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「東西南北」「方向」がわからないむすこ。見当違いをしていないかな?

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小5むすこ・小2むすめ、修了式です。

むすこは「もう6年生?やば!」

むすめは「やっと小2が終わった!」

と兄妹で別々の思いをこどもたちには持っています。

この間、むすこが最後の最後の社会のワークテストを持ってきた時に気付いた事があります。

「東西南北」が分かっていません。

日本の地図があって、日本から見て「沖ノ鳥島はどこ?」と言う問題で平気で「北」(正解はもちろん南)、「択捉島は?」→「南」(正解は北)。

そんな調子です。

ひょっとして問題の見間違いで、「沖ノ鳥島から見て日本はどっちの方向?」と答えてしまったのかもしれません。

念のため、家で「北はどっち?」と聞いたら、太陽が出る東の方向を北と指さしました。

「え、、、ひょっとして?」と思いました。

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方向音痴なのか?

方向音痴のねこ

確かに、近所のショッピングモールやスーパーに行ったとしても、絶対ひとりでは行きたい売り場には行きません。

今まで、「建物の中は嫌い」、「イオンは棚がゴチャゴチャしていて苦手」と言うのを聞いた事はあります。

現小5の今になっても、ひとりで買い物に行ったことはありません。大抵、家族又はともだちと一緒です。

ちょっと、真面目に検討してみないといけないかもしれません。

公園に行く時も同じ道でないと不安

そのショッピングモールから「ともだちと約束してるから公園に行く」とぼくらと別れて一人で公園に行ったことがあります。

約束の公園はモールから1本道で真っすぐ行くとすぐのところです。

「そこの歩道橋渡って、まっすぐ行くといけるよ」と念のため教えると。

「大丈夫、まかせろ!」と言いつつ、方向は自分の家に自転車をかっ飛ばしていきました。

公園までどうやって行った?

その夕方、むすこと一緒にお風呂に入った時に聞きました。

「さっき、公園に行った時どうやって行った?」

「一旦家の方に戻ってから行ったよ」

『あああ~、やっぱり』

家からの道順はいい加減覚えているのですが、モールから行く一本道がどうも公園までつながらなかったのかもしれません。

その一本道も一緒に何度も通ったことがある道です。

家まで戻ると、多分3倍ぐらいの距離あると思うんだけどな。。。。

「時間に間に合ったよ」

約束の時間に間に合ったみたいなので、取り敢えずよかったと思いました。

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グラウンドや体育館では立ち位置を把握するのが得意

高次脳機能障害の可能性??

むすこはサッカーを長年やっています。

試合などで、周りの気配やボールの方向や落ちるところを予測するのが得意なので、時々神業的な動きをすることがあります。

「何であんな動きができるんだ?」と不思議に思うこともあります。

それが、周囲の状況が読めることが、逆に盲点だったのかもしれません。

フィールドや体育館内等を、脳で認識するのは得意なのかもしれません。

でも、それは目で認識できるところだけ。

勘が冴えているので、ここから見えないところの道を覚えないのか?

道が覚えられない代わりに、勘でうごいてしまうのか?

どうやら、日ごろの動きを見ていると何の思慮無しに動くことも多いので後者のような気がします。

「道順障害」ということばがあるそうです。

方向音痴とは違い「高次脳機能障害」が原因のひとつのような気がしてきました。

「高次脳機能障害」には、脳の損傷したと言う証明が必要です。怪我や病気でもない限り証明は無理です。

原因特定ができなければ「発達障害」になるそうです。

今のところ、学習障害と思っているのですが見当違いをしているのかもしれません。

これによって、むすこが苦しんでいるとしたら、また申し訳ないことをしたことになります。

よくあるご質問(小児編) | 高次脳機能障害支援 | 千葉県千葉リハビリテーションセンター
千葉リハビリテーションセンターは、身体に不自由を抱えるお子様・成人の皆様に対して、総合的なリハビリテーションをご提供します。地域連携により、脳卒中、脊髄損傷、切断、神経難病、高次脳機能障害などからの社会復帰をサポートします。
第29回「地誌的障害」 | 医療法人社団 敬仁会 | 桔梗ヶ原病院
平成30年1月11日桔梗ヶ原病院リハビリテーション研究会Luncheon seminarを開催しました。講師は

地図が読めないのは、自分の立ち位置がわからないから?

うちの部屋には、簡単な日本地図、世界地図、地球儀、自分の区の地図が貼ってあります。

低学年の頃から成長に伴わずアップデートされずにそのまま貼りっぱなしです。

今までは地図が読めないのは、地図のゴチャゴチャした情報量の多さから彼の眼を遠ざけていただけと思っていました。

確かにそれもありますが、その根本的な理由として、家に貼ってある地図を何回見ても自分の住んでいる場所と自分の向きと言うのが分からないでいるようなことです。

小2のむすめはもう大丈夫です。

でも、小5のむすこは未だにぼくに確認してから地図を辿ります。

忘れていると言うよりは、頭の奥深くから取り出す感じです。

その様子をみていても、長期記憶の整理が出来ていないと言う事と、記憶に頼らず勘に頼るむすこの特性が悪い方向に出ているようであると思われます。

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まとめ

学校のテストも細かく見て行くと、むすこの特性につながる回答を書いていることに気付きます。

もし、この2年間やってきたことが見当違い、または成長と共に固有の特性が顕在化してきたのであれば対応していかなくてはいけません。

上記のようなことは、言語聴覚士の先生が理解があると言う事です。

次回お会いする時に、対策があるのであれば担当の先生にサポートをお願いしようと思います。

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