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面積と体積

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小5むすこ。

小4の時のわり算のひっ算そのものが見えずらく、計算の繰り上がりのメモとか、ゴチャゴチャ感があってすっかり嫌いなものの一つになってしまいました。

計算自体が出来ない訳では無いので、もう少し桁を揃えて書くことができれば何とかなりそうですが、その何とかなりそうな一歩がうまくいきません。

やはり、計算機が必要だなと思うんですが、本人は「いや!計算機は使わない!」と意地を張ってやっています。

いやいや、「計算の細かい計算が不得意なら、算数の考え方を大事にして行く方がいいよ」と言っても、目の前のものを克服する気持ちが強くて今は言う事を聞いてくれない。

そのやる気は買ってあげよう。

で、そのわり算のゴチャゴチャ感は忘れてもらって、フレッシュな頭で5年生に入ってもらいたいと願うところです。
そして、学校では今「面積の復習→体積の問題」に入ったのですが、どうもその復習が余計でcmの右上につく、2と3の使い方が超適当。

面積なのに3を付けたり、体積なのに2をつけてあべこべだったり、単位すら書かない時もある。

テスト・プリントで全部「値」があっていても単位が無いから半分減点。

やり直しで指摘すると、「あ!そうだ!」と知ってはいる様子。

これは、学習障害としての症状なのか?それとも不注意なのか?それともあれなのか?

よくわかりませんが$㎠$と$㎤$の区別が最後の最後に区別が付かなくなっているご様子です。

面積の復習から入るのではなく、全く別ものとして体積を教えて行く方がむすこには良かったのではと思うのですが後の祭りです。

それで、この新しい単元の体積を体感して楽しく入ってもらった方が良いかと思って立方体の木くずを買ってきました。

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立方体の計算

むすこと学校の計算ドリルをやっていた時です。

ぼく(父):「1cm四方の立方体の体積はいくつですか?」

むすこ :「3!」

ぼ  く:「なに?今なんて言った?」

むすこ :「あー違った、えーっと1りっぽうせんちめーとる!」

ぼ  く:「正解」

それで、「じゃあ、ここに答え書きな」と言いながら、ドリルの答え欄を指さすと

答え欄になんと「1$㎠$」と記します。

「読んでみて」と言うと、「いちりっぽうせんちめーとる!」

(うううう、まじかぁ、、)完全に書いた単位と頭の中にある単位が一致していません。

もう、ドリルの答え欄も音声入力にしてくれと言いたくなってしまいました。

体積のお勉強。形をよく見る。

紙の上で平面上で教えても、理解が遅いむすこです。

そこで用意したのが、立方体の木片(100円ショップ ダイソーで購入)

ダイソーで買ってきた立方体の木片

この1個を1辺=1cm(実際は3cm)の立方体と見立てて、体積と言うのを実感させました。

これ32個用意しましたが、いくつか抜き取ってあらゆる形にして全部で体積はどれぐらいになるか一緒に見て行きました。

むすこの場合、縦に積み上げた場合や横に積み上げた場合、全く違う形に見えるようです。

ゆっくり計算をしてみるとわかると思うのですが、積み上げ方が違うと他の特殊な計算をしないといけないと言う先入観が出てきて、勝手にめんどくさくなって手を付けなくなるようでした。

そこで、「違うんだ、同じ大きさのビルが横になったか、縦になったかだけで変わらないんだ」と形を素直に見てもらえるように2種の置き方で教えました。

そして「計算してみようか」と一緒に計算しました。

そしたら「あ!同じだ!!」と合点が行ったご様子。

むすこは体積の事は初めてです。初めて体験するものには物怖じしてしまうところがあります。

大したことなんか何もないと、意識してもらえればいつもやっているサッカーのようにうまくやれるような気がするのですが、、、、頭の中でゴチャゴチャになるからそれは無理な要求か?

とりあえず、分からない時は一緒にやっていこうと思います。

cmの右肩の3と言う数字の事

そして、最後に$㎤$の右肩の3と言う数字。

同じようにべき乗の時に書く位置と一緒のべき指数の指数とは違うのですが、

「3辺を掛けるから3が付くんだよ」と教えておきました。

「面積は2辺を掛けるから2だよ、だから2と3を間違えると全然違うものになっちゃうでしょ」と言うと

「あ、そうか?」とわかったような返事をしていました。

将来、「べき乗」のことや三角関数や微積の指数、対数のlog等を習う時に、またゴチャゴチャになることが予想されます。

その時は、どう教えようか。。。。「先生に聞け」って言っちゃうかも。

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お風呂でも体積の話題

むすこと一緒にお風呂に入っていて、「おとうちゃんの体積もこれで測れるよ」と湯船に浸かった時と出た時の水嵩の位置を指摘してみました。よくやりますよね。

これが、ハマって自分でも出たり入ったり、ぼくといっしょだったらどうだ?とか色々やらされました。

このように、「1辺が分からないものでも、お水とかでも測れるよ」と言う事が分かって面白がっています。

2,3日経ちましたが、未だに何回も何回も湯船を出たり入ったりしています。

何か気付いたことがあればいいなあ

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まとめ

小5の最初の単元の、「整数と小数点」の問題は得意みたいでドリルを何回かやっていくうちに、わかるようになってくれました。

これも、世界地図を見せながら行きたいところを物差しで測って、地図の縮尺を掛けて「これぐらいの距離!」(ほとんどがcm イランへの距離もcmで出しました。途方もない数字です。)。

教科書や宿題ドリル・テストを見てその範囲を逸脱しないように、これまで経験したことに置き換えて実践的に伝えていくことが自分のむすこには一番いいのかな?と思っていました。

「わからない~」と言ってくれる時の方が実は一番チャンスなのかもしれないですね。

計算が出来ない時は、電卓等の道具を活用して負担を軽減させる方向にも持っていかないといけませんね。

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