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イメージと合致しないと中々高度な言葉や漢字が出てこないむすこです。
どんな方でもそうだと思うのですが、むすこを観察しているとそんな感じです。
個別指導の先生の言葉をお借りすると、「想起」させるのが苦手と言うことでしょうか。
今回は、ちょっと難しい感じを書けるようになったむすこの話です。ぼくの方もうれしくなったので、記述してみました。
ことばの覚え方について
うちのむすこのことば「想起」のイメージ
うちのむすこの場合、こんな感じでイメージと文字が結びついているようで、これがくっつかないと字になりません。
漢字の想起
例えば漢字。正確に組み合わせられれば良いのですが、辺は思い出せても、作りが違うものになっていたり、もちろん書き順や送り仮名は二の次です。
ですので、漢字を単体で覚えていくのはナンセンスな話で、熟語で覚えることさえ苦労します。短いフレーズでも、前後の言葉が結びつかなければ難しそうです。
ですので、その漢字や言葉を想起できるように、今後「ことば遊び」的な事をやっていかないとまずいのかなと言う思いでいます。
例えば、「熱い」「暑い」「厚い」。
これを単体で説明するのは大人でも面倒ですよね。これを理解することに苦労する外国人に教えるように説明しなくてはいけないと思います。根気よく。
練習の仕方
反復練習について
「間違えた漢字を3回書いて提出してください!」
先生から宿題として出てきていますが、むすこが全くやらないのはやだと言うので、お願いして1回にしてもらってます。
本音を言うと、書き取りの宿題は、むすこが壊れてしまいそうなのでやらせるつもりはありませんでした。
ただ、下のような1回勝負の書き取りテストはむすこには有効なのかなと思っています。
下に、ぼくも小学校時代に覚えるのが大変だと思った文字の例を掲載します。
時間を追うごとに「飛ばす」と言う字が少しずつ形になってきます。
「飛」は約1週間かかりました。毎日毎日同じ書き取りテストをやるのではなく、1日でも間隔を空けてやっていただくとイメージと定着がよさそうです。
今、学校でもそんなスタンスでやっていただいているので助かってます。
途中、「空を飛ぶんだよ」と言い始めたところで「にんべん、てくてく、たてぼう」と唱えたり、尻文字を駆使したら書くことができ始めました。
今では、得意になって「飛行機」と言う漢字を教えてくれます。
彼の自信になっているようで、こっちもうれしくなりました。
この記憶と言うか、想起が長く続いてくれればいいなあと一抹の不安はありますが、
次に出てきたときに忘れていても、頭から取り出すことは今ほど難しくないのかなあと思っています。
まとめ
むすこの文字を覚える特性が少しずつですが、わかってきたような気がします。
とりあえず、以下のことを留意しながらやっていこうと思います。
かつ、反復練習は避けることで、自己の肯定感を下げないようにいっしょにやっていきたいと思います。
用例を使った「イメージ」は本を読めないむすこには自主的に行うにしては、至難なことだと思います。用例でイメージさせる方法は何かないか?これから探ってみようと思います。
追記
追記:2020年9月28日
この記述を見て、間違いなく改善している!と思える。漢字テスト。
今のところ、時間が無くて書けなかったところを除けば、何かしらイメージできたものは書いています。
書く事に関しての想起の改善は見られるようです。
ただ、話す方の想起は難しい時があるようで、
相変わらず「えーっと?あれ、あれあれ、何だっけエ?」と話す事が多いです。
書く事と話す事の想起は違う?
そう思わざるを得ません。今度個別指導の先生にお聞きしてみようと違います・
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