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「デイジー(音声付教科書)承認されてたよ」と妻からIDとパスワードをメールで教えられ、早速試してみました。
マルチメディアデイジー教科書承認されました
音声付教科書って何?
そもそも「音声付教科書」とはなんだ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ぼくも昨年まで全く知りませんでした。
「発達障害等により、通常の検定教科書では一般的に使用される文字や図形等を認識することが困難な児童生徒に向けた教材で、パソコンやタブレット等の端末を活用して学習する教材です。」ことです。
「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律(教科書バリアフリー法)」に基づき、現在6つの団体から音声教材が提供されています。
それは、うちのようにディスレクシアのむすこが居る方など、事情を知る方にとっては大変助かるものです。
簡単に言うと「PCやタブレットを使ってナレーターや音背合成で読み上げてくれる教科書!」です。
うちのむすこの場合、毎日の音読宿題をやってはいますが、ルビを振ったり、親が付いていないと、たどたどしくて本読みしてると、呼吸困難になりそうです。そんな子には救世主のような存在になるのかなと思っています。
そんなありがたい音声付教科書をお作り頂いている6つ中からまずは「マルチメディアデイジー教科書」を選び提供をお願いしていた訳です。
むすこに見せました
まずは、むすこのIPadにデイジーが使えるリーダーのインストールから始めます。
取り敢えず、無料の「デイジーポッド」をインストールしました。
現在iPadOS13.4ですが、「デイジーポッド」は何の問題無く使えています。今のところこのアプリで全く問題ないでしょう。
ところで、デイジーを使ってみた、最初のむすこの気に入ってるところなのですが、
- 女の人の声が聴きやすい
- 読んでる部分をマーキングされて目で追いやすい
- 速度を変えられる
逆に気に入らないところ
- 女の人の声が生々しい(良いって言ったじゃん!)
感想的は今のところそんなところです。
元々本読みは嫌いな訳なので、このような教材については、こどもの心に訴える波長というか本人にしか分からない好みがあるはずです。何でこれが良いのか?良くないのか?と聞くのは愚問であると思います。
従いまして、良ければ活用してもらって様子をみていこうと思います。
他の音声付教科書もお願いしています。
「ペンでタッチすると読める音声付教科書」と言う名称だそうです。これもお願いしています。
教科書と同じデザインの本でペンでタッチすると読んでくれるものだそうです。
まだ、現物は来ていませんが、タブレットでは無く本を使う分、こどもの負担が少し減るのではないかと思います
ペンの値段が少しかかりますが、私はむすこにはこれも合うのではないかと期待をしています。
まとめ
このように、色々な音声付教科書が出ています。
むすこに合うものがあれば良いなと思いますが、どれもこれも駄目であれば当初決めていた自分で音声教科書を作ろうと思います。
お父ちゃんの声で学習するのはどうなんでしょうね。
その反応も見てみたい気がします。
さすがに、中学生ぐらいになると「やだ」と言われそうなそんな予感です。
追記
追記:2020年7月30日
今のところ、読み上げしていただいている、女性の声は特に嫌がる様子もなく普通に使ってくれてます。ただ、教科書がタブレットに入っていることにまだ慣れないみたいで、それならばペンタッチの方がやりやすいようなそんな様子です。
新しい教材のダウンロードをぼくが忘れてしまっていることが多いのでそこが反省点です。
追記:2020年11月18日
むすこのクラスがまだ習っていないところが音読宿題出ていますので、デイジー教科書が手放せない毎日です。
むすこには、どうせ教科書画面を見ても分からないし気が散っているので、「聞いてるだけでいい」と言っています。
今は「世界にほこる和紙」という文章ですが、聞いていないと思っていても、不思議と和紙の事を語りだしたりするのでやっぱり文字ではなく、ことばで聞かせてじっくりやらせていこうと思います。
それと、だいぶ前に聞いたのですが、来年3月から「デイジーポッド」アプリ使えなくなるんですね。
4月からはアプリを変えないといけないですね。
おい!種類ありすぎで、どれ使えばいいかわからん。
App Storeのレビューでしっかり、返答しているところにしようかな。
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