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むすこの音読

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小5ディスレクシアむすこ。

音読もまじめに取り組んでいます。

音読は国語の教科書にある「カレーライス」を読んでいます。

あれ?どこかで読んだ事あるぞと思ったら、2,3週間前に色々とあさってよんだ「小学5年生」と同じ作者の短編です。

『小学五年生』
今、勉強に苦労していても、それなりに心と体が成長してくれればよいかなと願っています。

内容を覚えていたので、寝っ転びながら読んでるむすこの音読をぼくは机に向かいながら聞いていました。

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音読の効果

国語の教科書「カレーライス」

この本はペンでタッチすると音声が聞こえる教科書です。

音声は聞き終わっていて、今は自力で読めるかどうか挑戦しています。

音読はかなり疲れるので2段落を目安に読んでもらっています。

調子がよければ3段落ぐらい。

1ページ音読出来るのはまれです。

そんな疲れながらもやらされる音読と言うのは正直言って、むすこにとって意味のあるものだろうか?甚だ疑問があります。

よく音読の効果として「読解力の向上」「内容への理解が深まる」と言われてきました。

他によくわからない効果として、「脳が活性化する」とか「滑舌が良くなる」とか意味がよくわからないことを言う方もいらっしゃいます。

ぼくが言いたいのは「あなたはそうでしょうね」です。

むすこのことを何も知らない音読効果を肯定する方が、むすこの音読を聞くと「もっとゆっくり、落ち着いて読みなさい。そうするともっと上手に読めるよ」と言うに決まっていると思います。

ごもっともです。実際1年生の頃先生に言われたそうです。

ゆっくり、落ち着いて読めないから苦労しているのであって、それを言って読めるのであればむすこもぼくも苦労しません。

ただ、むすこが音読をするとまずいところも表音することになるので、ぼくにもむすこの音読の弱点が分かるので音読が無しとは言いません。

ただ、それによって何か効果を得るというのは、今のところは無理なような気がします。

ほれ、ほれ、脳みそが酸欠になってるし。

むすこの音読の弱点がわかる

いま、この「カレーライス」を聞いていて弱点として挙げられるのは、

  • 他の読み方をする漢字に戸惑う。(音訓読みや熟語読み)
  • 行替えの部分が苦手。
  • ことばの区切りや文節の区切りの区別が苦手。
  • その他。。。。

その場で指摘しないと、間違ったまま読み進めたり、適当に知っている読み方をしてしまいます。

ディスレクシアとわかって、これだけ訓練してきても基本的に苦手なところは変わっていません。

1年ちょっと程度じゃ改善は進まないので、心と体の成長と一緒に改善していくしかないと思います。

救いとしては、全く読めないわけではありません。

ことばの想起やことばの読みの訓練の効果か、語彙力は絶対的に増えてきて、自信はついてきているのは間違いありません。

また、今までは欄外にある新しい漢字の読み方に目を配ることもできない余裕の無さでしたが、最近では読めなければ一時立ち止まって欄外や章末を探している様子も見られます。

癇癪を起すこともなく、少しづつですが余裕と自分で調べる知恵も出てきて進めることができるようになって、成長してきたことを感じます。

 

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うちでやれること

うちで今やっている事は、「読解力を付ける」事でも、読み物の内容の「理解を深める」事ではありません。

看板や標識の文字の認識です。

標識の「止まれ」や「30」「通行止」のようなひと言で書いてあるものはもちろん、補助標識に書いてある「通学路」「この先100m」が結構大事だと言う事を今から認識させていくことが大事です。

一番上についている「警戒標識」や「規制標識」だけを見て判断してしまいがちな特性があります。

プロバイダー契約時の約款等欄外の小さい文字が本当はとても重要事項が書いてあることがあるように、標識も補助標識まできっちり読み取れないと、将来車を運転したいと言う夢も叶わないのです。

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まとめ

学校では、どんな基準があるか知りませんが、当然知っているだろうと言う事までは教えてくれません。

道路標識なんか、自動車学校で教えるから良いんだよ。と思われていると悲しいです。

今は、自転車だって道路を走れと言われます。

そうしたら、標識を瞬時に読み取らないといけない場面に出くわす機会が増えるでしょう。

完全に自動車、歩行者、自転車を分離した道路を作ってくれている訳ではありません。

千葉の方に行くと、どこまでが歩道か?車道か?これ本当に道路なのか?というところが国道でもたくさんあります。

短編小説の音読も良いのですが、日本人が生きる上で大事なことをまず優先してその上で、情緒的な文章を読ませることが大事じゃないかと思います。

おとうちゃんはむすこに教えなくてはいけないことが多すぎるのであります。

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