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【ディレクシア】算数のセンス。比と比の値

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小6むすこと、算数の勉強続いています。

今度は「比」の単元です。

「”10:5”を簡単にしましょう」とか言う問題が出てくるところです。

パッと見、簡単と思われる問題であれば、一拍、二拍遅れますが「これ5で割れる」とか言って答えられます。

「こんなの、カンタンじゃん!」と調子こいてます。

もちろん、難しい問題もあるので、答えに窮する問題もあります。

その問題は最後に。

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比は分数だよ

算数ドリルに取り組むむすこ。嫌いだけどがんばる。

先週まで、分数をやっていました。

かけ算、わり算苦労しました。約分・通分がんばりました。

今週は比です。

例えば初っ端に「比の値を求めましょう」と言う問題があります。

ぼくも50年ぐらい前に習ったっきりなので、こんな聞き方されると「何のことだ?」とわかりませんでした。

例題をよく見ると、「比」→「分数」にして欲しい問題でした。

6:15=$\frac{6}{15}$=$\frac{2}{5}$

こう書けば正解!です。

むすこ、いちおスラスラやれてました。

学校で習ってきたので、機械的に出来ていますが、でも、何か納得いかない様子。その様子を察して、、、

「どうした?
比はさ、変な:で書くけどさ、分数と同じだよ。
右と左を同じ数で掛けたり、割ったりしても同じ割合になるんだよ。
算数は1年生の時から言ってるけど、数はできるだけ簡単にするのがルールだから、こんな約分みたいなこともするんだよ。

この場合、割合が同じなら正解だよ。合ってるよ。」

学校では、「比」は「分数」で表せると一度納得して帰って来たみたいですが、どうも違うものに見えてしまうそうです。

それは、ディスレクシアから来る神経的なものの見方が影響しているのか?

それとも、理屈を考えてしまっていて頭がゴチャゴチャして理解が出来なくなって納得できないのか?(数学的なセンス?)

これを自分のものにするには、またしばらく時間が掛かりそうです。

まだ、単体の比の問題なら何とかなっています。

牛乳とコーヒーで作るコーヒー牛乳の例題をやっていました。

このような、文章題になると、「比」と「分数」の合わせ技で出題されます。

コーヒー3g、牛乳4gを混ぜます。
①コーヒーと牛乳の割合を比で表しましょう。(答え 3:4)
②①で表した比の値を求めましょう。(答え $3\div4=\frac{3}{4}$ )

これも何とかやっていましたが、納得いかないようす。出来ても素直に喜びません。

そもそも、分数みたいな数字や記号が多いものは見るのを嫌います。

降り掛かる目の前の火の粉を振り払って、自分なりにがんばってここまで出来るようになりました。

火の粉を振り払えた先には、他の問題が出て来たようです。

しかし、納得いかないものが出て来たと言う事は、見えてきた証拠だと思います。

良い方向に考えて、次なる文章問題に一緒に取り組もうと思います。

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最後に。。。

このドリルをやっていて、むすこがどうしても出来なかった問題がありました。

次の比を簡単にしましょう。
57:38


Ans.3:2(やり方、前項・後項共に19で割る)

慣れてる人や、センスのある人はすぐにわかりそうですが、難しいですね。

こう言う場合は、いくら九九を唱えても答えは遠くなります。出題者はそこを狙っています。
しかしながら、所詮小学生の問題ですので、試しに偶数の方の項を半分にしてみてその数で他項を割ってみると解答に近づけると思います。
その手間を頭の中でめんどくささを惜しまない事と、思いつくセンスが問題が出来る出来ないの分かれ道になると思います。

なんて、塾講師みたいな事言ってしまいました。

理解力って言うよりも、パズルだよ。

でも、これは難しいからむすこは出来なくてもよろしい。
こんなヘンテコリンな数字の問題は実生活でもあんまりお目にかからないよ。

そうやって、自信を無くさせないようにするのもむすこには大切なことです。

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まとめ

「比」の問題を小6むすこと取り組んだことを記述しました。

ゴチャゴチャ感のある分数が、ディスレクシア特性から見るのが不得意だったむすこ。

段々、見えてきて慣れてきました。

ところが、見えてきてその理屈が気になるようです。

これまでの学業の遅れから理解が遅れてしまっているのは仕方ありません。

少しづつ慣れていくのが大事だと思います。

一緒に取り組んで、いつかひらめくようにしてあげたいと寄り添ってあげようと思ってます。

がんばろうね。

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