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年始に義実家に3年振りに行きました。
久しぶりのリビングには50インチの巨大テレビがあり、びっくりです。
すでに47インチのテレビ(まだ使える)があるのに更に大きなテレビを1年程前に購入したそうです。
「年寄りはな~、テレビぐらいしか楽しみがないからな。それにしてもこれにwifiをつなげるのに1か月もかかったぞ!」と語っていました。
高齢で現役の時代には無かった未知の技術で成り立っているものなので、理解出来ない事が多く、それは本当に大変だったと思います。
ひとりで四苦八苦しながらネットワークをつなげたところまで出来たのはすごいと思います。
Youtubeライブカメラの需要
「GoogleTV」機能が付いている機種でしたので、様々なコンテンツを見ようと思えば見れます。
「ほら、こんなにプログラムが入ってるんだぞ!」
みると、「Youtube」「NETFLIX」「Amazon Prime」。。。お馴染みのアプリが既にインストールされています。
ところが、そのアプリは全てログインされていません。
課金は怖いからしないそうです。
で、ログインしなくても見られるのが「Youtube」。
これで何を見ているかと言うと、日本各地域の「ライブカメラ」。
京都、上高地、東京、さった峠、、、、家に居ながらにして旅行気分になれるから良いそうです。
ぼくは、Youtubeのライブカメラは有名な「Namib砂漠」をちらりと見た事ぐらいしかありません。
ライブカメラの需要はイマイチわかりませんでしたが、時間はあるけど、コロナで旅行に行けない、そんな家にいる高齢の方の需要が結構あるんだろーなーと、これはこれでひとつの楽しみのひとつでアリかな?と思いました。
Google TVで活用したいこと・・・孫の動画を大画面で!
それで、突然にどうしてもやりたかったけど、自分では設定できなかったことを言い出しました。
「このテレビで(共有した孫の)画像と動画が見たい!」
設定としては簡単です。
同じネットワークセグメントにいれば、GoogleTVが入っているのでスマホのGooglePhotoからキャストするだけです。
この上記のたった2行の文の中のことばを「知って」「理解」して「実践」することが難しいのです。
それで、妻と一緒にスマホ教室が始まりました。
最初は「PCからやりたい!」と言っていましたが、ブラウザタブかデスクトップのミラーリングになるので、それはそれで説明がめんどくさいのでやめさせました。
ちょうど、auのどこのメーカーか知りませんが、らくらくホン(Android)を持っていたのでそれをリモコン代わりにすると良いと言って教えました。
色々と理解が遠かった部分がありますが、なんとかスマホからGoogle Photoでキャストするところまで操作を覚えてもらい、とても喜んでいました。
「おーすごいな。サッカーやってるところが大画面で見られるぞ!こんなの見られるなんて宝の持ち腐れだったな。来てもらってよかった!」と笑う義父でした。
よかったね。
そんな中でも、かなり高価だったろう巨大テレビには見向きもせず、自分iPadに向かっている孫二人でした。
義父がGoogleTVでわからない事を列記します。
ここで義父が、GoogleTVをスマホと連携した時に理解が出来なかった事や詰まったところを列記します。あくまでうちの場合ですが、これから実家でスマホを教えることがある場合の為に共有致します。
- 同じローカルネットワークの概念がわからない。
- Google Photo共有時、スマホローカルに保管されているものと、クラウド保管の区別が付かない。(共有でも全部ローカル保管されるものと思っている)
- スマホの容量が「足りない、足りない」という(画像・動画データはクラウドにあるよ)。
- なぜか、複数Googleアカウントを保有している(多分、自分で昔作ったものと、携帯屋で作らされたものを持っているんだと思う)。
- 設定画面を怖がる(壊してしまわないか不安)。
- ログインしたがらない(無料のものでも課金されないか不安)。
- NETFLIX等、サブスクには絶対に手を出したがらない(コンテンツは無料だと信念がある)。
無理に有料コンテンツに手を出す必要はありませんが、こんな大きな高価なテレビを買うならPCも持っていることですので、持っている機種で好きなコンテンツをサブスク動画等を楽しむ方がぼくは良いよなと思います。。。
それは個人の自由ですが、ぼくらの世代からも価値観がだいぶ違うんだなと感じました。
サブスクなんて、いつでもやめられるし。
NHKが頑なにスクランブル放送やアプリ課金での番組提供に法律を盾にシフトをしないのはこう言うところだと思います。
サブスクに馴染みの無い高齢者層が「テレビぐらいしか楽しみがない」と言っている以上、NHKをぶっ壊せ!と言っても無理なんですね。
NHK「国民生活時間調査」
2020年のNHKが行った「国民生活時間調査」と言う資料があります。
2,3年前なのでもうすこし変わっていると思います。
これを見ると10代、20代の約半数がテレビを見る行動をしないとなっています。
メディアの種類も年代によって、だいぶ異なることも見られます。
資料を添付します。
そんな大画面テレビを見向きもせずに背にしていた、こどもたちの大晦日の夜のひと時は以下です。
紅白歌合戦、見てみる?
「お、紅白歌合戦見てみるか!」と言ってこのテレビを切り替えてもらったらちょうど「残響散歌」が始まった時に、知っている歌だったのでやっと50インチテレビに向かいました。
そして一緒に唄っています。
「紅白歌合戦ってなあに?」とむすめ。
「この番組だよ。」
「ふーん、なんでミッキーが出てるの?」
「それは、分からないね。」
「新時代」が終わると二人ともiPadを広げ面々好きな事をやりだし、「おもかげ」の頃には「眠いから寝る」と言って、ふたりとも床に就きました。
時間的には、大体いつも通りの就寝時間です。
体内時計通り、規則正しく床に就き、
熟睡の中、2023年を迎えたのでした。
もちろん、家族一緒に2023年を眠りの中で迎えました。
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