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学年末テスト前に、珍しくむすこのサッカークラブチームがお休みになりました。
テスト(準備)期間前に、地域の大会で優勝したこともあったし、テスト明けに大きな大会も無いので「たまたま」お休みにしたそうです。
こどものスポーツ活動には休暇・休息がいるよ
ヨーロッパではこどものサッカー活動には適切な休息が重視されていて、一般的に、週に3日から4日、1回あたり90分から120分の練習時間が推奨されているそうです。
ざっくり見ると、平日3回+週末1回で時間が超えてしまいます。
結構厳しいね。
総計すると、週360分を超えてはいけないそうです。
短い時間で効率的に練習しているのでモチベーションを高めて、ケガの予防にもつながっています。
短い練習時間が選手の成長に良い影響を与えているのは、海外サッカーでの選手の活躍を見ると明らかだと思います。
そんな中に、他のクラブチームでは「走り込み重視」とか言ったところもあります。そんなクラブを辞めてむすこのクラブに来る子もいるそうです。時代錯誤と言うか、こどもを成長させたいのか?自分の意気込みを(保護者に)見せたいのかわからないクラブもあることも事実です。
今回のクラブの休暇はそんな心身をリフレッシュするよう、テスト休みを利用したとクラブ側からの狙いもあったようです。
テスト休みが「心身のリフレッシュ」になるかどうかはその子それぞれです(笑)。
しかしながら、体的には栄養が行き渡らせる良い期間になったのではないでしょうか。
こんな感じで、むすこのクラブは積極的に練習や試合もするけど、休みを意図的に取る期間を作るので、体の成長にはとても良くて、そんな面では良いクラブチームを選んだなと思っています。
根性論や無駄な努力論は要らん。持って生まれた体を育てるのだ。
根性論や無駄な努力論がまかり通っていたぼくの青春時代と違って、スポーツ活動をするこどもには適切な休暇期間を与えることが重要だと考えています。
実は、その事を教えてくれたのは、高校時代の理科の先生と、大学の体育理論の先生です。
それまで、公立中学で指導を受けていたぼくの考えがひっくり返って行ったのを覚えています。
一体あの、いじめと言って良い指導と言う名のしごきは何だったの?
とにかく、過度な運動は身体成長に影響を及ぼす可能性があります。
ようやくそのような意見や考えが、身近なところで目に触れることがおおくなりました、周りの意識が変わるきっかけとなったインターネットに感謝するばかりです。
ここに少し参考になるものを抜粋したいと思います。
スポーツ活動に休養が必要な理由
成長ホルモンと運動
- 成長期の頃は、まだ体は子供の状態であり、激しい運動は体力と合っていないこともある。
- 過度な運動が低身長を招く大きな要因の一つは、成長ホルモンが骨の成長ではなく疲労回復の方に使われてしまうことがある。
- 運動自体は成長ホルモンの分泌を促進し、昼間に十分運動をすることで夜間の睡眠中に成長ホルモンの分泌を促す。
適切な休暇期間
- 運動部活動の在り方に関するガイドラインでは、平日の活動時間を2時間程度にし、休養日を週2日以上設けることが示されています。
- 過度な運動を避け、適切な休息を取ることで、身体成長に有害な影響を最小限に抑えることができる。
まとめ
総括すると、運動は健康に良い影響を与えますが、過度な運動は避け、適切な休暇期間を設けることが大切だということです。
そう言うと、「具体的にどれぐらい休暇期間を設ければいいんじゃい?」と受験勉強しかしてこなかった答えをすぐに求めたがる方はざわめき立つと思いますが、それはそれぞれのコーチ等の専門家にお伺いすれば良いと思います。
従って、これからのコーチは当然そのような勉強をされてそのことをしっかり理解出来る方が必須となる訳です。
スポーツを通じて、こどもの成長を阻害したり、酷い時は壊したりするのは全部関わるおとなの責任です。
そう言えば、さっきロフトベッドの上からはしごで降りて来たむすこを見てたのですが、「え?え?どこのおっさん?」が降りてきたの?というぐらいこの1週間で更にデカくなったと言う印象でした。
まだ背はぼくに追いついてませんが、あのケツと足の太さから見ると力では絶対勝てない。。。間違いない。
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