夏休み明け、むすめの発達系(多分ADHDになると思う)についてスクールカウンセラー等と相談をしようと思っています。
いつもむすこのLDについて相談をさせていただいています。
そんなことあって、妻と一般的知識の欠けるぼくと色々と調べものをしています。
そして、妻と話をしていると、、、、
「似てるんだよねー」
「なにが?」
「(むすめ)ちゃん、わたしと。。。。調べていないけどわたしも絶対そうなんだよね」
確かに、妻とむすめは限りなく性質が似ています。
共通事項を観察してみました。
- 脱いだものもそのまま。
- 片付けもあまり得意ではない(むすめは片付けはしない)。
- なんか集中してやってると思ってても、次には違うことに集中している。
- お風呂から上がってから、服も着ないで何かやり始める(夏冬問わず)。
- 散歩してても、あちこち興味が移ってしまって目的地にたどり着くのに時間がかかる。
- その他諸々。。。。。
似ている。。。。全くそっくりだぁ。。。心と行動が相似形だぁ
おとなとこどもの違いというだけで、おもしろいものです。
いやいや、おもしろがっている場合ではない。
むすめの訴え
事の発端は1学期に「(担任の)先生に怒られたんだよね」と言うところからです。
1年生の時はそんな事言った事は一度も無く、楽しそうに学校に通っていました。
最近、笑顔無く「行ってきます」とも言わずに黙って家を出るし。。。。。
もっとひどいことを言うと「廊下に立ってろ」とまで言われたらしい。
すごい。叱り方が「古典派」であります。
「特性も探らず、クラスで一番小さくて小動物のようなむすめになんてことを!授業を受ける人権はどうなってる!」なんて目くじらを立てたいところですが、ここは冷静に考えてみます。
いつも、テストでも我が子とは思えない程、良い点数を取ってくるむすめ。授業は聞いているはずです。
何でそんなことを先生に言われたか聞いて見ると、
「先生が授業を聞かないなら、廊下に出なさいと言うの。。。わたし、先生の言う事ちゃんと聞いてるのに。。。。(涙)」
自分のやった行動の何が悪いのか全く分かっていない様子。(たぶん練り消しかなんか作りながら授業を聞いていたのでしょう。)
ここで、勘と自分の経験からピンと来た妻。
「これは、調べて無いけどADHD系だな。。。。。」と言う。
担任の先生は、ぼくより多分二回りぐらいお若くて大変優秀とお見受けします。体育会系で自分のこれまでの成功体験と上からの指示でしか動けそうにない。まぁ典型的な学校社畜のような方であると勝手にぼくは評価しています。
先生の性格云々は良いのですがこの件でむすめは、先生に不信感と嫌悪感を抱いてしまい「学校は好きだけど、先生が嫌だ」となってしまいました。
こんな7,8歳のこどもが苦痛を感じるなんて不憫に感じるのであります。
そんな、先生との折り合いをつけながら、むすめの苦痛を緩和するには?
と言う事でスクールカウンセラー、再びということになりました。
勘違いされてしまう元
妻とむすめの似ている利点でも問題点でもあるもの
パラレルワールド
「(わたしとむすめは)常に同時進行で考え事が多いんだよね」と言う妻。
確かに、妻はいつもあっちこっちに興味の対象に目移りしながら常になんかやっている。
むすめも、授業中に(手遊びしながら)「ちゃんと授業を聞いているよ」と言うのはそんなところで説明がつきます。
妻は仕事でも「とりあえず、やらなきゃいけない事はもう先に言って欲しい。カットオーバーには全部間に合わせるように「調整」するから。別の仕事を平行進行させる方が安心するわ、だって締切に間に合えば良いんでしょ。」こんなことを言っていました。
すげー自信。なんちゅうマルチタスクの持ち主なんだ?
どう言うパラレル(平行)ワールドが繰り広げられているのか頭の中を見てみたい。
拙い画で恐縮ですが、図解するとこんな感じ。
これは仕事の例です。おとなになって仕事となるときちんと締め切りを守っていますが、家では違います。
家での妻とむすめの事がそのまんま書いてある本みつけ
むすめとの共通点として、ある本にこんなことが書いてありました。
何かを「し続け」「やり遂げる」ことが難しい
注意・集中力が続かないため、何か物事をし続け、やり遂げることが苦手です。
ADHDのある子を理解して育てる本 (学研のヒューマンケアブックス) より
着替えを始めたらテレビが気になり、裸のままテレビを見ていたり、片づけるぞ!と意気込んで始めたのに、そこにある漫画を読みふけってしまったり。
次々と新しい行動に移って、どれも終わりまでできないのです。
むすめの場合は「やり遂げる」ことが難しいことは当てはまりません。むしろ「決めた事」は遂行し最後まで終わらせるまで気の済まない性分です。
それ以外の他は全て同意できる文章です。
え?妻。。。。。家では全部当たりです。
二人の姿をそのまま映した事例で笑ってしまいました。
一方、むすことぼく(父)
シリアルワールド
一方むすことぼくは、妻とむすめとは性質が違います。
どちらかと言うと、持っているタスクは優先順位を付けて出来る準備ができたのもから、ひとつづつ行っていく性格です。
シリアル(直線)ワールドです。
他の雑念に囚われたくないので、ひとつのタスクを掘り下げてより正確な仕事をしていく方が好きなタイプです。
他の事には手を付けない結果、締切より早く終わらせることが出来るものがあったりするので、「迅速にご対応いただき、ありがとうございます!」と言われると心の中でニッと笑うのであります。
逆に、先を見通し過ぎて対応できそうにないものは断ってしまうこともありますのでかなり損をするタイプと言えます。
妻は取り敢えず受けるタイプ、ぼくはスケジュール見てその中で計画を立てるタイプ。そんな感じです。
むすこにぼくの性質がうつっています。ディスレクシアなので更に大変。
むすこは正にぼくのタイプがうつってしまっています。
色々注文や説明を畳みかけるように言ってしまうと、パニックになります。
妻はそれが分からないので、簡単な事も、難しいことも色々言ってしまってむすこが青くなっていくのがわかります。
「そこまで言う必要なし!」とぼくが止めることもあります。
加えてLDなので、そこのところは注意事項です。
ですので、むすこには一直線に運ばれているベルトコンベアーに伝える事を優しく載せるように、端的に分かりやすいように物事を伝える必要があります。そうすることによって理解してくれることが多くなりました。
また持ち前の運動神経でフットワークも良いので、簡単な作業には役に立つようになってきました。
これがむすことぼくの分析です。
まとめ
家族の恥を晒すようで咎められるのですが、こんな感じでむすめの発達系(ADHD)対策として、第一弾をまとめてみました。
こんなバラバラな性質の家族ですが、よくまとまっていると自分でも不思議に思います。
むすめはまだ小2で8歳です。こんなに小さいのに辛い体験をしていると本当に親として心が痛みます。
まだ決まった訳ではありませんが、むすこがLDだったおかげで発達や学習系のことに注意が向いていましたので、学校に相談する術がわかっていてよかったかもしれません。
出来る限りのことをしていこうと思います。
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