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汚れの話なので、ほぼ字面だけで失礼します。
2021年3月にななめドラム洗濯乾燥機を購入しました。
以前上記のブログでも紹介させていただきました。
それ以来、夜の間に洗濯乾燥をする生活になり、洗濯物を寒い中に外で干さなくてよくなったり、疲れて外出から帰って来て洗濯物を取り込んで畳む生活がほぼ無くなり、大変便利で文明の利器は使うべきだとすっかりななめドラム洗濯乾燥機に依存する生活をしておりました。
朝起きて一番最初にするのが洗濯物を畳むことなんですが、これがホカホカふわふわで幸せを感じていたのであります。
しかし、大型家電と言っても、消耗品です。耐久消費財には変わりはしません。
使用している間に、不具合や劣化が進むものです。
はじめて、不具合にあたりました。
去年の秋ぐらいから、乾燥機の渇きが悪くなってきたことです。
「少し、洗濯物が多いのかな?」と思って、適正な量にしても、バスタオル等、特に綿で出来ているもの以前のふわふわ感はありません。
びしょびしょな訳ではありませんが、干して乾かしていました。
そのうち洗濯物どころか、乾燥後にもかかわらずフィルターや洗濯機の蓋にも水滴がつくようになってきました。
「う~ん、、、これでは洗濯乾燥機の意味があるのかないのか??買った時の説明通りに、乾燥フィルターだって排水フィルターだって毎日あらってるべ。。。。」
PanasonicのFAQを見ても「お前が悪い」的な答えしかないしな・・・
そこで、ググ検索してみると、どうやら「ヒートポンプユニットの蒸発器(エバポレータ)が汚れているから」と言う理由に辿りつきました。
エバポレータはどこにある?
アクセス悪い
本体の蓋(ネジ12個あります)を「エイっ」とはずして、乾燥フィルター付近にエバポレーターがあるとあたりをつけて探してみました。
エバポレーターは、ラジエターグリルで蓋を外せば見つかると思ったのですが、甘かったです。
見つかりません。
仕方ないので、乾燥フィルター付近のネジを更に外して、乾燥フィルターの枠を少し持ち上げてまた「エイっ」と外して見ました。
見事に乾燥フィルターが外れて、決して広くない入口から、汚れにまみれたエバポレーターを見る事ができました。
「うわー、きたねー」この蒸発器には水分で泥のようになったほこりがこびりついていたのであります。
しかし、こんな大事な機械なのにこんなに蓋を外して掃除をしないといけないなんて、もう少し考えて欲しいものです。
エバポレーターの掃除
ラジエターグリルなので、薄い金属フィンで出来ています。
エアコンの室外機のラジエターを思い浮かべてください。
あのように薄いアルミで結構デリケートなものです。
あまり大きくなく暗い入口から手を突っ込んでこびりついた汚れを取り除いていかないといけません。
さて、ぼくが用意していた掃除道具は以下です。
古い歯ブラシ
ハンディ掃除機
重曹水
エバポレーターが丸見え状態でお掃除が出来ると思ったので、用意は少ない方です。
重曹水は、弱アルカリ性なので、皮脂汚れや油よごれに効きます。魚焼きグリルはこれでOKです。
歯ブラシのブラシ部分は良かったのですが、エバポレーターへ入口から手を突っ込むと柄が邪魔です。
できれば、柄が自在に曲がる「カップブラシ」や「隙間ブラシ」等が良いと思います。
次回は要領がわかったので、それなりのものを用意しておこうと思います。
今回は重曹水をスプレーでエバポレーターにぶっかけて、歯ブラシとぼろきれを使って地道に汚れを1時間ぐらいかけて落としていきました。
髪の毛等も付いているので、大きなゴミも取り除きます。
まだ不十分だと思いましたが、だいぶ汚れが取れましたので、蓋やネジ等を戻して復旧をさせました。
さて、本当に乾燥終了後に湿ったタオルがきちんと乾くのでしょうか???
とりあえずOK
翌日はいつもより早く目が覚めて、洗濯機を見に行きました。
早すぎてまだ乾燥が終わっていません。
10分ぐらい待って、全ての洗濯乾燥が終わり、洗濯機の扉を開けました。
「やった^^!」
ガッツポーズです。
不十分と思われますが、エバポレーターの簡単な掃除だけでいつものタオルふわふわ乾燥が戻ってきました。
扉やフィルターの水滴も全くありません。
とりあえずよかったよかった。
1時間程格闘した甲斐がありました。
まとめ
Panasonic洗濯乾燥機(NA-VX800BR)で乾燥後の乾きの悪さの対処を記述しました。
本当は、メーカーに修理依頼をして対応してもらわないといけないところですが、ネットを調べて、この程度でしたら自分でできる範囲だと思いましたので、手を出してみました。
この洗濯乾燥機はあらゆる型式のものが発売されていて、ものによって取扱が異なっています。
そこが困ったところです。
本当は、もっと奥の方には重要な箇所に汚れがくっついていて、そのうち他の不具合がでてくることかと思います。
その時は、もうわからないのでメーカーにお願いするかもしれません。
今回の話はご参考に!
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