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中学入学して読み負担軽減しているだろうか?

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中1むすこ。先日ぼくの「現代文」が苦手だった話を記述しました。

ぼくの話なんてどうでも良いですね。

中1むすこと国語、漢字の勉強をしました。小学校で一緒にやってきたことは無駄になってないようです。ミチムラ式漢字カードも入手しました。
中1むすこと国語のお勉強。一緒にがんばっていこう!

さて、むすこ。親の過去等、そんな事は気にせず教科書を読んでくれています。

小学生の頃に比べて、がんばらなくても良いのにがんばって読み上げてくれます。

読んでいて癇癪気味、過呼吸になることも無くなってきました。

今まで、ペンタッチの読み上げに頼っていたことも多かったのですが「使う?」と聞いても「いや要らない、自分でやる。」と言います。

2023.04.17記述
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国語教科書の音読にスムーズさが出て来たかなー?

ペンでタッチする音声教材

短い文ならOKかも

むすこの教科書音読を聞いていた印象ですが、まだまだ長文は難しいキツイようです。相当疲れています。一気に読めるのが100文字~200文字程度。

ただ、その文字数程度ならスムーズさが増してきました。

行を飛ばしてしまったり詰まったりすることが、無いわけではありませんが確実に減ってきました。

短い文章を教室で音読させられたりしても、これなら誰も気付かないでしょう。

教室で習った文章ですが、意味も取れてる。

自分で決めた分を読んでくれた後に「意味は分かってる?」と内容を聞いてみると、自分のことばで答えてくれます。

おー!!!

学校で出来る限り先生の話を聞いていてくれているのもありますが、読解問題が結構な確率であってるのはきちんと内容を理解しているからでしょう。

言語化の自動化はまだまだかもね

問題点と言えば問題点は、たまに語尾を自分で言いやすいように言い換えて(話し言葉などに)しまいます。

また、漢字の音訓読みの迷いが出てしまうことがあります。

頭のなかで、文字面と音を一致させようとしているのは相変わらずで、文章を読んでいて疲れる原因となっていると思います。

言語化の自動化がまだまだ成熟しきってないからでしょう。

ただ、その点の指摘の仕方にも気を遣います。

本人も間違えたところをわかっていて、一生懸命だからです。

一生懸命考えているところをわざわざ指摘するのは、本人のモチベーションに影響します。

解答を急がず、音を上げてしまった時に助け船を出すことが大事なのかと思います。

そんなむすこですが苦手なものに一生懸命取り組んでくれるむすこを見ると本当に涙が出そうになります。

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中学生になって取り巻く環境に文字情報が溢れてきています。

LINEは必須アイテム

前段のものは、教室で学習してきているものですので、ある程度は文字面の言語化が大変でも意味はよみとれるのかと思います。

中学生になって、文字情報が溢れてきて苦労している場面もあります。

例えば、SNS。特にLNEです。

ともだちからの連絡、サッカークラブのコーチからはLINEのタイムラインでメッセージが届きます。

要件だけで簡潔なものであれば、瞬間的に理解は可能になったようですが、たまに余計な情報が混じっていて読むのが面倒な時があるようです。

「おとうちゃん、これどういう意味?」

「おとうちゃん、これなんて読む?」

聞いてくることがしばしばあります。

SNSでは、慣れている人ほど、ことばが足りなくてよくわからなくて、どーとでも取れることを言ってくる方はかなりいます。そんな場合、おとなでも「これ、どういう意味なんだ?」と聞き返すことがあります。

便利さ故で手軽に発信できるものだからだと思います。

しかしながらそう言うレベルではないし、中学生相手なので決して難しいことを言っているのではありません。

文字を読んだり打ったりするのがめんどくさくて、直ぐ電話しちゃうことがなくなりました。

むすこも、分かる部分はわかっているけど、難しい漢字に変換されていたり、読むのが疲れちゃってもうそこの難しい文字で書いてあることを読むのが面倒になったので聞いて来る。

そんな感じです。

まぁ、ついこの間までLINEのタイムラインで文を打つのがめんどうで、直ぐに電話したり、スタンプでやり繰りしていたむすこだったのですが、辛抱強く読んで返事をするようになりました。

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これまでやってきたことで無駄な事は何もない。

文字の想起

ディスレクシアで読みが苦手なんてのは可視化ができませんので、twitterやブログで表現できないのが歯がゆい点です。

映像や音声にすればいいじゃんとも思いますが、それは諸般の事情で難しいのですみません。

昨年度までの語彙の積み上げは、特にことばの想起をスムーズにしていく訓練はとても役に立っていると思います。

想起の問題は、ST先生監修のもとでしたが、難しいことはやっていません。

日常生活の中でやりました。

例えば、しりとり、周囲にあふれるありふれたものの色や形などを改めて質問する。クロスワード、イメージとことばの線つなぎなどなど。。。。

これのおかげでだいぶことばの想起を広げる事ができたと感じます。

また、イメージをぶつ切りで想起するのではなく深く、修飾をつけられるようにすることも大事です。

「この部屋の天井は低いね~ 天井が低い部屋だ!」等、聞く人が具体的にわかりやすく聞けるようにする、そんな事です。

他人にイメージを伝える、気を遣う訓練にもなりますね。

ただ、特性なのでついついぶつ切りのことばで済ませてしまうことは今でも多く見られます。

思春期なので、ことばがぶっきらぼうになってしまうこともあるのですが。。。

脳への刺激:触るグリフ

そして、そんなことばの想起のお勉強の他に、取り入れたのが脳への刺激です。

自分が、脳梗塞麻痺を昨年やってしまいました。その時壊れてしまったニューロンネットワークは迂回させることで復活できるということを身を持って体験しました。

ディスレクシアだけじゃありませんが、脳梗塞麻痺と同様に、脳特性のある子でもやれる脳神経のネットワークを刺激して作ることが可能であれば、出来ない事も改善できるんじゃないかと考えました。

そこで、購入したのが「触りグリフ」と言う教材です。

ぼくとしては、むすこの読みの効果が上がってきたのはこの教材のおかげであるとも考えています。

ニューロンネットワークが新たに構築されていったかはわかりませんが、文字の凹凸で神経が刺激され発声がスムーズにできてきたと感じる部分があります。

上記のように教材だけのおかげではありませんが、この相乗的な効果はむすこにはかなりあったと考えています。

もちろん、むすこの見えない努力もかなりありました。

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これからは自分で考える・自分から行動することを大事にする。

さて、中学生も初の定期テストも終了しました。

初のテストでは、失敗したこともありますし、良くやれた部分もありました。

ぼくは、親の介入だけではどうしても足りないものがあると思っています。

それは、自分で考え、行動することです。

スポーツマンですので、幸い自分で判断して行動するのは好きな方です。

自分の思考を信じて、自分を見つめ直してもらいたいのです。

その為には、ぼくもつい手をかけてしまう、過保護、過干渉にも注意していこうと思います。

放っておくわけではありませんが、できるだけ自分で考えてやるべき事は何か?わからない場合は周りに聞くなどして、自分がやりたいことを実現できるようにやって行ってもらいたいと思います。

触るグリフ(サワルグリフ) - ディスレクシア(読み書き障害)の治療プログラム|触るグリフ
触るグリフは「視ながら触れて,音読する」触読学習プログラムです。段階的かつ系統的に文字の形から綴りへと触読学習を行います。教材を利用してご自宅でも実施できます。 近年の生理学研究では「見ながら触れる」学習が

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