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春休みに、小6むすこと小5ドリルパークを算数だけでも挑戦しました。
いくつかやっていくうちに、思い出しながらなんとかできましたが、
それでも、8割ぐらいの正答率(ベーシックドリルのみです)。
それでも、これだけは・・・・と目を背けていた問題がありました。
容積の問題
体積の掛け算の順番
体積は「たて×よこ×高さ」と覚えていました。
ようやく、高さは分かるみたいですが、いまいちどっちが「たて」か?「よこ」か?わかりません。
頭の中で固定しないで、グルグル図を回しちゃう感じ。
しかも、5年生の時の先生が「たて、よこ、高さ」を順番通りにかけ算をしないと注意する。
さすがにテストでの減点はありませんでしたが、練習ドリルやプリントでは減点されていました。むすこのように図面の固定が難しい子はそんな事を言われるだけで緊張して、つまらない間違いを誘発してしまいます。と言うか余計な情報が入るので変なものが一緒に脳みそに格納されてしまい、求める時に戸惑いがでてくるようです。
ぼく自身も、体積を求め方を習って40年以上経ちますが、かけ算の順番を適当にやっても日常生活で困ったことがありません。
それだけに5年生で習う解法自体に順番の根拠は無いと感じています。
説明された事もないし。
むすこはやっと体積の「かけ算」や「りっぽうせんちめーとる」等単位も覚えられました。
がんばったよ本当に。
容積問題には目を背けた
例えばこんな問題です。
内法の体積=「容積」を求める問題です。
せっかく体積の求め方が分かったのですが、箱の幅と言う考え方にはまだ頭が追いついていないんですね。
もう、何が何だかわからないみたいです。
しかも、ひょっとしてこう言う図を描かれても、升に見えない??
もう、このような図で説明していても、全く見ようとしません。
「ブロックとか角がチクチクするものは嫌だ」と言っていたこともありました。
それもあるのかな?
板の厚さがあることは分かって、板の厚さ分を引き算をするところまではやらせましたが、絶対一人では無理だ、、、、今のところ。
頭の何かが外れていて、平面に描いた図形を理解しようとする前に、見たくない見れない信号が出ていてだめみたいです。
問題を解く以前の問題です。
お風呂で教える
いつも、体積についてはお風呂で「おとうちゃんが浸かった分でこれだけ増えたから、これがおとうちゃんの体積だね」とむすめといつも言っています。
「ぼくのはこれだけ!」
一生懸命お風呂で体積を理解してくれていましたので、容積についても教えました。
そうすると、容積と言うと内法の体積だというのを理解してくれました。
お風呂の幅を引いて計算することも、毎日気に掛けてくれるだけでそのうち分かってくれるでしょう。
そんなところありますんで。
「6年生になったらひとりでお風呂入る」と言っていたむすこですが、
まだまだ、お風呂での勉強も必要かなと思いました。
まとめ
容積の問題の図を見ようとしないむすこについて記述しました。
昔風に言うと「練習すれば出来る!」と言う事でしょうが、
むすこの場合、見るのが辛い問題があります。
それを強引に見せて勉強していくと逆効果なこともあります。
逆効果がまたやる気を失わせ、二次障害になることもあるかもしれません。
なるべくうちでは日常生活の中のものと結びつけて勉強させたいと思います。
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