|
小6むすこと分数のかけ算の勉強をしました。
前回までの分数のかけ算はかける数字、かけられる数字どちらかが整数でしたので、「ぼくわかるよ」とわかりやすかったみたいです。
次はどちらも分数で、さらに3連結のかけ算。
例)
$\frac{6}{5}×\frac{4}{9}=$
$\frac{3}{4}×\frac{8}{15}×\frac{25}{9}=$・・・・等
「今日、全部宿題おわったよ~」と言うので、チェックすると終わってない・・・・
「おい、おーい、19番でしょ、終わってないよ~」
「えー、あ、ほんとだ。じゃあおとうちゃん見てて。」
「全部、間違えてるからおしえてあげるよ。」
途中までやってあった2問が全滅していたので教えることにしました。
途中式がぐちゃぐちゃしちゃうな
前回、分数の途中式を「もっとマスを大きく使って計算しようよ」とアドバイスしたのですが、また元に戻ってしまって途中式が小さくなっています。
それに、途中式でせっかく約分をしていても、次の計算をしているうちに、ぐちゃぐちゃになっている途中式が判別できなくなったり、あまりにも数字が小さくなって忘れてしまっている時もあります。
上記画像の最初の3問目までは小さくて自分でもよくわからなくなっていました。
「だーかーらさ~、まだ慣れてないんだから、途中式を書いて計算するならもう少し大きく書いてわかりやすくしようよ。慣れて出来るようになったらいいからさ~」
「う~~ん、なんかマスにうまく書けないし、次の式に被っちゃうよ。」
「だーいじょーぶ!、実際余ってるじゃん。今は理解する方が大事だから、全部書けなくてもいいじゃん。全体が見えるようにしないと、理解できないんだから、もっと大きくスペースを使おうよ。サッカーでも言われてるでしょ。スペース使えって。」
「あ、そうだね。うんわかった。」
「書ききれなくてスペースが足りない事が続いたら、先生に言って拡大コピーしてもらうから大丈夫だよー。ノートだっていくらでも買ってあげるからさー。何のためにおとうちゃんがしょっちゅう先生に電話してんだよー」
途中式をもう少し大きく書こうよ
そんな訳で、ちょっと方眼マスノートがゴチャゴチャして苦手が続いているなと、感じつつマスと言うか好きなように字を大きく書かせて計算をさせました。
「あ、できる!グループがわかりやすい!」
ぼくはよくわかりませんでしたが、グループと言うのは約分のグループの事だと思います。
それも確認することができたみたいで、よかったです。
算数がおもしろくなってきた
「おとうちゃん、さっきいっしょに分数のかけ算やってたら、計算が見えてきて算数がおもしろくなってきたよ。次はわり算だよ。」
おうおう!「おもしろくなってきた」なんて聞くのは小学校入ってからはじめてです。
今まで、ノートを取ったりしても、聞いていてわかったつもりでも、ノートにぐちゃぐちゃ書いて行くうちに頭の中で整理が出来なかったんじゃないかなと思います。
今の担任が「自分が必要なところのノートを取る練習をすればいい。」と良い事を言ってくれました。
授業では「先生の話聞いてるよ」と言っています。
話の理解は悪い方ではないようですので、それを覚えておいてドリルの宿題をやれば良いと思います。
自分のやりやすいやり方で正確な答えを導き出せるようになったらいいですね。
まとめ
分数の計算式の途中式を小さく書いてしまい、かえってわかりづらくなってしまうのは、やはりノートのマスや色・・・そんなものがむすこの書字へ影響していて、書きづらいのかなと感じました。
本当は、「1マス1数字で大きく書こうよ」と言ったのですが、1数字が中々マスに収まりません。
この計算ドリルノートのマスでは1マスがどこからどこまでかわからないのもあるかもしれません。
1マス1文字は、国語では可能なのですが、算数では頭の中で計算を同時に行っているのか?1マスなんかに書くことができません。
上記の画像のように、文字がマスより小さくなるか、極端に大きくなってしまうかどちらかです。
慣れない計算式でマルチタスクができなく、書字に落ち着きがなくなるのでしょう。
でもまずは、理解することが大事。
今は、マスに収まらなくとも、注意せずに計算が自分で出来るようになって、むすこに自信をつけさせようと思います。
コメント