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むすこの冬休みの宿題。書き初めを見て思い出したことです。

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「書き初め」はもう終わったよ。

書き初めとは、日本の年中行事の一つで、新年になって初めて毛筆で字や絵を書くことを指す。

wikipediaより

やらないといけないものがあると、そわそわして落ち着かない質のむすこ。

まず、上記のいわれなど、関係無しに書き初めを片づけました。

3枚書き初め用紙を学校からもらってきて、1枚だけ提出をすればいいとのこと。

1枚目は「この筆の持ち方はこうで、、、、」とかなんとかぼくに説明をしながら、気合いを入れながら書き上げました。

3枚も書けるかな?と思ったのですが、案の定1枚目で疲れ切ってしまい、2枚目書いても意味ないだろうと考え、「それ提出すれば、1枚だけでいいよ。」と言いました。

助け船が来たと、目が輝くむすこ。

あの気合で3枚書くつもりだったらしい。ディスレクシアだし無理、無理。限界値超えてる。

だって、お絵描きと一緒だもん。むすこの書道なんて。

絶対次は、気が入らない分、点が足りないとか始まるし、字を書いてる意識は無いと思う。

それにこれで十分立派に描いてあるよ。

むすこの書き初め宿題
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父であるぼくの書道・書字(ここからはおじさんの思い出話)

実は、白状すると、ぼくは、小学校の頃書道を習わされていたけど書道は嫌い。大嫌い。

書き初めなんか最初に1枚だけしか書いたことないから、いつも親に怒られてました。

むすこの場合は書くのに苦労するからと言う理由だけど、ぼくは上手に書く書き方が分からないので嫌い。

書き初めの宿題で3枚提出しろと言われても、なんだかんだ理由をつけていつも1枚しか書いていかなかった。どうせ、廊下に張り出すのは1枚だけだし。先生には悪いけど選ぶのは自分だし。

中学の頃の、内申書なんか知ったことではない。

親に書道を習わされた理由は「低学年の頃は上手だった字が下手くそになってきたから、もっと落ち着いて字を書いて欲しい」と言うことでした。

低学年の頃、家で勉強とかで字を書いていると、別に雑に書いていた記憶はないけど、親に「なんでそう書くんだ、こう書け、あー書け」と横から言われ続けました。自分で書こうとしている字の書き方を悉く否定されました。そんなこと言われながら勉強したって落ち着いて字を書ける訳ない。

自分では、習ったばかりの字をきちんとマスに収まった字を書いていたし、読めない字を書いたつもりはないし、そんなに下手だとは思っていませんでしたが。。。。

親なりに、自分のこどもが書く理想の字があったのかと思います。

それから「おまえは字が下手だ、字が下手だ」とこどもの頃から言われ続けました。

どこが下手なのか、主観の問題だと思うので、何が下手なのかはよくわかりません。

おかげで、本当に字の書き方がよくわからなくなってしまい(なんて言うかペンを持つ力の入れ具合とか、、、)、今でもキャンパスノートの横罫の線に沿ってメモを書くことも難しいです。

ぼくのお仕事ノートの書字です。むすこも焦る字です。大体こんな感じ。横罫に沿って書くことは少ないです。

その代わり、親よりも漢字を覚えてやろうと考えてあの頃は相当覚えました。親が書けない漢字を揚げ足を取るように「(なんだそんな漢字も書き順もしらないの?)こう書くんだよ」と教えてやったり(嫌味なガキ)、計算も数字を見られたくないのでほぼ暗算で済むようにしていたので算数(数学)が得意になりました。

そのおかげで、大学受験は文系でしたが、数1で受験できたので受かったようなもんです。

それぐらい親に字を見られるのは嫌です(今でも)。

それだけに、むすこには書字の汚さ程度で人間を否定されるぐらいの思いをさせたくありません。


むすこは、今回の宿題の書き初めも本当に最初の一枚を真剣に書いていました。

それを見ていただけに、「1枚でいいでしょ」と言ってしまったわけです。

そんなむすこが書き初めの宿題をやっているのを見ていて、自分のこども時代の事を思い出してしまいましたのでこんな記述を書いてしまいました。


色々と書道のことを文句言いまして、書道で生きて行っている方申し訳ございません。

書道を否定しているわけではありませんので予めご承知くださいませ。

段持ちの方はすごいなと思います。

掛け軸とか自分で書いちゃっている知り合いもいました。

かっこいいよ。あそこまで書ければ。やろうと思わないけど。

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