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自信を無くしていたむすこが、将来の夢を言うようになるまで。

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むすこのサッカーチームで、仲良しのともだちの一人が1月で辞めてしまうらしい。

4年生で辞めるとは聞いていたけど、今月まで辞めてしまうとは。。。。

せめて3月までいてもらえれば、むすこも当人も納得いくだろうにと思っていただけに残念。

むすこも残念がっていました。

緊急事態宣言のおかげで公式のサッカーの試合も来月2月に延期になったので、その子は出ることなく退団。去年の公式戦も最後の決勝まで出来なかったし、なんだか気の毒です。

ぼくは、その子が辞めてしまう理由(進学塾通いで土日が忙しくなる)はお母さんに教えてもらっていたので知っているのですが、むすこはなんだかわからないらしい。

他人の事は詮索しないと言うか関心が無い子なので仕方無いのですが、仲良しなんだから少しは聞いてあげれば、何かの相談にもなるかもしれないのに、と思うのであります。

まあ、むすこはむすこでいいかな。

その子は中学校は別々になっちゃうのかな?将来に向かって頑張って欲しいものです。

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自信を無くした過去~現在まで

LD発覚前は?

勉強が出来なくて、字が読めないことに、気付かない親にどうしていいか分からない本人。

「ぼくはバカだから。。。」と言う事がしばしばみられ、

「おとなになれるかな。。。。」なんてこともこぼしていた事があります。

その度になにも知らないぼくは、「おとなになってもらわないと困るんだよ!」と言ってうこともありました。

んな感じで、将来の事なんか全く考える余裕もなく月日が過ぎ去ろうとしていました。

LD発覚後~現在

とにかく、幼児の頃のように、自己肯定感を戻してもらおうと必死になって対応してきました。

それを取り戻して貰わないと2次障害の恐れもあるとして、一番大事な学力よりも、まず普通の生活が出来るようにしていけるように、そして少しの事では怒ったりしないように、何が原因なのか?その対策は何をすればいいのか?この1年試行錯誤でやってきました。

結局、「好きなことを思いっきりやらせて、尚且つ、特性に合わせてやらないといけないことをやっていくこととすることにしました。」

ひと言で書けば簡単なことなのですが、内容はかなり濃いです。

好きな事

「小学生らしく外で遊ぶ。」「小学生なんだから夕方の鐘がなったらきちんと帰ってくる。」「小学生は勉強が仕事」「小学生は買い食いはしない」「小学生は喧嘩しないで仲良くともだちと遊ぶ」「小学生は好奇心一杯で色々チャレンジする」「小学生は牛乳を一杯飲む」「小学生はカルシウムをたくさん取る」「小学生は素直にする」「小学生は習い事に行く」。。。。。。。。。

こんなドラえもん(映画)のような大人が思う小学生らしいことって言う考えは一切辞めました。

例え、そんな要素がむすこにあったとしてもです。

むすこはむすこ。と思い。

とにかく好きな「サッカー」や「ゲーム」もやりたいようにやらせて、自己肯定感を高めてあげようと思いました。

特性

この「特性」とはディスレクシアの特性の事です。

特に、字を読むことが不得意なむすこ。

画を見るように字を読むむすこ。

詩や短歌を読むのは得意です。情感を込めて読むことができます。

演劇会のセリフも得意です。

読むことが不得意だから、書いてあることをいち早く覚えて教科書が必要なくなります。

教科書の字を追えなくてもいいや、内容が理解できればと言う方向に考えるようにしました。

「それじゃ、本読めないじゃん」と言われても構わないです。

だって、そもそも読むのが不自由なんだから。

音声教科書や先生が読み上げたことで理解できれば。

最低限の表示や標識、注意書きが読めればいいやと言う風に思っています。

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天邪鬼なところも

あんまりぼくや妻が、「読めなければ読まなくて良いよ」とか「そんなに漢字の練習するんじゃない!」とか言ってると、天邪鬼が出てきて、がんばって最後までやることもあります。

でも、あまりにも辛そうですと、ストップかけてぼくが計算問題やったりすることはあります。

そうこうしていると、自分として自信を付ける方法はこれだ!というのがわかってきたみたいです。

それは、もっと「テストの点数を上げたい」と密かに思っている事です。

「今度は絶対100点取る!」なんて宣言してしまうと、今までが今までなので、取れなかった時に恥ずかしいので宣言はしませんが、着実に自分なりに点数をあがるような対策をしているようです。

まずはやれそうな「社会」「理科」からです。実際奇跡的に100点取ってきてくれた事があります。

「理科テスト満点だったよ!」 しかしこの先も安心はできないのだ
理科のテストで100点を取ってきました。それはそれでうれしいのですが、むすこの得意・不得意な勉強スタイルが浮き彫りになってきてちょっと不安になってきました。
がんばったよ。社会は一番嫌いだったはずなのに。
地図も読めないし、昔の話なんか知ったことではないのに、レポートがあったり大嫌いだった社会。テスト慣れのせいかな?よくできました。

やはり、なんだかんだ学校が嫌いだ!勉強なんか嫌いだ!と言っても、小学生の学校での自己肯定感を上げる方法と言うのは、学校の成績を上げていくことなのでしょう。

それをむすこの場合親が余計な手助けしたり、助言を言ったりするとまた天邪鬼が登場してやる気が失せるので、彼のやり方で彼の計画でやらせていくことが一番じゃないかなと思っています。

正直、LDの事はここまで付き合ってきても謎な部分が多すぎます。わからないことだらけです。
今後、LDがひどくなったらその時はそんな対処を親としてしていかないといけないとも思いますが、LDが改善してきた場合は、ぼくがやってきた以上の効果的な対策を自分でがんばってしたことになったことでしょう。その時は、自分の力を信じて自分の力でやってもらおう思っています。

申し訳ないですが将来、むすこにこうなって欲しいとか、こうあるべきだ!なんてことは全く白紙の状態です。

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将来の事を語るようになったむすこ

先日むすこから「ぼくが大学生になったら。。。。」なんて前向きな話を聞きました。

内容は覚えていないのですが、運動系の事を言ってたような気がします。
それにしても、将来の事を思い描きだしたのかな?と思いました。

受験生になることすら難しいと思っていたのでびっくりです。

そして、「ぼくは将来サッカー選手と、フォートナイトのワールドカップに出る!」と具体的な事を言ってきました。

ぼくが小学生の頃は、将来なりたいものを学校で書かされても、親に「そんなもんになっても!」のようなことを言われがちでしたので、本当に嫌な事でした。それで、大人になって何をやりたいなんて考えたこともありませんでした。

むすこの場合、屈託なく考えが及ぶだけ立派だと思いました。

ますます応援しないとなぁ

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まとめ

今回は以下の事を記述しました。
  1. 仲良しのともだちがサッカーチームをやめること
  2. LD発覚前~現在まで。(自信を無くしていた頃から現在)
  3. 天邪鬼
  4. 将来の事を語るむすこ

校長先生もおっしゃっていたのですが、自己肯定感と言うのはとても大事なことなんだなとつくづく感じるところです。

サッカーチームを辞めてしまうおともだちも、これからも親の夢に近づけつつ、自分の事の思いも大事にして成就してもらえればと思っています。

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