小2のむすめに「おとうちゃんは、やさしくて、甘い」と言われました。
「やさしくて」と言うのはわかるけど、「甘い」と言うのは何でしょうか?
むすめに聞いて見ても、「う~ん、甘いよ」と答えにならない返事。
そうかな?
自分には甘いと思うけど、こどもに対してはこどもはそう感じているのかな?
うちの家庭環境
ぼくは家で仕事をしているので、会社勤め等外に出ているお父さん方と違って、こどもといる時間が多いと思います。
小5のむすこはとっくに学童に行ってませんし、小2のむすめは自分の判断で7月末で学童をやめてしまいました。
学童が無いので仕事をしてようが容赦なく下校後は学校から帰宅します。
そうすると、やれ「おやつ!」、「牛乳!」、「switchがおかしい」、「PCでログインできなくなった!」と始まります。
それでも、むすこ・むすめも、気を遣って最低限の事しか言ってきませんが、業務の事を考えていた時に日常の質問や要求が飛んでくると、飛び込みの営業電話がかかってきた時のような脱力感が沸きあがってくる時がよくあるものです。
学童に行ってる頃は、仕事で外出した時でも「ちょっと疲れたからお茶でもして、寄り道してもいいかな?」と思ったりしたものですが、最近は終わったらすぐに家に戻ってくるようになってしまいました。
ただ、むすこもむすめも世間で言う普通とは変わった特性があるので、悪い事をするわけではありませんが、小学校のうちぐらいは少しでも目の届くところに置いておきたい気持ちがあるのかもしれません。
こどもと一緒にいる時間が長いおとうちゃん
父親と言うのはこどもといる時間が短い家庭は、父親が子供に対して甘いと言う事を聞いたことがあります。
その話の内容を知人や親戚等から聞いていると「欲しいおもちゃやおかしをすぐ買ってあげてしまう」とか「こどもと夜更かしさせている」等々、生活習慣に関わる事を聞くことが多い。
わかる、わかる。こどもが楽しそうな顔しているのを見るのは楽しいもんね。
こどもの顔が見られる短い時間の間に自分の宝であるこどもの笑顔を見るのは自分の幸せにもつながるような気がするし。
うちの場合、妻は普通の会社員なので普段は外に出ています。
こどもの顔を見るのはぼくの方が断然多い。
保育園の送り迎えなんかほとんどぼくがやっていたし、病気の看病も仕事そっちのけでほぼやっていました。
こどもと嫌と言う程、飽きるほど、顔を突き合わせていて、今でもやれ「風呂に入れ」とか「宿題やろうぜ」とか「テーブルの上をかたせ」とか「ごはん食べようぜ」とか「トイレはきれいに使え」とか。。。。遥かにこどもに対する要求が妻より多いのに「甘い」と言われたのはなんなんだろか?
好きなことを一生懸命やりな
ぼくは、前段に書いた日常のことばかり言ってるのではなく、他に思っていることがあります。
それはゲームでも、スポーツでも、ピアノでも、勉強でも、読書でも、自分が気に入ったことであれば「一生懸命取り組みな」と
口で言ったことはあまりありませんが、(特にLDむすこには)今夢中になってることでもやる時は集中してやってもらえればと心がけています。
だから「お風呂入ろ」と言った時に、読書の続きだったり、ゲームバトルの途中だったりしても極力遮ることなく、こどもに文句を言う事なく、キリが良いところまでやらせてお風呂に入れるようにしています。
何がどうなるか分からないと言えども、学習もやらないとちょっとやばいなと言う事が頭をよぎります。
ぼくの不安を振り払うために、好きな事を好きなだけやらせて、ごはんを食べる前のちょっとの時間をおとうちゃんと勉強の時間に割いてコツコツ勉強を教えるのであります。
時間の使い方がうまくなってきたような
小5LDむすこの場合
いくらLDと言っても根はまじめなむすこは、「宿題なんか!勉強なんか大嫌い!!」と言っていますが、実は宿題だけはきちんとします。その時間を自分なりに計算して取っています。
さすが5年生です。
たくさん宿題が出されている時は、外遊びから少し早く帰ってきたり、自分で出来てしまう作文なんかは、放課後に教室でやってきてしまう事もあります。
分からない宿題があると、ぼくが来るのを待っててくれます。
それが無事終わったら夜ご飯を食べて「フォートナイト」のバトルにともだちと出かけます。
そして夜9時前になったらパッとやめて音読の宿題をしたりしています。
自分なりのペースと時間のけじめが付けられるようになってきたようです。
小2むすめの場合
小2むすめはADHDの傾向があるので、宿題なんかサッサと終わらせて早く夜ご飯食べようと言う気持ちはサラサラありません。
お風呂から上がって裸のまま宿題をしてますし、特に苦手な繰り返し漢字練習なんかは「いつもご飯を食べる時間(夜7時頃)に終われば良いんでしょ」と言う時間の帳尻合わせをするやり方です。
こっちは、お腹空いているので早く夜ご飯を食べて、それでゆっくりしたいのに。。。。。。待たされます。
音楽を聴きながら涼しい顔でじっくりやります。今まで癇癪を起しながらやられるよりマシです。
それについつい「早くやれ!」とか言ってしまうとそれで混乱を起すので、何も言わずに終わるまでやらせ続けます。
そして毎日、丁度頃合いの良い頃に「終わった~」と言ってやっと夜ご飯を食べ始めます。
算数ドリルなんてあっという間に終わらせるのに、同じようなペースでやってくれれば助かるのにな。
そもそも、学校から帰ってきてからすぐに宿題やってくれればいいのにな。
しかし、昭和時代の雷じじいが入る頃、生まれなくてよかったこどもの一人ですな。
むすめが「甘い」と言っている意味
多分なのですが、むすこ・むすめに自由にゲーム等をやらせているからじゃないでしょうか?
周りの子はそもそもやらせるつもりもないとか、ゲーム機を買ってもらってないとか厳しく言われている子が多いようです。
そんな中、マインクラフトで日々建築の研究したり、ROBLOXでのプログラミングを将来出来る事を夢見てゲームの見定めををしている自分はなんて自由なんだと思っているだと思います。
だって、おとうちゃんだってゲームやるもん仕方ないじゃん。
こどもにやるなとは言えない。
しかも、それはそれで十分勉強になってるんじゃないかな?
九九かけ算なんか教えなくても得意だし。
まとめ
むすめに「甘い」と言われたことで思ったことを記述してみました。
学校の担任が時間にやたらうるさかったり、周りのともだちが習い事や学習塾やなんだで自由を奪われる時間が多いのに対して、ぼくが何も言わないからなのかもしれません。
あなたがやってるゲームや読書で十分勉強になってると思うんですけどね。
やれることやれればそれで良いし、その中から好きな事を見つけて欲しいと願っているだけなんです。
むすこはそれが学習には難しいので手を掛けるようにしています。
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