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【夏休みの読書】本を選ぶ

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うちの本棚

「夏休みは読書をしよう!」

なんて言うフレーズが書いてある夏休み宿題用レジュメ(お知らせ?)を受け取って来た、小6むすこ、小3むすめのご両人。

うちには、お仕事用以外にはあまり即効性のありそうな本は現物ではありません。

ぼくと妻が昔読んだ小説や物語や歴史モノとマンガの類の本を玄関の本棚に後生大事にかざってあります。

もう、この歳になると、何年生ぐらいで読めるのかな?なんてこともわかったもんじゃありませんが、この狭小住宅に「これは気に入っているから、いつか、こどもも読んでくれるかも」と願って飾ってあります。

中には、遠い昔に読んだんだけど、もう一回読んでみようとか思う児童書もあったりして、購入して見ると、確かハードカバー本だったのが、ペーパーバック風に装丁が変わっていて、本棚が軽くなるなと思うものもあったりして時代の流れを感じたりします。

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父の影響

ぼくは、本好きコレクターの父親の本棚を漁るのが大好きな子で、それで色々と勉強になった記憶があります。

もちろん、おとなの本なので、小学生では難しいものが多かったのですが、それでもがんばってゆっくり読んでみると朧げに通じちゃったりする。それを中高生になったらもっときちんと読めるようになるかもと、ワクワクするものを感じたりもしました。

特に、歴史物、軍記物、推理物、エッセイ、、、そんなものが好きでした。

その本の中での覚えている場所や人物がつまらない授業で出てくると、急に目が覚めて興味が沸く授業になることがしばしばありました。

今の時代はネットなどで学生も忙しいと思いますが、当時は音楽を聴くか本を読むかぐらいが娯楽です。つまり暇がたくさんあります。

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速読は嫌い

父親は速読をしていたらしいので、めちゃめちゃ1冊読むのが速い人でした。

本当に読んでるのかよといつも思っていました。

ぼくはその逆で「本はゆっくりじっくり読んだ方が良い」と言うか、それしか出来ませんでした。

ゲームもネットも無く、娯楽と言えば読書や音楽ぐらいしかないで、学校以外は暇な学生でしたのでいつもカバンに本を入れていて、東西線の中で「ゆっくり読む」事がちょうど良かったのかもしれません。

父親が「本は速く読め」と余計な指示をしてくることがありました。たくさん読むと知識の積み上げになるとでも言いたかったのでしょう。全く持ってうるせー、本ぐらい自分で読むわ。です。

たまに間に受けてそんな速読もどきをすると、行を飛ばしてしまったり、かえって文全体が塊に見えてしまいます。

そうすると、文章の意味が分からなくなります。何度も何度も同じところを読まないとわからなくなるので、逆に遅くなります。

そんな経験から、ぼくは速読術と言うのが嫌いだし信じないのです。

だから「本はゆっくり読みたい」のです。

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むすこに似ている

ここまで聞くと「あれ?誰かに似ている」と思いませんか?

そうです、むすこです。

いつもこのブログに書いてある通り、文章を読むとき「森を見て、木を見ない。木を見て、葉っぱを見ない。」むすこ、それです。

それが、更に神経的に重症化したのがむすこなんだとぼくは判断しています。

自分の事を振り返れば振り返るほど、親の影響を受けていることが分かって来て恐ろしいです。

ですので、むすこが本を読めない・読まない理由がわかるような気がしています。

極たまに、国語の文章問題で80点以上の点数を取ってくるのもわかります。

各方面からのご指導の通りやれる時、視点が定まって読めるのです。

彼の努力と訓練の賜物です。

文字の横に手を添えると読める時があるのです。

現代社会における忙しさやざわざわ感が彼の神経に影響を与えているのも間違い無いと踏んでいます。

これからもそんな状況を避ける事はできません、今のうちに善悪の区別をつけさせ、そこを逆手に取って判断して行ってもらいたいと思うのであります。

おそらく、そのあたりから道徳少年の個性ができつつあるのかもしれません。

(ぼくは自由にやらせてるだけだよ。)

さて、読書本選び。

むすことむすめに取り敢えず、ぼくと妻の本棚から「なんか気になる本ここに無い?」と聞きました。

無ければ買いに行けばいいし、図書室にあればそれでいいし、、、

むすめは「これ!」と決めていたかのように、取り出しました。

霧のむこうのふしぎな町

見ていないようで、目星をつけていたようです。(あれ?この本あったんだ。)

ところで、むすこは。。。。

「これ!」見ると、村上春樹の1Q84だ・・・完全に適当にページ数で勝負しようとしてる。

「だから、読書感想文用だってば、これは難しいよ多分、開いてみな。」

「なんだこれはダメだ。ハリーポッターは無いの?」

「英語しかない」

「だめだ!じゃあこれ!」

で、選んだのはこれ。

無私の日本人

これも、表紙で選んでる、ご様子。

まぁ、開いて見ろ。

「だめだ!漢字が多すぎる!!」

本当にそこなのか?。。。。

まとめ

むすこ、むすめの本選びを記述しました。

むすめは、他にも欲しい本が決まっているらしく、また本屋さんかAmazonで買ってあげよう思います。

むすこはねー、3,4年生レベルのものを一緒に探してあげて、できれば朗読してやろうと思います。

ではでは。

霧のむこうのふしぎな町 (講談社青い鳥文庫)

霧のむこうのふしぎな町 (講談社青い鳥文庫)

柏葉幸子, 杉田比呂美
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発売日: 2008/03/07
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オーディブル版もあるよ

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