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【小学校】ともだちから合理的配慮をもらうむすこ

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先日、学校公開に行きました。

小6むすこ、小3むすめともに、国語。

それぞれ、ことばの勉強をしておりました。

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小6むすこは熟語の勉強

クラス全体で助け合い??

2文字熟語と3文字熟語を作りましょうと言う課題です。

進学塾等に行っている子は、知識として覚えているので簡単です。

例えば、、、こんな問題。

2文字熟語で、上の漢字と下の漢字の同じ意味を持つものを作りましょう。

答えは、、「温暖」「生産」「道路」「豊富」などなど。。。

読みに負担を感じるむすこには難問だと思います。

そもそも活字を読むことが苦手なために、語彙が圧倒的に不足していることで、想起することが難しい。

問題の意味が自分で読んで分かってくれているのか?と言うのも疑問に思います。

授業を見ていて「あ~、やべーな。この課題は」と思いました。

そう思って時です。早目に自分の課題をやり終えた何人かのともだちがむすこの机を取り囲みました。

「え~?!!」

しかも、ひとり背が高い子は座り込みました。

一番前がむすこの席なので、後ろで見学していたぼくには聞こえませんでしたが、どうやらみんなで教え合っているようです。

「なに?なに???」

そんな、むすこの席の様子を先生は黙認しているようです。

すごいぞ、こいつら、みんなでむすこに勉強おしえてやっているのか??

むすこも、みんなが来てくれて「うんうん」頷きながらうれしそうです。

そして、出来た人が発表。

むすこも、完成したものを発表していました。

聞いて見ると、教えてくれたともだちは答えを教えてくれたのではなく、問題の意味を確認してくれたそうです。

答えは自分でちゃんと考えたものらしいです。

それにしても、みんなありがたいよ。

むすこの「LD」と言うのはもちろん、みんな知らないでしょうが、むすこの不得意分野が分かっているようです。

なんだか、ともだち同士で合理的配慮をしてくれているようで、何だか感動してしまいました。

隣で一緒に見ていた、保育園時代のおともだち(女の子)のお母さんが、

「すごね、むすこくん。相変わらず人気者ですね。あのまま、変わらないでいて欲しいな~」

なんて言ってくれてました。

先生にごあいさつ

授業が終わった後に、担任の先生には、おととい会ったばかりですが、ごあいさつがてら、就学相談の日はお休みをすることお伝えに行きました。

「前にも言いましたが、社会に出るための人としての資質は十分に持っているような子ですね。さっきもみんなが教えに来てましたが、こんな事はむすこくんしか見た事無いですよ。ともだちが多いし、これからも心配ないですね。」と学習面は除いて大変ありがたいことを言っていただきました。

最後には「本当に、がんばってますよ。家に帰ったらいっぱい褒めてあげてください。」とも付け加えてくれました。

見えない部分で本当にがんばってるもんなー、、、その気持ちは忘れてはいけないと思いました。

挙手イメージ

そうか~、自分の不得意な事は他人やツールに任せてもいいもんな。

世の中全ての事を習得しようというのは土台無理だし。

いくら頭がよくて、全ての知識を覚えていたとしても、活用しなければ意味無いしね。

多分、これから色々な事を経験していけば、知識・学力というのは付いていくでしょう。

体が動くうちにはたくさん外での経験して、それを積み上げて頭から得た知識を一致させて欲しい。

そんな特性を活かした生き方ができるようにしてあげたいものです。

そんな事を思いながらむすめの教室へ降りていきました。

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小3むすめは「へん」と「つくり」のお勉強

むすめのクラスの授業もクイズ形式。

一例ではこうです。

きへん(木)が付く、漢字を5分でたくさん思い出そう!

これは簡単ですね、「林」「村」「校」「相」。。。。

狙いは、「へんは大まかな意味をあらわすよ」と言うのが分かって欲しい。そんな課題でした。

でも、小学校3年生の1学期までに習ったものと言われると、ちょっと難しいし限られます。

「〇APIXで習ったのでもいい?」とデカい声で、進学塾に通っている事を屈託なく明かしている子もいて微笑ましいです。

そんな授業を一番後ろから見ていました。

6年生に比べてみんな、体が小さい!かわいいです。

そんなかわいい背中の中でも一番前の先生の真ん前に座っていたむすめ。

むすめ自身が指定している席だそうです。後ろからは遠い遠い席です。

課題が出された時に「わかんねー」とみんな大騒ぎしていましたが、むすめが淡々と進めているのは見えました。

「はい、おしまーい、出来た人?」と先生。

むすめも静かに手を上げて発言していましたので、普通にできていたのだと思います。

こう言う課題はクイズみたいなものなので、好きと後で言っていました。

うちのむすめの場合は、WISC検査で言うと「知覚推理指標」突出してしまっているので、とにかく反復で書かせる課題が苦手です。

このように、わいわい楽しく出来る授業も取り入れてくださっているのは、ただ答えを覚えさせて、一人づつたずねて行くようなぼくの時代の授業からは変わっていると感じました。

授業の終わり近くに、ある女の子が「授業、時間が経つのが早くない?」と言っていたのが印象的でした。

先生自身は、淡々と進める方ですが、みんな自由に楽しめる授業だったんじゃないかなと思いました。

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まとめ

むすこ、むすめの授業双方とも、プリントを渡してその課題をやっていくというのは変わりませんが、

PC画面を電子黒板に写して、そこからクイズ形式で課題に取り組ませていく授業でした。

いまはこんなのが主流なんでしょうかね?

児童たちもワイワイ楽しく、記憶、思考力を試されるような課題をやっていました。

また、せっかくあるタブレットをフル活用できれば、最後に「ノート提出してねー」なんてのもなくなるんでしょうね。

えんぴつ書きをまだまだ大事にしたいと言う勢力がいるので、そこは現場でも避けられないのでしょう。

ただねー、むすめ「先生、ノートおうちに忘れました!」ってシレッと言ってて”おいおい!”でした。

この日は2教科しかないのに忘れたそうです。

やはり、何かが外れているむすめです。

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