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お盆に、信州の涼しい高原にいったのは先日ブログに記述した通りです。
いちお、外泊の塩分濃度が気になりましたので、宿の厨房の支配人に電話で食事の「成分表、特に塩分わかりますか?」と聞いたのですが、「ご自分でご判断いただけますか?」と言うお返事。
んじゃあ、自分の舌を試すかと言う事にしました。
信州と言うと、土地柄比較的塩分多めの食材が多い事が有名です。それに伴い高血圧の同志が多いそうです。
詳細はわかりませんが、長野県が先導だって「高血圧推進事業」を始めて、各自治体で高血圧対策を始めているなんてことをテレビかラジオで聞いたことがあります。
それだけ対策を立ててるところなので、「塩分対策はそれ程問題無いでしょう」なんて甘い考えを持って行きました。
そんな中、絶対やめた方が良いと誓ったのは、「野沢菜」と塩分じゃないけど「お酒」。
野沢菜は試しにちょっと舐めてみましたが、減塩生活に慣れてきている舌は即反応しました。
代わりにむすこの食べてもらいました。
その他のコース料理や、松花堂弁当等はしっかり全部いただきました。
もちろん、お刺身やお魚にドバドバ醤油をかけたり、揚げ物にソースをドバーとかけたりはしません。
あ、あとサラダもドレッシング無しです。
全て、素材の味を楽しませていただきました(笑)
ドレッシングや醤油なしでも十分いける
その時思ったのは、醤油などの調味料をお好みでかけなくても十分食べられたし、美味しいと思いました。
と言う事は。。。。。
調理の事は詳しくは判別できませんが、生もの以外は味を十分に調えているということだと思いました。
味を調えると言うと、高血圧の原因になる「食塩」(塩化ナトリウム:NaCl)も使っているはずです。
一般的には、食塩を使う事は別に悪い事で無いし犯罪でもありません、むしろおいしい食事を作るには欠かせないものであります。
しかしながら、高血圧抑制をしている同志にとっては、生死を分ける問題になるのも事実です。
和食は塩分多いよ
日本人の場合、一般的に和食は「食塩」で味を調えるのが常道です。
どうしても塩分が多いものが食事が多くなっています。
大昔のように、塩分ミネラルを摂る方法が乏しい時代はそれでよかったかもしれませんが、今は塩分が含まれている食材が普通にあって(例えば、たまご、牛乳・バター等の乳製品等)、それに味付け用の塩分、それと干物等の保存食がプラスされて過剰に摂取されてしまっていたのだろうと、自分の反省として思うところです。
過去の塩分摂取量
実際に、脳梗塞前の食事の塩分摂取量をシミュレートしてみました。
ぼくは焼き魚等が大好きで、サンマの塩焼きなんかはこれからの季節とても楽しみです。
魚は塩を付けて焼いて、大根おろしと一緒に、どばーっと減塩でないお醤油をかけて、頭と背骨としっぽしか残らないぐらいきれいに食べるのが大好きです。
これに、冷ややっことみそ汁。。。。
これだけで計算すると一食だけで塩分は軽く5g行っちゃいます。
それだけでなく、朝、昼と和食のオンパレードで攻めると、1日10~12gは行っていたシミュレーションとなりました。
現在は、管理栄養士から「1日塩分は6g以内ですよ!!」ときつく言われました。
その倍近くの食塩を無頓着に摂っていたと思うと、恐ろしい。
そりゃ、血圧の薬飲んだって血圧が正常になるわけありません。
高血圧でなければ良いのですが、遅かれ早かれ、脳卒中は起こっていたことでしょう。
高齢者になる前の体力があった時期になっただけ不幸中の幸いだったかもしれません。
ホテル等での食事の結果
そんな食事スタイルでお盆を過ごした結果がこの血圧の変動です。
このグラフを見ると、丁度出かけた時のお盆あたりから血圧が上がり、規定値(上は135,下は85以上)を超えています。以前のように150を超える事はありませんが、外食で塩分に気を遣っていない食事を摂ると規定値を超えるようです。
しかも、落ち着いてくるまで、旅行から帰って来てから1週間程度かかっています。
下の血圧はまだ規定値を僅かですが越えています。
この程度でしたらそれほど、一喜一憂する必要は無いと思いますが、大病をした後だけに気になるところです。
(気にすることがストレスになって、またそれが高血圧の原因になる可能性はあります。)
旅行中に脳卒中になる方が多いということを聞いたことがあります。
注意しないといけませんね。
長時間の飛行機なんてトイレ我慢するあまり水分摂らないと脱水症状にもなりますしね。
まとめ
旅行時の美味しい食事で、少し血圧が上がったことと、落ち着くまでに1週間は掛かることを記述しました。
減塩メニュー等が選べるところが増えればいいなぁと思ってしまいました。
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