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小4ディスレクシアむすこ。
学習障害の他に彼には弱点があります。それは「アレルギー」。
今のところ分かっているのは、
「ハウスダスト(ダニの死骸)」「スギ花粉」「ピーナッツ(食物)」。
この中で、克服できそうなものは「ハウスダスト」、「スギ花粉」です。
今、一生懸命、舌下免疫療法の薬を妻と一緒に続けています。
「いつまで飲めばいいんだー」と言いながら。
それと、こまめに「毛布洗い」、「ドラム式洗濯乾燥機」でほこりを洗い流し、
「空気清浄加湿機」で室内の湿度とほこりをきれいにしているつもりです。
そのせいか、鼻をグシュグシュすることが減ってきた気がします。
この鼻がムズムズするのがLDの原因の一つでないかな?と思っています。
他に、一生治らないと言われているのが「ピーナッツ(落花生)」です。
これが、本当に天敵でむすこも細心の注意をしていますが、「あーもう、どうしてもだめだった、、、」と言う事もありました。
豆は食べなくなりました
ピーナッツは本当に辛いらしくて、すぐに吐きます、顔が腫れます、体中が赤くなります、頭痛くなります、お腹痛くなります。。。。。。ぼくは本人で無いので詳しくはわかりませんが、アレルギーのお医者殿曰くアレルギーの中でも「本当にやばい」ものの一つだそうです。
しかも、大人になっても治らない。
そんなものですので、本人は豆自体を食べなくなりました。
2年前に死んだうちの父が過去に無責任にも「慣れさせればなおるよ」と知った被りして、私の母にふざけたことを言った事があります。その時はさすがに「やめろ!死んじゃったらどうすんだ!!」とマジで言い聞かせたことがあります。
そうとでも言っておかないと、昔気質の母なんか父の言いなりでここまで来ましたのでどんな食べ物を作っていただいてむすこに与えるかわかりません。
その時はさすがにシュンとしていた父ですが、認識の無い、自分の価値観だけで生きている人なんてそんなもんです。やばいです。
それだけに、親族であろうがなかろうが、いただいた食べ物は一旦チェックをする癖が今でもついています。信用できないんです。それだけ強力なアレルゲンなのです。
節分
先日節分がありました。
節分の豆は「煎り大豆」ですよね。幸いな事にむすこの場合「大豆」は大丈夫です。お豆腐も毎日食べてます。
ところが、先日ピーナッツを食べてしまったばかりですので、「豆」の形をしているものに手を伸ばすことができません。
毎年、歳の数だけ喜んで食べていたのに、気持ちよく食べられなくてとても可哀そうです。
「大丈夫だよ。ピーナッツじゃないから」と言ってやっと食べました。
しかし、今年のスーパーの節分コーナーに行くと、どさくさに紛れてピーナッツ菓子が並んでいました。
上の写真のように、ストレートに「ピーナッツ」と記載があるのは大丈夫なのですが、
警戒心の強いむすこは、においすら嗅がないと思います。
でも、もう少しゴチャゴチャ感がある字の表記ですと、ディスレクシアでもありますので勧められたら分からなくて食べちゃう可能性はない訳ではないと思います。
もっと、大人しか手が届かない高いところに置いて欲しいと思います。
「落花生」と「ピーナッツ」の表記
あと、最近気になるのは「落花生」と「ピーナッツ」の表記。
もちろんこの二つは同じものを指します。
が、むすこは「ピーナッツ、ぴーなっつ」とばかり考えていて「落花生」と言う漢字が分かりませんでした。それが先日のピーナッツアレルギー発作の原因でした。
特に、大袋に入っているアソート関係。
大袋には「ピーナッツ」「落花生」ときちんと記載があっても、小袋にはスペースの関係で「落花生」とした書いてない場合があります。
サッカーチームの役員さんや、子供会のおじさんがよかれと思ってアソートの小袋を配ってくださることがあります。その時に「ピーナッツ」が入っていて不注意で食べてしまった場合はやばいです。
下手すると死に至る場合も無いことはありません。
お菓子をお配りするような立場の方は十分ご注意いただけるとありがたく存じます。
一度、子供会のクリスマスにいただいたおせんべいに入っていたことがあって、ひどい目にあったことがあります。もちろんそれには「ピーナッツ」とも「落花生」の表記はありませんでした。
成分・アレルゲン表記の例
食べて失敗したものの表記・・・アイス
これ、小さい時にむすこが「チョコアイス」食べたいと言って買って食べちゃったものです。
ぼくも、アレルギー表示が端っこでしかも折り目に被さっていて見落としました。
メーカーさん的には「書いてあるだろ!」と言う事なんでしょうが、大事なことなので、せめて折り目に被さらないように書いて欲しかったです。しかも、空いたスペースあるんですから。。。。。
既の所で気付いた例・・・カップヌードルカレー
これ、カップヌードルミュージアムで気付きました。
マイカップヌードルファクトリーでカップヌードルをパッキングするアトラクションがあります。
そこで、たのしくカップヌードルをパックしようと順番を待っている時のこと、
むすめは普通のカップヌードル、むすこは「カレー」を選ぼうとした時に、チラリと「落花生」の文字が見えました。
「カレー、ピーナッツ入っているぜー!!」と言って止めさせました。
そうなると、心配性のむすこ「もうやだ、帰る」と言い始めて帰ろうとしました。
せっかくだからとなだめて、普通のカップヌードルをなんとか喜んで作って帰りました。
カップめんは、このようにカレー味系や担々麺は危ないです。
漢字の「落花生」表記ではなく「ピーナッツ」に統一して欲しい
商用の食品は、年齢関係なく不特定多数の人が購入して食するものです。
それだけに、どんなアレルゲンでも一般的に「分かりやすく」「大きく」「こどもでもわかる」ようなものを希望します。
成分表ではゴチャゴチャしていてディスレクシアなむすこは見ようとしません。
アレルゲン表示も少し大きくしていただいて、「落花生」の場合は目立つように「ピーナッツ」と書いて欲しいと思っています。
スペースやデザインの関係とかメーカーさんも言いたいことはあるかと思いますが、万一の時に原因が特定された時のダメージに比べたら、やっておいた方がよいのではないでしょうか?
なんか、そんな「アレルゲン表示団体」でもあるのかな?
みんなそんな要望は少ないのかな?
結構あると思うのですが。。。。
形でわかるものと練りこみ形
パッケージで、「柿ピー」みたいにピーナッツそのものがわかるものは良いとして、食品自体に練りこまれているともう表記を信用するしかありません。
最近では、「ピーナッツエキス」とか言うものまで存在します。
そうなると、信用するものは表記だけです。
まとめ
実は、ぼく(父)はピーナッツが大好きでした。
煮て食べたり、皮のままで食べたり、柿ピーももちろん。
本当に大好きです。
出張で八街と言う町に行った時はお土産に買って帰ったこともあります。
今は食べられなくて残念なのですが、むすこがこんな状態なので仕方ありません。
これを機会に「落花生」の漢字の書き取りをしました。
むすめも覚えてくれました。
こどものうちは家族みんなで気を付けて、独り立ちしてもピーナッツで困らないように、自分で対処できるように教育しておこうと思います。
「もらったお菓子で分からない場合はピーナッツが入ってるか必ず聞け! それかもらうな!」と
ピーナッツ農家さんすみません。
いつか、ゆっくり食べられるときが来るのを楽しみにしています。
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