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小4むすこの「二分の一成人式」行ってきました。
緊急事態宣言のために延期、延期でやっとやることができました。
去年はやったのかな???忘れてしまいましたが、確かやってないような事を聞いています。
いつもは、学年一斉にやるそうですが、今年はクラスだけで体育館を広々と使ってやってくれました。
まぁ、こどもから感謝のことばなんて聞いていてくすぐったいのですが、児童たちは一生懸命練習していることをむすこから聞いていましたし、むすこ自身も結構楽しんでいるようでしたので行ってみました。
披露内容
披露してもらったものは、「未来の自分へ(なりたいもの)」の朗読、ボディーパーカッション、合奏等々、約40分ぐらいです。
テーマ的には、将来への「夢」、保護者への「感謝」この二つです。
将来への夢
むすこは相変わらず定番「サッカー選手」変わりません、チームに入っている子は8割方同じことを言っています。
しかし、他のみんなは色々良く知っています。かなり具体的になりたいものを言っていて関心です。
「お父さんの会社に入る」「陸上の強い大学に入る」「薬剤師」「プロレスラー」「考古学者」「数学者」。。。。
ん? それぞれ、思い思いの事を堂々と壇上から言えていて、ぼくの時代の頃とはかなり違うと言うか、人前で話をすることにみんな慣れているなと言う風に感じました。
これから、むすこも含んで事情によっては修正が入ることかと思いますが、自分の趣向がわかっているというのは大事なことだと思います。
周りの大人もその志をエゴで断つようなこと無く、貫ければきっと良い結果が出るんではないかとおもうところです。
保護者への「感謝」
これは少し、聞いているこっちが恥ずかしい。
「これまで育ててくれてありがとう」と言うあれです。
改めて壇上で行ってくれなくても、日ごろ聞いてるからいいよって感じです。
ただ、「お父さん、おかあさん」と言っているのが少し気になる。
たまたま、むすこのクラスは「おとうさん、おかあさん」がいらっしゃるご家庭だけだったのかな?
であれば良いのですが、ご家庭によっては事情は違います。
話は違いますが、ぼくは、むすこが保育園時代にどなたかが「パパ会」を作ろうと言い出した時、異議を唱えました。
「パパ」と言う語感が嫌だと言う訳では無く、なんでそんな区別して「パパ以外」を排除しかねない名称にするんだと言う事と、ご家庭によって事情が違うということがあるからでした。
実際にクレームを付けてきた祖父の方がいらっしゃいました。
それまで、付き合い良く会合などに来ていただいていた方ですが、それ以来お見えにならなくなりました。
結局、押し切られて「〇〇〇パパ会」と言う名称でLINEグループを作られてしまいました。
結成しようと言う時は、ぼくも中心メンバーに居たのですが急にそのグループではいたたまれなくなり、メンバーではありますが自ら発言をしたりイベントにお誘いすることは止めることにしました。(未だに、会長と言われることもありますが、それは年長者だからです)
児童に、定型、非定型と言うものあるように、家族・家庭にもそう言う言い方をされてしまうのは非常に悲しいことだと思います。
一斉教育の限界がここにも出てきています。
これまでの思い込みや常識はもうやめるべきだとそう考えるべきだと思うのはぼくだけでしょうか?
演奏
唄は、口からの飛沫の関係で無し。
そんなことで、「ボディーパーカッション」(体や手や足を使ったもの)、「楽器演奏」をしてくれました。
「ボディーパーカッション」は曲は候補から決め、それぞれグループに分けて好きなような振りを付けて披露したそうです。4年生ともなるとオリジナルで色々な振りを考えることが出来るもんですね。
むすこは、このようなものが大好きなので「ここは俺が考えた!」とか言っておりました。
「楽器演奏」は「鉄琴」!
楽器演奏も好きなようです。黙々と自分パートをこなしていました。
楽器が好きなら「(むすめと)ピアノやる?」と言うのですが、「やだ!」と逃げられます。
楽器演奏は好きだけど、これもLDの影響か?五線譜が苦手なようです。
五線譜無くてもいいじゃん。見様見真似で。
音楽の先生ほめてたこともあるぞ。
無理にやらせることないか。
〆のことば
これを見に行ったようなものです。
全然大したことを言ってたわけではありませんが。
〆はみんなに選ばれたみたいです。
「これで、二分の一成人式を終わります!」たったこれ。
たったこれだけど、背の高さが前から4番目の小さい子が体育館に響き渡るような声で言って会を終わらせてくれて、おとうちゃんはどの言葉よりもうれしかったのであります。
まとめ
帰りに、他のおかあさんに「相変わらず〇〇(むすこ)ちゃんかわいいね~」と言われてしまいました。
ちなみに、同クラス女児のおかあさんです。
(あー、相変わらず家でも「ちゃん」づけで話されているんだー)と思うと
中々ぼくの中でちいさいこどものままのむすこが、まだまだ大きくできないのであります。
そうは言っても、あと10年すると本当の成人になってもらいます。
そんな事を妻と話していると、ぼくはその10年が来る前に「3倍成人式」が来てしまうよと言われて、ハッとしてしまうのでありました。
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