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うちのディスレクシアむすこが、今年の3月に「STRAW-R」(標準 読み書きスクリーニング検査)と言う検査をしてもらいました。
主に、「音読」を行って速度を測ると言う検査だと聞いています。
これは、ひらがな・カタカナ・漢字の「単語」、「文字」簡単な「文章」の読み書きの「速さ」、「正確さ」を20問/20分で数値を出して、学年平均と比べてどうか?測る検査だと聞いています。
この検査から半年経ちました。
どう進化(退化?)しているか、今のむすこを見て所感を記述してみたいと思います。
4月検査時と今の違い
4月の検査当時
検査結果から、以下の事を言われました。
- 文字を音に変換する事(読み)→出来ている
- 書き取り→出来ていない
このことから、「読み」より「書き」の方が弱いと言われていました。
「読み」検査では、早く間違いのないように読むことが課題となり、
「書き」検査では、得意では無いがどちらかと言うと「不得意」(特に漢字・カタカナ)、ただ選択肢があれば答えらえると言う結果をいただきました。
いちお、当時下手くそな図式にまとめたのが以下です。
現状
書き取り
以前記述しましたが、当時カタカナが非常に弱かったむすこので、カタカナの復習をタブレット学習「すらら」を通してやってみました。
「漢字の部品はカタカナで出来ている」と言うお話を信じてのことです。
反復練習は避け、一語一語どんな「へんとつくり」になってきているのか確認して、慣れてきたら毎日一問テストプリントを作って出しています。
その結果がわかりませんが、漢字テストは3年生になってからは大変苦手でしたが、合格点にもう少しで届くところまで来るようになりました(たまーに合格点あり)。
直近のものも70点(合格は80点以上)取ってきました。春先までよくて20点ぐらいでしたが大体これぐらいは取れてきています。
これで満足しちゃだめ?十分だと思いますけど。。。。
読み
逆に、改善が難しいのが「読み」です。
「本を読め!」と言いたくても、長文だと読めません。
教科書の音読宿題も1段落程度でやめさせています。
ぼくの方も、対策の仕方が分からなくて、音声教科書の活用、テレビ・NETFLIXの日本語字幕付きやNHK for schoolでお話を見せたりする程度です。
詩や俳句程度の文章であれば読めますので、学校の読書の時間は詩集を持たせたりしています。
恐らく、検査を受けたときも短文であれば読めたので、それが評価されたのかもしれませんね。
でも、実際、本人は相当のストレスで読んだのかと思います。
漢字が少しずつ分かってきたので、字の形を捉えられることが多少出来てきたようなので、ある程度の長文に慣れさせようと思い考えたのが昨日記述した「スタディサプリ 」です。
この国語の問題で教科書にも出ている、ごんぎつね等の物語文の課題を短く切って出題されています。それを、「おい、やっとけ!」ではなく、ぼくと聞くだけでも良いので一緒に学習しています。
わずか10分程度の授業ですが、終わった後はスッキリした顔をしているので効果があればと思っています。
それに、現国が大嫌いだった、おとうちゃんの勉強にもなるべ。
まとめ
「STRAW-R」検査を受けた時に、試験と言うことに慣れてなく、時間に追われて焦ってしまうことも課題でありました。
そんなことが、「書字」分野の検査にプレッシャーを与えてしまいあまり良い結果が得られなかったとも聞いています。
今検査を受けさせてもらうと、少し結果は違うかもしれません。
当時の結果を受けて全体的に半年前に比べると、「書字」は大きく改善されていて、「読み」の方に化けの皮が剥がれてきた感じです。
読めなくても良いので、「この本読んでみたいな!」と言う気持ちを持ってもらうと「読み」の方の改善が進んできたなと思うところですが、今はまだまだです。
また、「URAWSSⅡ」と言う検査もあるそうですね。
「黙読の速さ」と「書字の速度」を測るそうです。
入試や試験で音読する訳には行きませんので、将来はこのような検査でどこまでできるのか測れる検査なのでしょう。色々ありますね。
あれ?そう言えば、今でもテストの時は音読しないよね???聞いてみよう。
ひょっとして、黙読出来てる???
今回は以下のウェブサイトと資料を参考にさせていただきました。
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