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「要旨をまとめる」課題に取り組むむすこ。よくここまで書けるようになったね。

国語の教科書
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国語の「固有種が教えてくれること」の要旨をまとめるテスト

小学5年生で、教科書を読んで「要旨をまとめる」課題なんてあったでしょうか?

あんまり記憶が無いですが、現代の5年生にはあるんですね。

これはむすこが書いた「要旨」です。

光村図書の5年生教科書「固有種が教えてくれること」と言う論説文からの問題です。

教材別資料一覧・関連リンク 5年 | 小学校 国語 | 光村図書出版
教科書に使用する各教材、教科書連動コンテンツのリンク集です。

担任からは、「要旨をまとめる問題をやりますよ」と言われていました。
むすこは、お話しを考えてよく話をしてくれますが、書くことは大変めんどくさがります。そんな子ですが、果たして書けるのだろうか?

書けなくて、心の癇癪をおこしてないだろうか?また「ぼくはバカだから書けないのかも」と考えてしまって。。。またまた、自信を無くしていないだろうか?

そんな不安を持っていましたが、この帰ってきたプリントを見て安心をしました。

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資料を読んで自分の考えを深める問題

教科書の課題ページ

要旨をまとめることを160字で書けることに驚きました

教科書を見ると、課題の中に要旨をまとめてみよう!と言う問題が書いてありました。

自分の考えを深める問題だそうです。

むすこはまず、「要旨」ということばも、「まとめる」と言う意味もはっきりわかっていないでしょう。

わからないものは「わからない」と言ってしまうので、まずはそこからです。

問題の意味もわからないまま、進めてしまっても仕方ないですよね。

そこで多分、先生が、手取り足取り教えて下さったのだろうと想像がつきます。

その証拠に教科書をコピーしたものの紙に赤線・青線が引いてありました。

その手助けもあって完成に漕ぎつけたのだと思われます。

線を引いたものに自分の考えをうまく入れて文章にしています。

読んだものと自分の考えを合体させることは、頭の中でイメージするのは得意な方ですが、このように文章に変換をすることはかなり疲れたと思います。随分メガシンカをしたものです。

ここまで書けるとは、はっきり言って驚きました。

それにしても、160文字の最後が句点(〇)で終わっていたことが先生のこだわりを感じます。

個別指導の事

いつも、記述していますがむすこは療育の一環として、ことばの個別指導に通っています。

実は、この要旨を160字でまとめる課題はここで役に立ったと思われます。

個別指導自体は、月に2回1回1時間程度ですがことばを認知することがうまくいかないむすこには最初はかなりしんどいものでした。

例えば、「りんご」の画を見せてそれを説明させるような課題は最初は全く歯が立ちませんでした。

そんなことを何度か繰り返しているうちに、次は一言で「赤いくだもの」と説明ができ、次に「木に生っているもの。赤くて甘いくだもの。」と2文で説明ができるようになり、今では3文、4分で説明が出来るようになり、より具体的に相手に伝わるような説明が出来るようになりました。

また、古い民話のようなお話しは情景を思い浮かべることが難しい特性上読むことができません、その代わり個別指導では100文字程度の論説文を読んで感想を述べる課題も取り組んでいました。

論説文は自分の身に降りかかってくる文章であったり、事実を伝えているものなのでイメージが付きやすいものが多いというのもあって、本を読めないむすこでもイメージをつけながら何とか読む練習に耐えることができました。

そんな事を1年以上繰り返して来ました。

その甲斐あって、ここまでのモノが書けたのだと思います。

個別指導に行っていなければ、何をして良いんだかわからず、多分自信を無くしたまま来ていたんだろうなと思いました。

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「B’」の評価

このまとめ文章に評価と思われる「B’」が書かれてました。

それをむすこは、「びーてん(B’のこと)が一番悪いんだよ。。。」と悲しそうでした。

「ちげーよ、普通はよABCで評価するなら「C」もあるはずだろ、Bまでは行かないけどCよりはマシってことだよ。Bの中では悪いけどね。」

それでも「ちがうよ、 B’が一番悪いって言ってたよ」

絶対そんな事、先生は言ってないと思います。

勝手に判断しています。それはむすこが聞いている訳では無くて勝手にイメージをしているようです。

まだまだ自己の肯定感が欠如していると言うか、自分勝手に自信を打ち消してしまうのです。

こんなところがむすこの弱点です。

逆に、自信が無いからこそ、リフティング練習を何度も何度もすると言うことにも繋がっているのかなと思います。

5年生にしては十分リフティングは出来る方なんですけどね。

とにかく、今までは「C’」程度だと思っていたのですが、中の下ぐらいまでに上がってきたむすこに拍手を送ってあげたいと思ってしまいました。

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まとめ

国語授業の「要旨をまとめる」ことについて記述しました。

このまとめ文章の中身はいまのぼくにはどうでもよくて、教科書の文章を「読んで」、拙い字ながらきちんとマスを埋めることが出来ていたことに驚きました。

ところが、むすこは 「B’」 だったので満足していません。

次回同じような課題で、壁にぶち当たって出来なくてめんどくさがるか?それとも成長と共に自己解決が出来て壁を超えることができるか?

本人次第です。ぼくとしては次は「目指せB評価」です。

むすこは満足しないかな?バトル好きなだけに。。。。。

コメント

  1. ヒロミミ より:

    息子さん、一生懸命書いている姿が目に浮かびます。

    頑張ってますね。

    うちの息子も最近は、先生に教えてもらいながら、書いているみたいです。

    でも書く事はやはりしんどいみたいでパソコンの手書きソフトで書きたいとよく言っています。

    パソコンの授業で指で書いたら雑に書いても認識してくれて、漢字変換もしてくれたので、すごく良かったみたいです。

    息子さんの学校の勉強に対して、今までICTを活用しようと思われた事はありますか?

    どのタイミングで導入したら良いのかわからないです。

    まだ自力で書いて上達するかもと思うと、導入して欲しいと学校に言えない状況です。

    悩みが尽きない日々を送っています?

    • sorairo555 sorairo555 より:

      こんばんは。
      素晴らしいですね。
      むすこには、ICT機器さえ使えれば光明が見えると思って色々と試しましたが、だめですね。
      タイピングが出来ない訳では無いですが、そもそも使いこなそうと言う気が今のところないみたいです。
      ですので、専らうちでのICT機器はゲームや動画を見るものになっています。
      まぁ、それでも良いと思っています。
      気が付いたら、検索に浸かっているみたいですし、自分が使いたい時、使わざると得ない時を待ってみようと思います。
      学校でもCHromebookが配られていますが、とても活用しているレベルではありません。
      大変勿体ないと思います。

      • ヒロミミ より:

        いつもご返信ありがとうございます。

        うちの息子にもタイピングを教えようとした時期もあったのですが、ローマ字を覚えられず。

        今日は公文で採点の先生に字が汚いとか解答が間違っていると何回も直されて国語だけで1時間以上かかって泣きながら帰ってきました。

        公文の先生には読み書きが困難だと話しているのに、褒められる事は最近はなく、また息子の特性について面談をしないといけないなと思いました。

        教育に携わる全ての人がディスレクシアについて学んでもらいたいです。

        その子達がどんなに日々努力しているか、親も必死で頑張っていることを知って欲しいです。

        私達親がもっと声をあげていくしかないですね。

        すみません、この事を共感出来る人がいないので長々と書いてしまいました。

        • sorairo555 sorairo555 より:

          ありがとうございます。
          分からなそうな人には、永久に分かってもらえないとぼくは割り切ってます。
          仕方ないですよね。この先同じような事例に直面したらどうするのでしょうか?
          人生は続くのですから、他人の事を分かってくれないといけませんよね。
          損するのは自分だとぼくは思っています。

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