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ちょっと前に、小5ディスレクシアむすこが算数で「0点」を久々に取ってきました。
本人は「わからないから仕方ない」風で堂々としていて、逆に清々しい。
そこが、0点取って隠し持っているのび太くんとは違うところ。
その問題は「マッチ棒を並べて台形を作ってさて何本必要?」ってな問題です。
「割合」「グラフ」の応用的な問題です。
少しむすこに聞いて見ると、マッチ棒を紙面上で並べられても何か他の形に見えちゃうし、頭の中がゴチャゴチャになっちゃうし、それだけでもうやる気が失せる感じ。
しかも、グラフも見るのが苦手。
ところが、書いてあることを教えると、理解できない訳では無い。
まぁでも、見えづらいってだけなんで、こんな問題日常でよく見るものだし、マッチ棒じゃなくてもえんぴつでも木の棒でも何か並べていてハッと気づくことを経験していけば、何とかなるんじゃないかと楽観しております。今焦らなくても。
それに「あ、これは勉強しないと無理」と思ったのはそもそもの「割合」と言うことばの理解ができていないと言う事でした。
算数のことばの意味が苦手
5年生にもなると国語で出る漢字が、「抽象的」で難しくなると進級する前に散々言われてきたことです。
そんな5年生の漢字は、むすこなりにがんばって克服しつつあります。
ところが、ところが、昨日もブログに記述しましたが、算数にも漢字用語ってたくさん出てきて、しかも外国語を適当に日本語にあてはめているものも多いので「抽象的」どころか「架空的」なものが多く出てきます。
その例が上述の「割合」。
さすがに具体的にブツがある用語と言うのは理解できます。
例えば「三角形」「三角柱」「四角柱」「円」「正方形」は大丈夫になってきました(でも台形はあやしい)。
でも、「整数」「小数点」「平均」「単位」「分数」「割合」。。。。等の用語。
ぼくだって、力業で覚えてきたことですので、なんで「点がつくのを小数点って言うの?」なんて聞かれてもちゃんと答えられる自信はありません。経験から何となく出まかせで答えてしまうでしょう。
学校の先生って大変だな。
きちんと持っている知識を教えられる。だから「先生」って呼ぶんだな。
個別指導の先生に相談:お小遣い帳の件
そんな事を軽く個別指導の先生にお聞きしてみました。
「先生、算数の抽象的なことばの理解がイマイチなんですよねー。例えば「割合」とか、、、」
「私たちもそのまま覚えていて、ことばの意味を教えろって言われても難しいですよね。国語辞典片手に持っているのがいいかもですね。。。」
「でも、先生。小学生用国語辞典の説明って意外に結構難しいですよ。却って混乱しますよ。」
以下「学習国語辞典」からの引用です。わかるけどむすこには難しそう。
割合:
例解学習国語辞典 第十版(小学館)より引用
物と物の関係や比較を、数で表したもの。
「そうですね。〇〇くん(むすこ)にはちょっと国語辞典からは難しそうですね。。。すみません。」
「先生がいつもおっしゃるように、経験から学べる方法が一番ですよね」
「あ、それならこの間、高校生の子に提案した、お小遣い帳もいいかもです。」
「むすこは、お金の出入りだけはシビアだからいいかも、、、で、なんでお小遣い帳なんですか?」
「例えば、今月は全体の何%を何に遣ったとか、そんなものを見て分かるようにするようにと、その高校生に言ってみたんです。そうすると、割合の感覚が自然に理解できてきたと。。。。」
「それは名案かも!むすこは本当に、今現実に持っているお金だけはよく理解しています。興味持てるかもしれませんね、やはり経験からの方がいいですね。」
「お勧めのお小遣い帳もありますが、ダウンロードのものでも十分ですよ。」
「あ、別にむすこに書かせるじゃなくて、ぼくが最初は書いてあげてそれで興味もってくれればいいかもしれません。ありがとうございます。」
どうなるかわかりませんが、むすこにはちょっとお小遣い帳攻撃を提案してみようと思います。
ぼくがやろうと今のところ思っていますが、お金にうるさいむすこは意外に自分でやるかも。。。。
ゲーム:フォートナイトで身に付ける
バトルロイヤルゲーム:フォートナイトで、むすこが「100人中6位だ!」とかビクロイ取ったら「100人中1位だ!」とそう言えば普通に言っていることを思い出しました。
100人って100分率の100に見立てりゃそれでいいんじゃね?
6位だったら6%以内だし、1位だったら1%以内、、、、
なんだ!一番身近なもので割合の勉強できるじゃん。と言う事で言ってみました。
「え?何?それ?」
全然わかっていません。
分かるまで何度でも言ってやる。
「100人中5%以内に入ろうぜ!」なんてともだちと言う機会があることを願って。。。。
そうなったら、身に付いた証拠ですな。
まとめ
漢字、漢字と言っても、国語だけではなくて、算数等他の教科にも特殊な用語が存在していると言う事を思い知らされました。
ことばだからって国語ばかりに気を取られないで、不得意そうなものがあったらそもそもの用語の事を気に掛けるのも良いかもしれません。
0点のテストが弱点が見つかる良いきっかけになってよかったと思っています。
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