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むすこと長文の音読

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小4ディスレクシアむすこと宿題の音読をしました。

と言うのは、これまでは詩や物語でも1ページもない短い部分だけのものでしたが、今回は1章+2章の教科書6ページ半。

本読みが好きな方にはなんてことない量かと思いますが、読字の不得意なむすこには途方もない量に見えます。

始める前から、耐えられない様子で、体を動かし、多少過呼吸気味になっていました。

その為に「音声教科書デイジー」を用意してありますが、それも拒否。

「自分で読む!」と言い出すので、「出来るところまででいいよ」と言いましたが読み始めました。

さあ、どうなることやら。

この時の顛末を記述いたします。

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音読の宿題

昨晩1日の学習ノルマが終わって、やれやれと一息。

音読の宿題が終わって無いと思って「音読やる?」と聞くと、

なんだか憂鬱な表情。「どれぐらいあるの?」と見せてもらうと。

「ごんぎつね」の1章と2章。

ちょうど、「スタディサプリ」でもごんぎつねをやったのでちょうどいいじゃん!

でも、教科書見ると中々長い。

それでも、がんばりました。

2ページがんばりました

冒頭から最初の見開き2ページはがんばって読んでくれました。

読めない漢字はぼくがフォローしながらですが、調子よく読めていました。普通の子と変わらない読み方です。成長しました。

ところが、ページをめくる頃から少しおかしくなってきました。

手は震えてくるし、体はくねらせて、落ち着きが無くなり、過呼吸が始まってきたので、それ以上はやめさせました。

その後は「おとうちゃんが読むよ」。

その後は、ぼくが読み聞かせをしました。

全部ではないのですが、「スタディサプリ」の読解問題で触れていますのでところどころの内容はわかっています。

読み聞かせは、こどもの頃から好きでしたので、ぼくが文字を指で追いながら読んでいくと段々落ち着いてきました。

聞いたことある話とぼくの音読が一致してきて、知っているところが見えてきたので落ち着きを取り戻したのでしょう。

そして、良く聞いてくれる雰囲気になりました。
(横で、小1のむすめもジーっと聞いてました。)

最後の半ページ目で

そして、2章目の最後の5行ほどですが、「ぼく読む」と言ってくれました。

すっかり立ち直ったみたいです。

たどたどしくはありますが、最後はがんばって読んでくれました。

これで、学校でも授業が分かりやすくなったかな?

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音読苦手の傾向

むすこは全く字が読めない訳ではありません。

似たような字の区別が難しいようですので、行を間違えたり、読み替えをすることはよくあります。

それは、トラッカーや定規を使うと多少の改善ができるのですが、以下のことはどうしても本読みの障害になるようです。

  • 字が文字としてみるのではなく、パッと見、画像として取り込む癖があるので変換が大変。
  • 文字がたくさんあると、大変なのでうんざりしてしまう。
  • 先が見えない本(長い本)でページがたくさんあると、大変なので拒否反応を起こす。
  • 嫌いだから音読なんか早く解放されたい。そして、好きで得意なものに飛びつきたい。

よくディスレクシアの子は字が歪んで見える、重なって見えるとか聞くのですが、うちの子に限っては聞いてもその症状は無く、どちらかと言うと写真を見るような感じで字をみているような傾向があるようです。

色についても、追及したことありますが、特に異常は無さそうです。
でも、ゴチャゴチャ字が書いてあるものに関してはどうかわかりません。
その場その場で違う色に見えることもあるかもしれません。

取り敢えず、信号の色は人と同じように見えているようです。

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まとめ

音読は、ぼくがいればなんとか落ち着いてできますが、この量を自分で音読の宿題をやっていくのは難しいと思います。

不在時は、デイジーもしくは、文の量を少なくしていくように指示していこうと思います。

 

ふ~っ。。。。書字より、読字の方が大変。

発作みたいになるから、却って逆効果だしなー

無理はさせないように気をつけていきます。

 

ところで、最後に「ごんぎつね」って中山って書いてあったから今の今まで、下総国の中山が舞台と思っていました。新美南吉の故郷の半田市が舞台なんですね。今知りました。

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