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中2の息子の期末テストは早いです。例年、6月には終わってしまいます。
期末テストというと、1学期の総まとめ的な範囲のイメージがありますが、息子の中学校では学校行事の一つとして、ただ試験というノルマをこなしているように感じます。
僕の時代の「定期試験」といえば、先生ばかりか親までもが本人以上に盛り上がって、思春期真っ盛りの僕たちには「うざくて」仕方なかったのですが、息子の場合は静かに試験前準備期間が始まり、「あら?もう試験?」とあっさり始まってあっさり終わってしまいます。
もちろん、試験対策的な指導はしてくれていて、勉強スケジュールのフォーマットを先生が作ってくれます。試験2週間前にそのガントチャートのようなフォーマットを渡され、「この日は何を勉強する」とか「達成したかどうか?」のグラフなんかも書かせています。
まるで会社か組織のプロジェクト管理のようなものを、息子ががんばって作っているわけです。
ここで親が口を出すと何もならないので、何も言いません。しかし、何かをこなすためにはどんな準備・計画・見通しが必要か、自分の状況を知って実践することを学んでいるのです。これまで何も考えずにいたかもしれませんが、今後の人生に役立つことを学んでいるわけです。
そんな息子、期末テストの準備を本人なりにやっているようです。どこまでできるかわかりませんが、この自己判断でのさじ加減がどこまで通用するか、数値で示される大事な行事として考えるようにしています。
紙に書かなくても、スポーツをやる時の自己管理にもつながることだと思います。それに息子も気づいてくれればと思います。
さて、試験が終わったら校外学習に出かけるそうです。5、6人の班に分かれて、その班で決めた場所にお小遣いを持って決めた場所に行って何かを見て、お昼ごはんを食べるために大都会東京に放たれるようです。
行く場所は禁止されているところ(例えば歌舞伎町など)以外は自由だそうです。そんな行事を行うにしても、彼らなりのプロジェクト管理術が試されるわけかもしれません。
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