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小4ディスレクシアむすこが、めずらしく「映画がみたい」と言う。
「なんの映画?」と聞くと「トロン!」
(え??? トロンって昔々あった、あのディズニーのCG映画?)とよく調べてみると、
その続編が10年ぐらいまでに「トロン:レガシー」と言う題名で公開されていたらしい。どうやらそれのようです。どこで見つけてきたのやら??
Amazonで配信レンタルを見ると、日本語吹き替えが無く、日本語字幕しかない。
これは、むすこには強敵だ。
これで良いかと聞くと「みたい!みたい!」と言うので日本語字幕版を見せてあげました。
見終わった後に、「どんなお話しだったかわかった?」と聞くと
「おもしろかったー」と言いながら、お父さんがどうのこうのとか、そのこどもがどうたらとか、会社がどうのとか、バトルでどうのとか、まとまりの無い解説でしたが、おおよそのことは分かってたみたいでした。
分からない漢字は分からないですが、字幕を見るのは慣れているのでそれで大体掴めていたのか?
実は、昔の映画だけどこの前に主人公のお父さんの映画もあるよ。と教えると「見たい!」と言っています。ディズニーと言えば「トロン」になってしまったむすこです。
CG、コンピュータ、バトル、バイク、こんなものが重なるとディスレクシアも関係ないみたいですね。それで良いと思います。
ぼくも、見てみると面白かったです。
あいさつができないむすこ
幼児の頃
ちいさい頃から、あいさつを全くしないむすこでした。
保育園に行ってた時、いずれ真似するかな?と思って、ぼくが会う人、会う人にあいさつをしても全く無視。まるであいさつは大人の役割と言わんばかりの様子。
それでも、まあむすこに面と向かって「おはよう」と言われると、ニッコリはできる。
それができるからまだいい方か、こだわりすぎると負担になると思ったので、無理強いせずにぼくのペースでいつか気持ちよくあいさつしてくれるようになるかな?と「こら、あいさつしなさい」とか言う事もせずにいました。
小学校入学
日ごろの学校での生活はわかりませんが、サッカーチームに合流した時、近所でともだちやその親御さんに出くわした時、定期的に行ってる医者に診てもらう時、個別指導に行った時。。。。
ぼくと出かけた時は相変わらずです。
ぼくが先にあいさつしちゃうからだめなのかなー、余計な事をしてしまってるかな?と思う事もしばしば。
ともだちが多いむすこなんで、ちょっと外を歩くだけで、大体誰かに会って名前を呼ばれます。
そんな時に、ぼくが「おー、元気ぃ?」なんていい歳したおっちゃんが先に言っちゃ立場ないですよね。
そろそろ、恥ずかしがる年齢かもしれないですし。。。。。
あれ?最近あいさつするぞ。
びっくりしたのは、先日個別指導に行った時です。
絶対に自分からあいさつできずにニコリとする程度でしたのですが、先生の部屋の扉を開けて先生が振り向いた瞬間に自分から「こんにちは!」と自分が我先にあいさつをしたのです。しかも大きな声で。
こんな姿を見るのは初めてです。
サッカーチームに合流する時も、輪の中に入るなり「おはようございます」と言う声が聞こえてきました。
上の人だけでなく下級生に対しても、その辺で合った時に「〇〇、おはよう!」と言っていたのを見かけました。
ムラがあるので多分、他の事で頭がいっぱいの時はできないと思います。
診断は無いですが、発達系なところもあると思われます。
あいさつが出来ない時は仕方がありません。
出来る時を見かけた時は、気付いた時は極力ほめてあげようと思います。
まとめ
あいさつは、日常生活の基本なんて教え込まれていたことがあります。
確かにそうでしょう。
あいさつされないと相手方が不快に思う事もしばしばあると思います。
こんなぼくでも、ちいさい頃はあいさつなんかしたことありません。
中学生ぐらいでやっと、まともにできるようになったのはアルバイトを始めた大学生ぐらいの頃からです。
それは、「頭下げたりあいさつ程度で、相手と円滑になるならいくらでもやってやる。」と思えるようになってきたからです。
特別礼儀正しい子に育てようなんてサラサラ考えていませんが、これが彼の自信を取り戻したことによるもので、相手のことを思う気持ちが芽生えてきたということであれば儲けものです。
前述の映画でも、外国人俳優があいさつをしているシーンがいくつも出てきました。
欧米人はあいさつが日本人より大げさに映ります。
わからない英語を聞きながら、彼の目にどう映ったか?
心の奥を見てみたいものです。
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