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ディスレクシアむすこ自信を無くした時には「頭の回転が3回転半回ってるんだよ、回り過ぎ」と励ます。

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現在小4むすこ。

ディスレクシアの疑いがありそうだとわかった昨年末頃、テストの点数に落ち込み、親からやればできると根拠の無い言われに悩み、本を読めと言われても読めないし、それにより気持ちが安定しなく、「どうせ、バカだから」「ぼくは、バカだから」と自分に自信が無くなり、得意なサッカーにも影響を受けそうな時期がありました。

今では、ぼくたち親も理解し、学校にも配慮をしてもらい、だいぶ気持ちも落ち着いてきて、自信を取り戻してきています。

とはいえ、当然勉強嫌いの面は残っていますし、授業が嫌なので学校に行くのが憂鬱なのが伝わってきます。

「ぼくは勉強できないからなー」と今でも、呟かないことはないことがないわけではありません。

宿題をするむすこ
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鋭すぎる?「五感」

小さい頃から感覚が鋭かったかも

幼児・乳児の頃から、心配性だったむすこ。

楽観的な面があるのかと思う反面、急に怖がりだしたり、「なんか聞こえる」「匂いがする」とか、洋服は自分の感覚にフィットしたものしか着れないとか、やたら感覚的なものを主張することが多かったです。これは赤ちゃんの時からです。

 

洋服や靴なんかは欲しがったものでも、いざ取り寄せて家で履いたり・着たりした際に、全く自分の感覚と違うものであれば、1度キリしか身に着けないことが数えきれないほどあります。
むすこのおばあちゃんが買ってきてくれた洋服なんかは感覚に合わなければまず着ません。
パジャマ程度でも同様。もったいないことこの上ないことがたくさんあります。
しかも、洋服を一緒に買いに行っても「なんでもいい」と言って自分からは選びません。
仕方が無いので、ぼくが厳選に厳選を重ね、更に1日考え、購入してくる、そんなパターンです。
結構大変です。「こどもなんか何でもいい」じゃ済まない話です。
ただ、感覚に合えば、ボロボロでも着ます。古着でもOKです。その辺りは頓着しません。

 

ある電車に乗っていた時も、「変なにおいがするし、変な音がする、駅で目が回る」と言って乗りたがらなくなったことがありました。
行きの電車で言われると大変です。仕方が無いので、バスを乗り継いで帰ってきた事があります。

そんな感じで、今もあまり変わりませんが「五感の発達」以前の問題で「発達し過ぎ?」と思う事が多かった幼児時代でした。
エスパーと言う訳ではないのでしょう、自分のこどもなのに理解を超えた言動や行動が多くて苦労してきました。

サッカーユニフォーム

五感の発達

保育園の置いてあった本だと思いますが、幼児の育児書に、「五感を発達」させると脳が活性化され直感力・発想力・危機管理能力が身に付き、五感を通して豊かな情緒と語彙力が育まれる。なんてことを読んだことがあります。

むすこに関しては、幼児塾の経験も無く、特別に「五感を発達」させた訳ではありませんが、上記の前文の直観力と危機管理能力は幼児の頃から発達していたように感じます。

 

例えば、「危機管理能力」については、保育園の先生から保護者会時に、一緒に悪さをしていた子が叱られても「(うちのむすこは)怒られる時は、いつもいなくなってる、世渡りがうまい。」と逃げ足の速さを指摘されて会場大笑いしたことがあります。
でも、先生は、「逃げ足」の事を言ってるのではなく、怒られそうなタイミングの察知はどこから来ているのか?と言うことが聞きたかったようです。

 

それに、いつも楽しく、よく笑い、よく泣き、よく走り、情緒豊かで近所の人からも「絵にかいたようなこどもだね」とよく言われていました。(今も変わりません)

 

その五感が行き過ぎていた分、愛嬌と行動でこなしてしまい、語彙力、言語化が遅れてしまったのでしょう。
あるいは逆に、言語化が生まれたときから得意でなかったために五感が行き過ぎてきたか?
どちらかだろうなと言うのがぼくのいまのところの見立てです。

 

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そんなむすこへの励まし方

言語化が難しい

言語化

現在も、むすこの努力により学校のテストの僅かですが点数も上がって来て、見て書けば字も整ったものを書けるようになってきました。

ただ、文章を書く問題で、頭の中で絵を描くことは出来ているけど、言語化が難しい。すなわち、論理的に物事を表現することが難しいのが現状です。

序文も主語も言わずに、先に結論だけを言ってしまうので、こっちも何を言っているのか分からない。そして、説明を求めると、ことばが出て来ない。

普通であれば、聞き手の方がイライラしてくるところですが、本人は言いたい事が中々頭から引っ張り出せないので、それ以上にイライラしている。

自分の頭を掻きむしり、頭を叩き、「えーっと、えーっと」を繰り返してやっと出てくる。
(学校でも、自分の頭を叩いている行動を見かけます)

それでも、何かを伝えたいのはわかりますので、きちんと待ってこっちもイラつかず、先を急がせず、聞いてあげないと心がけています。

ぼくは、小中学校時代に家庭でできる訓練の一つだと思っていますが、どうなんでしょうか?

これを繰り返して、ことばの組み立てが出来るようになれば良いかなと思っているのですが。。。

 

(頭が)「3回転半回ってるからだよ」

冒頭のように、今でも勉強に対する不安はたくさんあるむすこです。

自信が無いと言うことも今でもないわけではありません。

そんな時は、「おまえは、頭の回転が3回転半回ってるからね」と冗談で言います。

むすこ:「そんなに早く回ってる?」

父:「回り過ぎなんだよ!落ち着いてやれば大丈夫だよ」

父:「字だって、全部書けなくて良いから、ゆっくり落ち着いて書け」

そんなことは無いのですが、そんなようなことを言って励まします。

今のところは、そんなこと言っても、真に受けて気持ちよさそうな表情をしています。

丁度うまく頭の回転を止めることができれば、誰も苦労しません。

本当は、逆回転で3回転半回ってるかもしれませんが。。。。。

 

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まとめ

表現の言語化、読字が苦手は事実としてありますが、これは生きていく上で避けられないものであるとぼくも覚悟しています。

そんな中で、むすこ自身得意なものを見つけてもらって、それを成就できるよう努力をしてもらいたなと思うところです。

将来の事を考えるのは、まだ早いかもしれませんが、むすこなりに得意な感覚で「こんなものが得意」だというものは既に確立している感じも受けます。

合致したものがあればそれに突き進んでもらいたいと思います。

この半年で、自立心も芽生えてきているように思えます。

最終的には親は応援するしかないのかもしれませんね。

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