、みずほ銀行がシステム障害を起こした件の社内処分のニュースを見ていた時、敏感に反応しました。

エラー|NHK NEWS WEB
みずほFG:システム障害特別調査委員会の調査報告書の受領について
2021年6月15日付のニュースリリース「システム障害特別調査委員会の調査報告書の受領について」を掲載しています。

「おとうちゃん、「システム」って?」

ぼくが、フォートナイトのコンピュータシステムが止まるとゲームできなくなるでしょと例え話を入れながら、銀行の機能が止まると大変なことが起こるんだ云々。。。と説明すると。

「へー」と言うむすこ。

本当は「システム」に反応したのではなく、その後に付く「障害」の方に反応したのです。

「学習障害」、「発達障害」、「身体障害」、「知的障害」、「システム障害」

語彙力がまだまだ普通よりは劣っている彼には、「障害」と付くだけで同列と反応したみたいです。

今回の障害は「銀行」の話。

あってはならない事だけど、システムが存在する以上避けられないのが障害です。

不可抗力で起きる時がありますが、何とか被害を最小限に防がないといけないのはやはりマンパワーでの対応です。

むすこにあたるのはシステムとは違い「学習障害」ですが、特性を最大限に生かしていくのはやはりマンパワーが必要なのか?

放っておくわけにはいかないのは間違いないと考えています。

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大嫌いな社会

小5になって嫌いな教科ワースト1位に急降下してしまった「社会」。

小5ディスレクシアむすこ。新たな強敵「社会」。
小5から学校の勉強で高度になるのは、社会もそうでありました。こんなこと小学校で習ったっけ??

5年生になってからの社会のテストは、20点台、30点台、、、、、、

もう散々です。全く分かっていないことが明らかになりました。

確かに最初の内容は「世界の地理」の単元で、緯度や軽度から気候等、実はぼくも正確には覚えていない内容でした。

でも、初っ端から覚えることがてんこ盛りで、自分では整理がつかず、手に負えないものが目の前につきつけられて社会に関しては完全に自信を無くしてしまいました。

今、社会の先生は担任の先生では無く、別の年配の先生が担当です。

そんなむすこの実情をご存じの担任の先生と社会担当の先生は、自信を無くしてしまったのがとても心配になったそうで、ことある毎に、その対策、むすこの特性等々、ぼくと話をしてきました。

「日本の国土」の単元に変わって

前回までの「世界の地理」から変わって、現在の社会の授業やテストは、グラフ、図、写真を見て、日本の地域の現状を答える問題が多くなっています。

そのようなグラフ等がゴチャゴチャ並んでいるだけで、むすこは紙面全体を見て大雑把に(なんか画が書いてあるな)ぐらいの雰囲気で判断してしまいます。

大事な事はグラフの数字等に書いてあるのに自分ではその具体的な数字の読み取りが難しく、苦手です。

その数字等を見ないといけないことは、授業でやっているので分かっています。
更に、問題文も読んで理解しないといけません、それでもって、その問題文の意図から解答に結び付けることにはかなり時間を要しますし、非常に疲れる作業です。

担当の先生もがんばっているのに中々先に進めないむすこ不憫に感じてしまっていて、どうすればわかってくれるのか?悩んでいたそうです。

そこで、ぼくの方から、その事も担任の先生を通して、担当の先生に特性をお伝えしていただきました。

それから、社会担当の先生はむすこの近くでさりげなくなるべく授業をしていただき、わからない顔をしていると要点を個別に教示したり、不必要な部分を隠すなりして、できるだけシンプルな状態で理解が進むように工夫をしてくれたそうです。

そうして、先日。むすこのランドセルから発掘された社会のテストが2枚出てきました。

それなりに頑張った点数だと思います。

社会のテストです。
前回の倍以上の点数でした。

担任の先生が、「社会、全然理解できないみたいです~」と嘆きのお話しを聞いてから1週間。

今回もまた20点台、30点台赤点ギリギリぐらいが良いところかと思ったら、これでした。

期待できないと思っていただけに、この点数を取って来てもらってビックリです。

87点の方なんか「OK」って書いてあるし。

当の本人に「よくできたね~」と言ってあげましたが、「そう?」。。。。。

クールにかわされてしまいました。

先生のご指導のおかげで少し見えるようになってきたかな?

実は、この2枚のテスト、両方とも最後の設問まで到達できなかったみたいで、それが出来ていませんでした。

ほとんどその分の減点です。

がんばり過ぎて、疲れたね。

これでいいよ。問題無し。

次は、逆の設問からやっていくとおもしろいかも。

そんなことしたら、先に疲れちゃうかな。

ぼくは、頭がフレッシュなうちにと思って配点の高そうな問題から片づけるのが好きだったけどな。

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まとめ

むすこが、社会のテストで今までより点数が良くなったことを記述しました。

今回は、日本の風土に関する問題でしたので、何となく雰囲気でわかったものも多かったのが点数が良かったというのもあるでしょう。

ぼくがこのテストを見た感想ですが、前回までの世界の地理に比べて、注意深く問題を読めて、教科書を少し見直していけば点数は取れそうな問題ばかりです。

それだけに他のともだちはもっと点数はよかったのでしょう。

そのあたりから本人は満足していないのかな?と思われます。

ぼくは、点数もそうですが、情報量がびっしり掲載されている今回のテストで半分以上理解できて問題に取り組めたと言う事がうれしい点です。

これは、担当の先生のおかげです。

これからも、文書を読み取る力が伸びていけばいいなと思います。

紙面上に書いてあることについて、学校のテストばかりでなく、仕事上のレジュメ、取り扱い説明書、家具の組立説明書等、情報をびっしり書いて逆に分かりにくくしてしまうのが日本の文化だと思います。

書いておかないと、後で言われると怖いと言うのがあるのかもしれません。

多様性と言われながら、誰でもわかるような文書を提示することから、全く脱却できないのはこんなところから改めないといけないと思うんですけど、そう簡単にはいきません。文化なので。

イケアの家具組立書みたいに、多言語対応でどこの母語の人でも理解できるように、ほとんど画で説明してしまうと、逆に「不親切!よくわからん!」と言うのが日本人です。(その逆もある)

そんな日本文化が染みついたテストや説明書等の内容を全部理解する必要ないものばかりですが、大項目、中項目ぐらいまでは、読み取り、自分に必要なところを理解できるようにして将来に備えてもらいたいと願っています。

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