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小学校時代のLD対策振り返り3:検査行くよー

涙の少年
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小学校時代のLD対策振り返り2:検査機関探しの旅
2019年年末当時、LDの検査機関がどこに問い合わせをしても難しかったのを思い出します。

昨日は、学習障害の検査、診断していただくところが見つかったお話しまで来ました。その続きです。

担任の先生には学習障害・LDの疑いがありそうだと言う事と検査機関が見つかったので日程をお伝えし、ご理解いただき検査の日のお休みを取る事にしました。

さて、今度はむすこをどうやって学校を休ませて連れて行くかです。

学校を自分だけお休みすることには喜びそうですが、「検査」とか「テスト」と言うことばを聞くだけで怖がっていた時期です。

絶対、嫌がります。

そんなもんわざわざ、受けに行くぐらいなら学校に行った方が良いと言うに決まっています。

自信を無くしているとこんなところにも影響してきていました。

wiscの検査なんか初めてでしたので、ぼくの方もどうむすこに説明したらわかりません。

それでも、いずれ分かる事だし、将来に渡っての経験として率直に話した方が良いと思ってありのままに話をしてしまいました。

「ねえ~、今度の火曜日学校お休みでおとうちゃんと、おかあちゃんとちょっとお出かけしよう。」

「やった!休み!良いの?」

「その代わりさ、文字読むのが不得意じゃん。」

「うん」

「そのね、検査を受けに行こうよ。」

「え!!やだやだ!!検査ってテストでしょ。やだ!怖い!」

「でもさ、これから学校の先生にも分かって欲しいことがあるからその検査して学校で話し合いをしようと思ってるんだ~」

「ううううう~、でもテストじゃない。怖くない?」

「検査だけどさ、先生と一緒にお遊びするような感じなんだよね~、保育園の時のお勉強みたいに。」

「うううう、じゃあいいよ。行くよ」

細かいやり取りは忘れてしまいましたが、このような話ををむすことしました。

むすこ半ば涙目です。それぐらい嫌がりました。

本当に「検査」「テスト」と言うことばを聞くだけで拒絶反応を起こしていました。

涙の少年
涙の少年
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何で検査受けに行かないといけないんだろ?理不尽を感じるなぁ

それにしても、文字を読むのが苦手、反復練習が苦手ってだけで検査を受けにいかないと行けないなんて、ぼくも理にかなわないと思いました。

しかも当時は小3、9歳の男の子です。

これまで、自然児のように生きてきて、たくさんのともだちに囲まれて、体育が得意な子です。

どこからどう見ても何の問題があるようには見えない普通の男の子です。

「検査」の事は本人の方が、もっと理解ができなかったと思います。

最も嫌いな「検査」「テスト」を受けにわざわざ受けに行く制度を受け入れて、学校に申告しないといけないなんて、むすこがかわいそうで、かわいそうで、涙が出そうになりました。

こんなんだったら、勉強なんて出来なくったって、普通に生活が出来るようになればいいじゃん。

その普通の生活をするための、検査、診断、申告か??わざわざ手間とお金かけて??

検査機関を見つけるのも大変だし、LDの場合保険も効かないし、、、、

他人事のように、医者に行ったら?簡単に検査を受ければ?と簡単に言う人もいるでしょう。

何が何だか分からなくなります。でもぼくは親なので色々と思い浮かぶ矛盾をむすこの為の最善は何か考えないといけません。

そして、制度や慣習としてそうあるなら仕方ない、甘受するしかない、と理不尽と思う事もあまり考えないように半ば無理やり、検査をしてくださる特支学校へと向かうのでした。

つづく

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