PR

「Apple Gift Card」の残高は小学生のiPadに登録できるの?

Apple Gift Card
この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

小5むすこが、おじいちゃんおばあちゃんからお年玉をもらいました。

お金をもらって大喜びなのは良いですが、使い道はほとんどありません。

半分は貯金に回しますが、他に好きなものが欲しいと言っても今の子が使う事と言ったら、ゲームの課金ぐらいです。

そこで、FIFAモバイルの選手が欲しいと言うので2000円分だけ、Apple Gift Cardをセブンイレブンで購入させて、ゲーム課金に充てさせました。

むすこはまだ11歳なので、Apple IDは作成できません。

さて、その「 Apple Gift Card 」を自分のiPadに登録して2000円分好きなように課金に使うことはできるでしょうか?

Apple Gift Card
まったく新しいAppleギフトカード。製品、アクセサリ、サービスなど、Appleのすべてに使えます。Apple Storeギフトカード、App Store & iTunesギフトカードに代わって登場。
スポンサーリンク

こどもが自分で購入した「Apple Gift Card」は好きに使えるか?

Apple Gift Card 中はシールとコードの記載があります。

ファミリー共有でApple IDを作ってあげている

お子様用の Apple ID を作成する
お子様とアカウントを共有すると、見られたくない個人的なデータにもお子様がアクセスできてしまいます。代わりに、お子様用の Apple ID を作ってあげましょう。そうすれば、年齢に応じたペアレンタルコントロールを簡単に設定できる上に、お子様も...

そもそも、13歳に満たない子は自分のApple IDを親が代行して作ってあげているので、機能制限が強くかけられます。

こどものApple IDをつくってあげた親(ぼくのこと)が承認したものしか基本的に機械に手を加える事はできません。

アプリのインストールはもちろん、課金をこどもの意思だけで自由にできることなんかとんでもないことは言うまでもありません。

親が許可した場合の課金は、ファミリー共有管理者(親)のクレジットカード1枚だけ登録できますのでそちらで支払をすると言う事になります。

従って、いくら自分のお年玉で購入した「Apple Gift Card」も自分のマシン用に登録も出来ません。

ファミリー共有のこども用Apple IDは本当に「Apple Gift Card」を登録できない?

とは言っても、未成年の財産処分は損害を生じる程でもないお小遣い程度であれば処分は認めています。

だったら、自分で購入した「Apple Gift Card」ぐらいは自由に使っても良いでしょうと考えましたので、 「Apple Gift Card」 の残高をむすこのiPadに登録できるかどうか?試しに見て見ました。

ファミリー共有 は外せない

Apple IDをぼくが代行して作ってあげている以上、 「ファミリー共有」を外す事は出来ません。

ちなみに 「ファミリー共有」とは以下の事ができます。

  1. Apple TV+ AppleMusic AppleArcade を共有できる。
  2. iCloudストレージを共有できる。
  3. 家族のメンバーがこれまでに購入した曲、アルバム、映画、テレビ番組、本、アプリが共有できる。
  4. 共有者が新しく購入するコンテンツの支払いは、すべて管理者のアカウントに請求される。(購入承認ができる)
  5. アプリの使用時間を制限等ができる。
  6. メンバーやデバイスの現在地がわかる。
  7. 共有アルバムを作ることができる。(自動でメンバーの写真が見られるわけではない。)
ファミリー共有
ファミリー共有を使うと、あなた、そしてあなたの家族が5人まで、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcadeにアクセスしたり、iCloudのストレージプランなどを共有できます。アカウントを共有する必要はありません。

おとなの「ファミリー共有」は外す事ができます。

iPad iPhoneから「設定」>「名前」>「ファミリー共有」>おとなのメンバーの名前 をタップすると以下のような画面になります。

妻のファミリー共有のステータス表示です。妻はandroidユーザーなので位置情報等も出てきません。

一番下の「〇〇さんをファミリーから登録解除」と言う文字がありますが、こどもの場合はこれが表示されません。その状態が以下です。

むすこのファミリー共有のステータス表示です。赤字での「登録解除」の表示がありません。

「購入アイテムの共有」を無効にしてみよう。

購入アイテムを家族と共有する方法
購入アイテムの共有機能の設定後は、家族の中の成人 1 名 (ファミリーオーガナイザー) が、家族全員が購入した分の代金を支払います。App、音楽、ブックなどを共有できます。

こちらの説明の最後にこんな事が書いてありました。

自分が管理者になっていて、家族とお支払い方法を共有したくない場合は、「購入アイテムの共有」を無効にしてください。「購入アイテムの共有」を無効にした場合でも、Apple TV+、Apple Arcade などのサブスクリプションは引き続き共有できます。

「よし、それじゃ「購入アイテムの共有」とやらを外してみよう。」と挑戦することにしました。

再び、iPad iPhoneから「設定」>「名前」>「ファミリー共有」

下の方の「ファミリーと共有済」欄から「購入アイテムの共有」とついでに「承認と購入のリクエスト」と両方外して見ました。

「購入アイテムの共有」と「承認と購入のリクエスト」を無効にしてみました。

「Apple Gift Card」の登録は出来ませんでした。

結果、こどもApple IDで登録してあるマシンについては「Apple Gift Card」の残高登録は不可能でした。

そもそも、App Storeアカウント画面で以下の赤枠で囲んだメニューは出ませんし、「設定」>「名前」をタップする事も出来ません。

これは、ぼくの「App Store」アカウント画面です。

不可能でした、これでは降参です。

スポンサーリンク

じゃあ、どうするか?

結果仕方ないので、ぼくのアカウントにむすこが買った「Apple Gift Card」を登録して、むすこから要求された都度、2000円を上限として課金してあげる方法を取ることにしました。

残念だったね。

2000円分でちょっと大人に近づけたのにね。

これからのキャッシュレス時代に生きる人間なのでちょっと体験させてあげたかったけどね。

仕方ない、逆に良い勉強になったかもしれません。

まとめ:自分のお小遣い云々と言う話じゃないんでしょうね。

詳しい事はわかりませんが、いくらこども自身のお小遣いと言ってもお金の話です。お金を処分する権利はあると言っても、少額課金と言う塵も積もれば山となるような問題にAppleさんが加担するわけにはいかないのでしょう。

これは、経済的な事云々ではなくて、道徳的な問題なんでしょうな。

よく出来た仕組みだと思いました。

その代わり、おとうちゃんが使っているアプリもApple ONEも一緒に使えるからおとなになるまでしばらく我慢して欲しいものです。

ところで、13歳以上になったらどうなるのでしょうか?

ファミリー共有離脱もできるのかな?

「Apple Gift Card」残高登録はできるのだろうか?

あと2年弱、その時試してみようと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました