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音韻感覚コツコツと

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今月から、個別指導が再開されるむすこ。

まずは、主にことばの「想起」の改善をしていきたいと指導をしてもらっています。

ことばを思い起こす事が困難でしたので「音韻感覚」と簡単な「語彙」が頭のどこかに消えてしまわないような事を行い、ことばの「想起」を促していけるようにいけるようにしていただいてます。

夏休みが終わった今、感覚として「音韻」(「文字と音の変換」が弱い)が改善されているような気がします。

まだまだ、カタカナについては「間違いではないけど、なんでここでカタカナ使う?」と言うこともあって今一つなのですが、ひらがなについては、音韻の弱さが目立たなくなってきました。

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音韻訓練の課題

個別指導の宿題

わくわくプリント おとのあるないクイズ

最初にはじめた頃(3月頃)は、正直言いますとこのようなプリントでも間違いをしていました。

確かに、ぼくもみてみましたが、漫然とやると間違えそうです。

簡単な言葉ばかりですが、音韻の確認にはわかりやすいプリントだと思います。

でも、むすこはいまでは、ぼくが見てる限り「こんなのかんたん!」と言いながら、すばやくこなすことができるまでに改善してきました。

なんて言うか、余裕を持って答えられていることが伝わります。

一音一音確実にどのひらがながあてはまるか、わかってきたようです。

でも、濁点とかつくのがちょっと弱いかも。。。。

個別指導の宿題「わくわくプリント おとのある・ないクイズ」
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小さい頃から音韻認識が発達しなかったかも

小さい頃(1、2、3歳頃)の話

小さい頃(1、2、3歳頃)は、他の子よりも好奇心もあって、常に動いている子で、ことばも早くて検診等でもなんの問題も無く育ってきたと思っていました。

ただ、ことばは早いと言っても聞こえた通りにことばをしゃべる。そんな感じでした。

例えば、「ヘルメット→ヘムレット」、「しんかんせん→かんかんせん」等、聞いた事をそのまま言っていました。
こどもの言うことですし、間違えて言ってることもかわいく思えましたので言い間違い(言い換え)も敢えて治す事もせず、育てていました。

それは、多分普通の事だと思うのですがいかがでしょう。

年長さん(5歳)ぐらいの頃

ただ、そのことばの言い間違い(換え)も年長ぐらいになって、だいぶことばを覚えているはずの時も続いていたので気にはなっていました。

それに、絵本も、欲しがったコロコロコミックも買っただけで見向きもしません。

そんなことから、少し疑問はありましたが「成長段階」だからと問題にすることはしませんでした。

小学校入学後

小学校に入学してからは、教科書は読めないことは無いのですが、どうやら理解をしていない事が少しずつわかってきました。

国語教科書の文章は、読めないわけではありません。たどたどしかったり行を飛ばすことも多かったですが、慣れてくればスラスラ読めるようになっていました。
それは、教科書を丸暗記していたからでした。そのうち教科書無しでもそらんじるようになりました。

算数の計算は得意でしたが、文章問題は全然わからないようでした。
短い文章なので、きちんと読めます。
ただ書いてあることが全く理解できなかったようでした。

そんな事なので、ぼくも古い人間なので「やればできる!」精神で、うちの子には無意味だった反復練習や百マス計算等をやってもらって、よかれと思ってやったことが裏目に出てしまいました。

それが、「どうせぼくなんか」「ぼくバカだから」と言いだし、学習だけでなく、むすこの自尊心や自己肯定感を無くさせる原因になってしまいました。

これが、学習障害であろうと気づいたきっかけとなりました。

学習障害がわかってから

それから、WISC等の検査を受け、本格的にディスレクシアが判明してからは、学習は困らない程度に出来ればいいかと言うことと、好きな事を思い切りやらせて、個性を伸ばしていこうと言う方針に変更をしました。

ぼくは子供の頃は親から勉強の事はうるさく言われた口で、そのように育ってしまったものですから、これまで自分のこどもにもそのように対応するべきだと思っていて、それを変更するなんてぼくの方も相当ストレスがかかりました。

しかしながら、学習障害に気づかなければ、今頃むすこはどういう精神状態になっていたか恐ろしくて仕方がありません。

そんなことから、今は最悪でもちょっとしたことでも良いので少しでも改善される兆しがあれば、家族みんなで喜ぶようにしていき、がんばってるむすこを応援していくことに喜びを感じるようになってきました。

学校の先生からも、「早いうちに気づかれてよかったです。」と言われました。そのことばからもむすこの支援にできるだけ付き合ってあげようと決意した次第です。

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まとめ

なるべく好きな事をやらせてあげて、学業も理解できる範囲で自信を無くすことのないように、

この「わくわくプリント」、普通から見れば簡単すぎるものですが、この半年ぐらいでむすこも「かんたんだよ」と思えるようになりました。

このように、ちょっとした改善に気づけば一緒に喜んであげようと思います。

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追記

追記:2020年10月19日

むすこが、がんばりながら音韻感覚とはどんなものか見張っている毎日なのですが、やはり紙や画面上の文字と聞き取りではだいぶ違うなと感じています。

目の前に記述された文字をみると、理解どころか気持ちが崩壊してしまいそうになりそうになる一方。よく質問はしてくるので答えてやると、「ああ」といつもの納得の返事で急に理解が早まり、答えをかき出します。

結局、語彙は知らないわけではないようです。

不幸なことに、学校のテストは全部紙上。理解度を測るのは現実的には紙の上。

書けない・読めないからと言って、自分がバカだと思い、二次障害につながるのが一番怖いです。

うまい方法はないでしょうかね。

追記:2020年11月27日

現時点では、音韻感覚がみるみるうちに上達したそうで、個別指導の先生にも「出来てきたね」と褒められていました。

逆に、足りないなと思うのが「語彙」。

耳から入る言葉であれば得意ですが、本を読まない・読めないので、書かれていることばの説明をすることが難しい。

ことばは知っているけど、その説明を一言でも行うことが困難。

こりゃ、親の責任でもあるなと思い、くだものでもやさいでも良いので「トマト」で終わらせるのではなく、「赤い」「まるい」「やさい」等の一言でも良いので説明できる癖をつけてあげようと思います。

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