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「総合」の授業が好きなその効果

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小6むすこは、毎年好きな教科を教えてくれます。

去年の5年時は、中休み、体育、給食。。。。等、親から見ると悲しくなるほど主要教科がランクインしませんでした。教科じゃないものが上位を占めてしまっていて。

低学年の頃は「算数!」とかランクインしていたのですが、今や親の顔色をうかがう事の無い内容で、苦笑せざるを言えません。

今年は、新年度が始まって2,3週間経ってのむすこのランキングは以下です。

3位 総合(自分で課題を考えて、発表するのが良いとのこと)

2位 道徳(話・内容がおもしろい。)

1位 体育(得意だから!)

おうおう!きちんと理由を言うのもむすこ流。

そう聞くと、なんだか主要教科じゃなくても良いかな。

いちお、授業としてやるものですしね。

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「総合的な学習の時間」(総合)とは?(むすこの話です)

発表する子

「総合」と言うのは、おとうちゃんの頃は無かったので何をするのか想像が付かないので聞いて見ると、ICTの事やら、今度泊りがけで行く校外教室等でどう過ごすか?何をするのか?色んな課題を自分たちで課題を考えて議論して作り上げて行くそんな授業をしているそうです。

座学で、授業を聞くのが辛いので、こんな自分参加型の授業はとても楽しいようです。

ぼくは、そんな授業はこれからとても大事なんじゃないかと思います。

大騒ぎだろうから、先生大変だろうけど。。。。

総合的な学習の時間 - Wikipedia
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総合の授業の効果

総合だけではなく、国語等の主要教科でも議論をするような授業が増えてきているようです。

4年生ぐらいからでしょうか?3年生ぐらいから?

このような、学級会的な授業をされると「知識の補充が遅れる」等心配される点もあるかもしれません。

総合のような発表主体の授業の進め方が嫌いな子もいるのも間違いないかと思います。

でも、なぜかむすこは好きなようです。

「よく発言して、おもしろいことを言う」と言う評価を先生や他の児童から4年生ぐらいから聞いたりします。

積極的に発言していると言う事はこのような形態の授業は本当に好きなのでしょう。

色々な事が客観的に見れてきた?

このような授業を今まで進めていただいてきて、自分と他を切り離して見れてきたようになってきました。

要するに、他者を客観視して、且つ色んな意見を通じて自分を認知している「メタ認知能力」が出来て来たようなそんな感じです

サッカーをしている時でも「グラウンドの上から見て動く」と言うむすこです。

なんだかオカルト的ですが、教室内でも、自分の中で展開できる授業であれば遠くからクラスメートを見ていて、誰が何を考えているのかはわからなくても、感情ぐらいは見ている事ができていてそれを瞬時に自分を肯定しているのか?対立しているのか?そんな判断をしているみたいです。

また、「おもいやりがある」「やさしい」と言うことも多くの評価としていただいています。

冷静に他人や自分を見つめて、議論をスムーズに進めてまとめるようなことも聞きますので、人間関係を良好に保ちつつ、いつの間にか話をまとめるのがうまい子なんじゃないかな?と思っています。

他を客観視してきた効果

議論的な授業をやっていく上で、不得意なものも、客観的に少しづつ見れてきています。

例えば、漢字。

低学年の頃の、「オリジナル漢字」、「マスからはみ出る」、「読めない文字」があって、「読めない・書けない」の連発で「どうしよう~」と親としては心配していました。

まだ、読み・意味の捉え方は不完全ですが、書かせると読める字を書けるようになったし、目に見えるディスレクシアと言うのは無くなりました。

6年生になってから、漢字書き取りも花丸をもらってくるようになりました。

文字と言うのをがむしゃらに自分のものにしようと焦りが逆効果を生んでいたいたものがなくなったような感じがします。

自分を客観視することにより、文字も同様に客観視するようになって冷静に脳が働き手が動いているようです。

自分や他人を客観視することによって、色々なものを冷めた目(冷静)でみるようになりました。

例えば、この間買いに行ったサッカーシューズの色・形にはこだわらずに自分に合ったものを選んだり、「フォートナイト」の課金は必要な時しか要らないと言い出したりしたこともそうです。

サッカーシューズ買いに行きました。親と行くのが恥ずかしくなってきたようなむすこ。
サッカーシューズを春休みに買いに行きましたが、実用重視になってきました。あと、ちょっと親と出かけるのが恥ずかしくなってきたのかな~
【フォートナイト】「もう課金はしない!」むすこ
段々変わってくるものです。本当かわかりませんが、フォートナイトは「もう課金しない!」と言っております。

将来の職業についても「アルバイトを色々してみて考える」等言ってきたりして、お金稼ぎについても具体的な方針を語るようになりました。

地に足をつけるような発言も見られるようになってきました。日常の生活でぼくがあれこれ言う事はやめおります。

国語の読解問題テストでも自分で思った事をたくさんかけるようになったのも、今までよりも文章を遠くから見る事が出来るようになって、文字への解像度が彼なりに上がってきたのかもしれないと思います。

親があれこれディスレクシア対策をしてきましたが、何がどう作用するかわからないですね。

「総合」の授業だって他への作用をする場合だってあるのです。

おとなの理解と我慢が大事だと思います。

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まとめ

むすこが「総合」の授業が好きだということを言っていたので、それについて気付いた事を記述しました。

「総合」を通じて「メタ認知」が向上してきたのは間違いないと思います。

それによって、自分なりの「メタ言語能力」がいつの間に発達してきました。

昔は良くしりとりしましたけど、最近は回文や英語(でたらめが多いですが)です。

みんなとよく話をすることや、自らことば遊びをすることは、幼児の頃そうだったように、決して悪いことではありません。

周りのおとなの話を聞いてて自分なりに訂正できればいいだけです。

動画の字幕(使い方はあんまり良いと思えないけど「tiktok」や「Youtube」)でも、彼の中でことば整理ができて、その良し悪しの分別が進んでいるのだなと感じる今日この頃です。

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