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小6ディスレクシアむすこ。
たまたまがんばって読めた本、ストーリーのある動画や映画を見ると大体その中に入り込んでいきます。
そんな様子を見ると、文字や文章が読むのが苦手でも、お話しの理解力はあると考えています。
教科書に載っている「ちいちゃんのかげおくり」、「たずねびと」等の戦争モノを読んだり、それから「ごんぎつね」のような民話は読めなかったけど動画を見て理解して涙していました。
この間ともだちに誘われて見に行った「すずめの戸締まり」もかなりはまっていて、熱くぼくに教えてくれています。予告動画を見直して、音楽もよく聞いています。
ぼくは内容は知りませんが、むすこの話だと〇〇で怖い映画だということを教えてくれました。
不安感の強い人にはきついところもある映画なんでしょうね。
感情に訴える不安
むすこは学習と言う発達的な課題を持っています。
一般的に何かしら発達的な課題がある場合は、不安感が強いものを持っているのではないかと思います。
小さい頃から、気配を感じたり、音や声に敏感だったり、匂いに過敏だったり、服のサイズが少しでも合わないと暴れたり、、、、そんなところも不安感から来る過敏だと思います。
思い返すと色んな事を言ってきました。
このように物理的なものは小さい時からの困りごととしてありましたが、成長と共にそれに加えて感情に訴えて触れる機会が増えて、それが不安感につながる事があります。
映画、動画、本等で視覚から入って感情に訴えるものがそうです。
うれしい、楽しいコンテンツもたくさんありますが、そればかりでなく差し迫った恐怖を感じるコンテンツ等は不安になるようなものも多いのは間違いないと思います。
失敗を嫌がる不安感
その不安感が強い子はどういう感情に出て来きてしまうと言うと、一例として、
「失敗を嫌がる」傾向があるように、むすこを見てて思っていました。
失敗は誰でも嫌なものですが、普通に嫌がると言う事では無く極端に嫌がるのです。
癇癪をあげたり、泣いたり、体を捻じって嫌がったりしたことも且つてはありました。
流石に今は感情をあらわにして嫌がることは皆無ですが、嫌いな検査室、指導会場や教室に行けても、心の中では、嫌々なので極度に緊張し持った特性が測れないと言う事もあるように思われます。
緊張をして平常心でいられないのが極端なのです。
困ったことは助ける
そんな時に大事なことは何かと考えました。
やはり「困った時は助けてあげる」と言う安心感と笑顔のある声で答えることでしょう。
このように支えてあげることが一番だと感じさせることが大事なんだろうと思いました。
「おとうちゃんは、(サッカーの試合)見に来ないで」と今でもたまに言います。
失敗したら落ち込むし、恥ずかしいからなのでしょう。
ぼくはサッカーの事は分からないので、サッカーの事で何かを言ったことはありません。
でも、落ち込むのでしょう。
たまに「見に来ていいよ」と言う時は、ほめます、めちゃめちゃ褒めます。
自尊感情や自己肯定感をもっと積みあがるようにです。
そして、その気にさせるようにしています。
中学生になって「おとうちゃん、試合全部見に来て、全部動画を撮って!」とむすこが言い出したらいろんな面で強くなってきていると思います。
そんな日が来ることを祈って、「その気」にさせることに励むこの2年間でした。
まだまだ子育ては続くのであります。
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