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いよいよ明日は、ディスレクシア検査WISC-Ⅳの結果を聞きに行く日です。
ぼくたち親が分からないなりに、初めてディスレクシアの疑いを掛けた12月からむすこの特徴を見つめてきて感じてきたことや思い込んでしまっているもの等を聞いてきたいと思っています。今回のブログは、明日の予習として、これまでのむすこの特徴を記載していきたいと思います。
ディスレクシアの原因1:音韻認識が弱い?
音韻の意味
広辞苑で調べてみました。
・音素、または音素と韻律(声調・アクセント)とを合わせた単位
要するに、「ある言葉があって、その言葉の意味の区別をするための要素の単位」ってことでしょうか?なんとなくは分かりましたが、難しい言葉ですね。
うちの小3むすこの場合
音読は初見以外はスラスラできる
音読宿題は、初見の時はめちゃくちゃです。イライラしながら読んでいるのが手に取るようにわかります。
なので、最近では「やってくれ」と言われた時は私が先に読んで追って読んでもらうようにしてもらってます。
そうすると、2回目3回目と経験値が上がり文章を覚えてしまうみたいで、感情込めて読んだりしてます。学校では音読は得意だと思われているかもしれません。
でも、1か月後ぐらいになると、すっかり忘れています。この辺りは「ワーキングメモリ」に関わるのかなと考えています。
不得意な表記文字
- 漢字
- カタカナ
ひらがなは、それなりに読み書きはできると思っていますが、問題は「漢字」と「カタカナ」です。
漢字
漢字に関しては、複雑なので仕方が無いと思うものもあります。
「へん」と「つくり」に分解できなかったり、似た漢字を充てたり創作してしまったり、文章の1行(似た漢字をみつけると3行ぐらい)飛ばしをします。この辺りは「視覚認知」にかたよりがあるのかなと分析してます。
カタカナ
一例をあげます
学校で一生懸命書いた、学級新聞の記事だそうです。お正月にテレビで見たサッカー天皇杯の決勝の事を書いています。
「ヴィッセル神戸」→「ヴェッセルコウベ」になっています。
いつも、口では「ヴィッセルこうべ」と言っています。書くと何故かこうなってしまうのです。
毎日こんな感じです。
でも、褒めてあげたいのは、長文を書いたことと「ウに〃」をつけていることですね。
ディスレクシアの 原因2:ワーキングメモリが弱い?
昨日、掛け算ドリルの宿題を一緒にやってあげました。
九九忘れてます
答え、ほとんど合ってます。20問中不注意での2問が間違えただけでした。
よくできたのですが、その答えを導く過程に問題ありありでした。
「九九」をほとんど忘れています!
それで、私に聞いたり、九九の表をみたりして解きました。
一生懸命2年生の時に覚えて九九の暗算の合格をもらったのに、時間が経つと忘れてしまうのです。
せっかく覚えたのに、もったいないしかわいそうです。
幼児の頃から耳から聴いたことは、アニメの長いセリフでも覚えれれて、この子は物覚えがいいなあと思っていたのですが、それは短期間で忘れていたのですね。
中長期的には揮発性が高いようです。
まとめ
このように、LD:ディスレクシアは色々な要因が混じりあって、しかも類型には当てはまらないものもたくさんあるように感じます。
対応方法は非常に難しいですね。
以上のような事を踏まえて、明日、結果と今後の対応方法等をお聞きしてこようと思います。
追記
追記:2020年8月11日
このWISC-Ⅳ検査結果を聞いたあたりから漢字の練習をし始めて、と言っても漢字をばらして読みや指文字で覚える方法ですが、覚え方に要領を得てきたのか少し難しい漢字でも書けるようになってきました。
九九の方もまだまだですが、4年生になって忘れる暇がなくなったぐらい畳みかけるような学校で勉強をしているせいか、覚えていない九九が少なくなってきたような感じです。
しかし、せっかく電卓って言うのがあるのですから、計算を覚えることよりも、応用問題等考える学習をさせた方が良いような気がするんですがねー
最近はスーパーに行ったって小銭出す事は少なくなってきたと思うのですが。
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