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団体種目と個人種目の対立軸

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「運動(部活)と勉強が対立軸になってる」と話を聞きました。

それは、我が家にとっては耳が痛い。誠に痛い。

自分の経験から40年程前の話で恐縮ですが、ぼくは部活を親に「辞めさせられた」経験があります。

ぼくは、当時は学年の中でも背も高く(今は普通)、見た目はいかにも運動が得意そうなガタイだったそうで(今は見る影無し)、野球部、バスケ、卓球等、球技を中心に、結構な勧誘をいただきました。

ぼくとしては、小学校の頃からやっていた水泳や、これは授業でやっていた器械体操が意外にも得意だったので、こちらをやろうと思っていました。

水泳は夏しかないし、それ以外は体操部でですね。

ダブルで勧誘いただいたことですし入ろうとしたら、両方とも「辞めろ」と言われました。中1の春でした。

今考えると、こんな引く手あまたの状態でしたし、一番体力が付く時期なのに、もったいなかったと今でも思います。

実績は何も無いけど、見た目だけは良かったので、先生方達も「え~」っと力が抜けたような顔していたのを思い出します。

しかしながら翌年、中2の時に学区の再編があり新設学校に変わって、親の思いは無視してシレッと自分勝手に部活に新入りとして入部しました。

おかげで体力もついて、高校時代は皆勤賞だったし、35ぐらいまで病気らしい病気もしたことありません。

振り返ってみると、この遅ればせながら中2から再開した運動と言うのは、体力的にはぼくの青年期、壮年期を充実したものにしてくれたような気がします。

県大会もいったしね(自慢)

また、うちの県は、当時は部活が高校入試の内申に影響があると聞いたことがありませんでした。

(気にしてなかったってのもありましたが・・・)

それに、帰宅部だからと言って机にかじりついて勉強ばかりをする質ではありません。

逆にもんもんとしてるばかりで、しないんじゃないかな? よっぽど勉強が好きな子以外は。

むしろ、部活で思い切り運動なり、文化部等で好きな事をしてきた後の隙間時間の方が余程効率よくできるのが若さなのかな?と思ったりします。

ぼくのむすこの方がよっぽど努力していると思います。

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サッカーは団体種目、勉強は個人種目

「サッカーは団体種目、勉強は個人種目なんですよね~」とサッカークラブのコーチが語っておりました。

それを聞いて「ひえ~、むすこ、、まさにそれ!」

笑っちゃいました。

日常生活や学校生活でも徒党を組むのが大好きなむすこ。

でも、それには理由があります。

むすこは、読みのディスレクシアがあって、成長してだいぶ日常生活に困ることが減って来たとは言ってもまだ本人的には完全に自信があるものではなく、不安があります。

そんな時に「困った時に頼れる人」を周りに置いて助けや確認することしていくことを処世術としています。

また、逆に周りが困った時には、自分ができることはやってあげるようにしているようです。

それが、「団体種目」大好きにつながっているのですね。

勉強をひとりでしたがらないのは「個人種目」だからだ!と言う事でしょうか。。。

以前にも記述しましたが、「勉強」と言う漢字の意味は「勉め強いる」ですので、無理してでも努力してがんばると言う意味です。

それを、ひとりでやらないといけないんです。

ある程度のレベルであれば人に頼れば解決できるかもしれませんが、もっともっと高みを望むなら自分でやらないと解決できないのです。

それが、ひとりでは難しいのです。

うちの場合は「サッカーと勉強が対立軸」と言うレベルではありませんが、思い切り好きな事をやって、頭の中はフレッシュで保っているむすこです。

そのフレッシュさうまく利用できんもんか?

そして、個人種目もうまく回すことができるようになるように、教育していかないといけないと考える毎日です。

しかし、最近朝宿題したり、サッカーから帰って来てから勉強をやりたいと言うようになりました。

実は、こんな子がサッカーの延長上に勉強があって、対立を対立軸と考えていないのかもしれませんね。

絶対「サッカーばっかやってないで!」なんて言ってはいけない。

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