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ディスレクシア小5むすこの「お勉強」。
まだまだ、道のりは長く一緒に進めております。
漢字の書き取りは、先生のご配慮もあり学校で配られたドリルもそれ程やらない方向にしてもらっています、
その代わり、単元ごとの漢字プリントテストで間違ったところを一旦持ち帰ってもらい
うち独自の方法でやります。
「確認→ミチムラ式漢字カード→唱えながら「尻文字」又は「なぞり字」→ドリルで確認」
もう、書けるものは忘れる可能性もありますが、怪しいものだけにすることにしております。
漢字読字の方は、読み上げ中心。
今は、初めての古文。清少納言の枕草子「春はあけぼの」の2行ぐらいの部分。全く意味がわからない様子。
ぼくだって、訳文が無いと同じく全くわからん。
昔の日本語には手こずってましたが、これが不思議気付いたら覚えていやがります。
どの脳みそをつつくと覚えられるのか、予め教えて欲しいのです。
なんか、わかりそうでわからない暗号みたいでおもしろいのかな?
日本で「ひらがな」が出始めで、しかも女性文学。
国語として習うとあんまりおもしろくないとぼくは思うので、歴史・平安時代の文化背景とリンクさせるときっと彼にはおもしろくなると思う。
でも、理解するまでにどれぐらい時間かかるかな。。。。。
算数体積の問題について
連休前に「おとうちゃん!一緒にやろう!!」と持ってきた宿題の算数ドリル。
「小数点と整数」のところは、なんとかクリアできました。
次のクエストは「体積」です。
直方体や立方体が紙の上に書かれています。
せめて3D的風に書かれていると彼にはその世界観に入り込めるのですが、3Dを2Dに書かれても雰囲気がイマイチつかめなくて、苦手なものの一つです。
その形をまずは理解して、何をするかまでにたどり着けることでヘトヘトになります。
従いまして、彼には「やり方だけ、わかったらもってきな、わからないものは一緒にやろう」と言ってある程度自分で考えさせることにしました。
それが、こんな問題。
うへーめんどくせー
それでも、人生経験豊富な大人が見ると「ひとつひとつやれば簡単じゃん」となるのですが、このゴチャゴチャ感のある図形問題が10問もあると、ディスレクシアの子には地獄です。
それでも、「答えまでやると疲れるから、式までできる?」と聞くと、「やる」と言って、しばらくしてぼくのところに持ってきました。
そしたら、式の方は2つ程転記ミスがあったぐらいです。
しかし、ゴチャゴチャ書いてある式を見ただけで、彼の頭の中を表しているようです。
「よし、いいぞ!計算は一緒にやろう!」と言って一緒に計算していきました。
まだ、九九がイマイチです。それで、計算は嫌がります。
ひっ算は、電子メモパッドでやります。
ぼくといっしょに唱えながら計算をしました。そして完成!!
最後の10番をぼくが計算間違いしていました。かっちょわるいです。
むすこのひとつよかったことは、答えの単位も忘れていないことです。
念のため式をどう考えた?とひとつひとつ聞くとやり方もわかっているようでした。
こんな問題をやると、何をしてたし算かひき算をするか、論理的な考え方ができるようになり、最後の単位で大きさの感覚もわかってくると思います。
ぼくは、こういう問題みると、計算云々より、どうやったら簡単にできるかなと考えるのが好きなんですけど、見る人が見るとゴチャゴチャしていていますよね。
色付きで明暗がつけてあるので、昔の教材に比べると分かりやすいと思いますが、むすこにしてみると、線と点の集まりにしか見えなくて、長さが書いてあるところも不親切極まりないと考えているでしょう。
1年前なら見るだけで投げていたと思います。今もそんな予想をしていたのですが、答え以外半分は出来ることができました。改善と自信が進んでいるのかと思います。
あとは、ツボにハマるのはどこか探ってもらうしかありません。
まとめ
小5から、むすこの勉強は学校の教材中心に進めていくことに決めました。
なんだかんだ言って、学校の教材が一番良い事が分かってきました。
足りないものは、他の補助教材や器具を揃えることにしています。
学校の教材を一緒にやることによって、テストの点数が上がったとしたら、むすこのモチベーションもきっと上がっていくと思います。
勉強は嫌いなので、好きにさせようなんてさらさら思っていません。
ただ、彼が、学校で勉強を教わっていたことが、将来独り立ちした時に振り返ることができればそれで良いと思っています。
社会生活に必要な事、独り立ちしても困らないように、それを親がやっていけばいい事です。
それ以上勉強したいと思うようになれば、それはそれに越したことはありません。
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