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人と違うことが多くて、良すぎても、悪すぎても、困難が生じてしまうのは何なんだろう?
学校も同じ事を習得して全体的な水準を均一化したい望みは分かるのですが、その習い方が人それぞれ違ってもいいのにそれが難しいのは何なんだろう?
文系・理系って分けるだけではなく、人なんだからもっと細かく得意・不得意、凸凹があって当然じゃないかな?
うちのむすこの場合は、前回のwisc検査の結果がギリギリと言われました。
その結果をだけを見ると、むすこは「指示が聞けない」(WMI)し、「見たものが理解できない」(PRI)し、「言われたこと等が行動にうつせない」(PSI)し、でも「言われたことだけは理解が早い」(VCI)、そんな無茶苦茶な人間なんだなと想像できてしまいます。
(それはぼくらが、字を読むことが難しかったことをそれまでほったらかしにしていたことに起因することですが、、、、)
でも実際のむすこはそんなこと無くて、サッカーの例で言うと「右にチャンスがあれば、右から左に素早く切り込むし」、「左に味方の掛け声があってチャンスなら、すぐにパスやフェイントが出来るし」、コーチの例を忠実ににこなすこともできる。。。。。
このような野性的なまでは検査結果に出ない。
そんな最初のwiscを受けてから1年程経ちます、この検査の数値の結果は結果として受け止めて、参考にはなりますのでそれを多少は踏まえながら、ホームワークに取り組んでいるところではいます。
でも、なんかどうもあの結果腑に落ちない。。。。IQを根拠とした判断基準しかないのか?
他の先生にも「気にすることはないですよ」と言われてはいますが、腑に落ちない。
もっと気軽に検査だけやれるところがあれば、もっとこの生きずらさ、学習しずらさが早く判断できて心構えが違ったと思うのです。
そう思うと、むすこには申し訳ない気持ちで一杯になるのです。
すごく大切なことだと思うんですけどね。
こんなことを思いつつ、何か他に参考になるものは無いか?この冬休みは逆にwiscの数値が抜群によかった人たちの体験記も読んでみました。
ギフテッド育児奮闘記
ちょうど、Amazon Kindle Unlimitedに加入しているので読み放題本に入っていたので読んでみました。
昨日に続いての「ギフテッド」ネタです。
8件の事例が記載されています。
生きづらさが一緒なところは共感できるのですが、みなさんと才能的にはむすこと真逆。
モデルケースとして、どうかと言うと「う~ん。。。大変そうだ。。。」と他人事のように思えてしまいました。
しかしながら、ギフテッドにせよ、うちみたいにその逆にせよ凸凹な子の教育は均一化されないので、難しさがあるんだろうなと言うのが感想です。(そもそも教育の均一化が良くない)
※それと、大体がお母さん達が一生懸命考えて、慌てて駆け回っていますが、父親の顔が見えてこない。それも疑問です。
むすこの場合のギフテッドってあるのかな?
この本の8つの事例として共通しているのが「集団が苦手」等のチームプレイが苦手な子が多いと言うのがあげられています。
むすこの場合、「ともだちが多い」、「チームプレイ得意」、「運動大好き」、「筋肉披露」そんなところがあります(但し背は低い)。
そんな事、親が言わなくても積極的にやってしまっているので本当に得意技なのでしょう。
運動が得意と言っても世界に通じる程、突出している訳では無いですが、ディスレクシアの代わりに他の物も含めて、神からいただいたものだと思い大切にして欲しいと思っています。こんなことでも強い個性の一つとして「ギフテッド」にあたるんじゃないのかな?と親バカ的に思っています。
このように、人間の脳みそ、運動能力、芸術的感情等、は人それぞれ違うでしょう、にも関わらず、wiscのIQ数値を根拠としたもので「高すぎても低すぎても異常」と判断されます。
もちろんそれだけが判断基準では無いのですが、分かっていながらそれぞれに合った教育を受けることが難しいのは、法令で整備されたとは言え、やはりどこかやり方が違うのではないかと「ギフテッド育児奮闘記」の実例を読んで思わざるを得ないところです。
まとめ
今日はこんなことを記述してみました。
- wisc結果の事(1年前の結果)
- wisc数値しか判断基準が無いのか?
- 「ギフテッド育児奮闘記」を読んで。
- むすこの「ギフテッド」
- どこかやり方が違うのではないかと思う事。
ほとんど雑記的なものですみません。
3学期もできることを精一杯頑張って欲しいものです。
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