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『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』

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境界知能とグレーゾーンの子どもたち

昨日、「境界知能」について記述しました。

まさに、うちに合うかな?と思って手に取ってみました。

それと、最近ぼくもむすこに事では頭の整理が出来なくなってきてしまったので、ちょっと前から話題になっていたこの本を読んでみました。

マンガで事例が書かれていてわかりやすい。

「お、そうそう、これこれ!」と言う事例もあり、今後の解決策のヒントになるようなこともありました。

ただ、これはほんの一例に過ぎないでしょう。

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ちょっと混乱しました

一読してみて知っていることが多かったのですが、ちょっと混乱してしまいました。

分かりやすく書いてあったのは確かですが、むすこの事にあてはめながら読んでしまっていただけに、横断的・複合的に考えていたぼくの凝り固まった考え方が中々整理されるというところに行けなくて、却って分かりにくくなってしまいました。

2回目に、先入観なしにザーッと流し読みしたら、なんかスッキリした感じになってきました。

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不安に思ったことも

また、不安に思う事もありました。

(明らかにこの事例は違うな。)と言う事でも、(ひょっとして心の奥で我慢していて、それが爆発することがあるようなこともあるのではないか?)と考えてしまう事例もあります。

今は、小学生だから親のグリップも利くことがあるでしょうが、成長するに従ってそうもできないことも多くなってくるでしょう。

こどもとは正直に付き合っているつもりですが、そう思っているのは親だけと言う事もあるかもと言う不安を感じてしまったことも本当のところです。

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やっぱり就学前に特性を見つけて欲しい。

授業をしているシーンはほとんどありません。

授業をして、このような指導をしないといけない先生って本当に大変ですね。

勉強だけやっていれば良いってもんじゃないと小学校って総合教育機関のような印象です。

それだけに、早くからできれば就学前検診等で、掴めるだけのことを学校側が把握しておく方が、先生への負担と言うのが軽くなることにつながるのではないでしょうか?

もちろん、検診だけで分からない事はたくさんあるでしょう。

そこは、事例をたくさん見ていたプロが見るので、ある程度は検査と所見でわかるような気もするのですが、どうなんだろ?
個人情報とか、人権の関係管理の面で難しいのかな?
そんな事無いと思うけどな。

むすこが1年生の時に、小学校に入学してすぐに学校の池にクラスメートを突き落とした子がいました。「なんでそんなことしたの?」と聞いたら「落としたらどうなるか見たかった」と答えたそうです。屋上じゃなくてよかったよ。

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まとめ

本書の中に、問題となる背景のピラミッド型相関図が書いてありました。

便宜上、学術上あのような表にした方がわかりやすいのかもしれません。

もっと、もっと、複雑なのが通常の教育で困っているこどもたちの現状だとぼくは思います。

通常・平均と思われている子が割合的にたまたま多いだけで、それぞれ色んな背景が入り組んでいると思います。

各児童・生徒それぞれオリジナルの、あのような問題背景の相関図が作れるのであれば、先生の指導、児童・生徒、保護者も今後生きていく方向性と言うのが見えてくるかもしれないと感じました。
(もちろん、成長とともに、図のアップデートは必要として)

個人的には、まずはこのような本がもっともっと色々な人に読まれるようになって欲しいです。

境界知能とグレーゾーンの子どもたち (扶桑社BOOKS)

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