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「高学歴親という病」

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年末ぐらいだったと思いますが、ぼくの事務所の方にノーベル賞受賞された山中先生の事務所から封書が届きました。

封書の中身は仕事とは関係なく、大したことではありませんので記述はしませんが、

そのタイミングで、山中先生とそのおともだちである「小児脳科学者」である成田先生の対談本と、成田先生の著書が目に入ったので、読んでみました。

Amazon.co.jp: 高学歴親という病 (講談社+α新書) eBook : 成田奈緒子: 本
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ぼくは、去年「脳梗塞」を患って以来、脳に関することに非常に興味を持ってみています。

自分に降り掛かっている麻痺、言語化、表出の困難さのメカニズム等、脳に栄養が届かないと通常の機能がストップすることが身をもって知る事ができました。

こじつけかもしれませんが、むすこの生まれつきのLDもこれに近いメカニズムがあるのではないかと考えるようになりました。

脳は、栄養が届かず機能停止した脳細胞脳はあきらめなくてはいけないのですが、リハビリによって神経の回路を迂回させ、他の脳細胞に動いてもらえれば、反応は遅くとも以前のように正常に動作をすることができる素晴らしい回復力が期待できると聞いています。

もし、LDのむすこにもそんなことが可能ではないかと、好きな運動を思いっきりさせたりして、可能性を模索しているのであります。

それだけにこの「小児脳科学者」と言う肩書に、ちょっと震えるものがあります。

もう、中学生になりますので、小児と言う時期は過ぎ去ろうとしていますが何かのヒントになればと手に取ってみました。

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「高学歴親という病 」

高学歴親という病

「高学歴親という病 」

すげー!タイトルだ!!

この手のタイトルの本を手に取る方は、おそらく「高学歴」の方が多いと思います。

自分が受けて来たことと同じようなことをこどもにしてあげてるけど、あるいはそれ以上の環境を与えてきたつもりだけど、親として満足できない?

または、マジで失敗したと感じている人?

負の思考がループしている時にビビッと来るタイトルなのではないかと思いました。

何に失敗しているかと言うと、こどもの成績?学力?運動機能?それぞれで、わかりませんが、常に不安を感じている人向けなタイトルな書籍マーケティング。

特に新書はすげーなと感じました。

うちも「高学歴」ギリギリ入れてもらえるのかな?

中身は、著者が出会った「高学歴」親あるあるの改善した方が良い例が書いてありました。

自分のやっていた事があてはまった事に「うん、うん」と満足し、

これはヤベーと思った事には「畜生、痛いな。。」と舌打ちをし、頭の中が忙しくして読むことが出来ました。

うちのようなLDや凸凹激しいこども向けの本ではなく、一般向けの本なので、療育用の具体的な手法、戦術なんかはありませんが、読んでみて「脳に良い事をするにはどうしたらよいのか」が自分と一致していてよかったと思いました。

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「早寝早起き朝ごはん」まずはこれじゃ。

むすこ、むすめの小学校で入学式の時に当時の校長から最初に言われた事があります。

「早寝早起き朝ごはん」

これと同じ事が、この本に書かれていました。

学校から言われた時は余計なお世話だと思っていましたが、寝る時間と朝ごはんの大事さと言うのはこのような「小児脳科学者」に具体的に言われると「あら~、そうだよね。忘れちゃいかんね」と再確認をさせられたような気持ちになりました。

まんまとこの本にはめられました。

で、悪い事はないだろうとむすこに提案しました。

「早寝早起き朝ごはん」だぜと言うと、学校で散々聞いてるのか?

「はい!わかりました!!」と9時過ぎには床に就きます。

今までは9時半でしたが、少し早くなりました。

スポーツマンなので、小6にして食事と睡眠には自分から気を遣っているようですのでなおさらです。

そして、しばらく経ったある日こう言います。

「最近よく眠れないんだよ。どうしたらいい、おとうちゃん。」

それは、タブレットのブルーライトのせいだろうと考え、

「iPadは寝る1時間前ぐらいにやめた方がいいよ。
生活のリズムを変えてみたら。今ごはん前にやっていた宿題を、ごはん後、寝る前に宿題をしたら。勉強なんて眠くなるからね。うししし。」と提案してみました。

「なんで、タブレットとかスマホとか寝る前はやめた方がいいの?」

「こいつ(iPadを指して)から、ブルーライトっての画面からビーッと出てて、脳を眠れなくさせてるんだって。
脳が眠れないと言う事はスポーツにも影響あるかもよ。」

大げさに、ほんとかどうかわからない事も混ぜて答えました。

「えー、怖い!!」

この話は、身近な恐怖をやたら怖がるむすこには効果てきめんだったようです。

それ以来、夜は9時過ぎには寝て、朝は6時頃に自分から起きて好きな事をする時間が出来ています。

「今日も、よく眠れた!」・・・本当かな?だったらよかったね。

今では、宿題はご飯を食べた後、宿題を学校で済ませてきてしまった時は、本を広げています。

本を読めないむすこ。「え、え、え、え、え???」

奇跡的にですが、自ら広げています。

前に買った谷川俊太郎さんの詩集とか行間の広いものばかりですが、体の不調を自分から変えようと対策をしてくれています。

脳の方にもきっと良い効果が出て来るはずです。

いつ?本当に効果が現れるかはわかりませんが。。。。

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あわせて、こちらの対談本も読んでみました。

Amazon.co.jp: 山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る (講談社+α新書) eBook : 山中伸弥, 成田奈緒子: 本
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