スポンサーリンク

わかりやすい!!ウェブアクセシビリティ啓蒙ポスター

不安状態のためのデザイン Designing for users with anxietyディスレクシア
スポンサーリンク

このブログは、ディスレクシア疑いのあるむすこの事や、今後自立させるために試した事等を書き留めておこうと思ったことがきっかけで始めました。

ゆくゆくは、本は読まない(読めない)むすこでも、私のブログぐらいは読んでくれることができればいいかなとも思ったこともそのきっかけのひとつです。

ブログを始めたときにtwitterでつぶやいたことがあります。

ネットの海の中から重要な事は何か探すのは大変でしたが、先日一つの資料にたどり着けることができました。

スポンサーリンク

英国内務省のウェブアクセシビリティ啓蒙ポスター

アクセシビリティのためのデザインポスター
7つの障害について、ウェブデザインの「すること(Do…)/しないこと(Don`t…) 」 が表記されています。
https://github.com/UKHomeOffice/posters/tree/master/accessibility/dos-donts/posters_ja

もともと英国内務省の英語版があって、昨年に日本語訳が公開されたそうです。
日本語翻訳は尾内でべさん。どうもありがとうございます。

私が気にしている「ディスクレシア」ばかりでなく、「自閉症スペクトラム」や「不安状態」まであって、多分併発するであろう今後の障害不安への対処と言うか心構えができた資料です。

私もパワーポイントに似たようなことをまとめていたのですが、これを見て恥ずかしくて他に出せなくなりました。当然ですが、素人がまとめたものより断然分かりやすく書いてあって、これは絶対良いと思います。

ウェブばかりでなく、日ごろの生活でも使えそうな内容だと思います。妻ともシェアさせていただきました。

英国はこのような障害に対して積極的でうらやましいです。

ディスレクシアのためのデザインページ

ディスレクシアのためのデザイン Designing for users with dyslexia
挙げた7つの障害の中のひとつ「ディスレクシア」について
https://github.com/UKHomeOffice/posters/blob/master/accessibility/dos-donts/posters_ja/PDF/dyslexia_ja.pdf

最初の画像は字が小さくて見えづらいので、ディスレクシアだけ大きく貼り付けました。

すること(Do…)しないこと (Don`t…)
理解を助けるために画像や図を使う
use images and diagrams to support text
長い文章で大きな文字のブロックをつくる
use large blocks of heavy text
文字揃えは左揃えで一貫したレイアウトを保つ
align text to the left and keep a consistent layout
下線を引く、斜体を使う、大文字で書く
underline words, use italics or write in capitals
他のフォーマットでの情報提供を検討する(例:音声や動画)
consider producing materials in other formats (for example audio or video)
前のページを覚えておく必要がある(リマインダやヒントを 出しましょう)
force users to remember things from previous pages – give reminders and prompts
コンテンツを短く、明確に、簡潔にする
keep content short, clear and simple
正確なことばで入力する必要がある(予測入力や自動修正の機能を使いましょう)
rely on accurate spelling – use autocorrect or provide suggestions
背景と文字のコントラストを利用者が変更できる
let users change the contrast between background and text
ひとつの場所に情報をつめこむ
put too much information in one place

将来の、読み上げ機能のことも考慮し、ポスターのテキスト部分をコピペしてみました。

すること」トップの「理解を助けるために画像や図を使う」から考えると、理解してもらえるよう、ビジュアル的にも丁寧に作成していかなければならないようですね。
また全体的に簡潔にわかりやすい言葉で説明すると言うことが大事かということですね。

耳の痛い事も書いてありました。
しないこと」の「前のページを覚えておく必要がある」については、障害を疑わなかった頃はむすこが分からない漢字があると、「教科書に載ってるだろ、見てみなよ!」と突き放したりしていました。
そもそも、ディスレクシアの特色として字が頭に残らないので無理ですよね。反省してます。。。。

それと、
下線を引く、斜体を使う、大文字で書く」もやらない方がいいんですね。知りませんでした。
ひょっとして、マーカーペンもだめなのでしょうか?
あとでむすこに聞いてみよう!

これからは、このポスターを基にこどもの教育やブログ更新に役立てていこうと思います。

他人事ではないアクセシビリティ

このポスター全体の項目ですが、自分も含んで今は「元気出し、障害も無いし大丈夫!」等と思っていていいのだろうか?と考えさせられました。

例えばこれ、

不安状態のためのデザイン Designing for users with anxiety

これは万人にあてはまるのではないかなと考えてしまいました。
初めて訪れたwebサイトのフォームに入力・送信をしなくてはいけない時は、「大丈夫か?」と思ってしまいます。特に、入力確認ができなかったり、処理完了のメールが来なかった時なんかはかなり不安です。

例えば、保育園や小学校の保護者方々にはお馴染みだと思いますが、アンケートを取ることなどよくあることです。
「交流会いつにしましょ?」とか、「どの委員やってもいいか?」等々です。あるあるですね。
アンケートには、GoogleフォームLINEの投票機能を利用されていることが多いように見受けられています。
そのフォームには私より下世代には難なく対応することができます。
でも、両親がいない子で、祖母祖父が育てている家庭だとどうなるでしょうか?
それが、ITにやたら拒否感を感じ、スマホも扱い慣れていない世代の方だとまず「不安状態」が先に来るのではないでしょうか。。。聞く方も不安になりますね。

まあ、保護者会程度の人数であれば、担当レベルで口頭などで対応するかと思いますが。。。

今は元気でも、ケガや病気、近い将来にも避けられない加齢で、今は簡単に出来る処理でも出来なくなることは、大いに有りうることです。アクセスビリティの向上は全ての人に必要なことではないかと思われるのです。

日本での取り組み

法律

日本でも、「障害者基本法」と「障害者差別解消法」が制定され、障害者への配慮をしなくてはならないとあります。大きくまとめると以下となります。

  • 差別に関すること
    • 不当な差別的取扱いの禁止
    • 合理的配慮の提供(行政機関には法的義務を、事業者については努力義務)
  • トラブル対応と予防(国及び地方公共団体)
    • 相談及び紛争の防止等のための体制の整備
    • 啓発活動

但し「合理的配慮」については、事業者については努力義務と留めていることが気になります。
もちろん、webもそうであります。
まずは、行政機関に率先させて浸透させていくことが狙いなのでしょう。

米ではドミノ・ピザが「クーポンが読み取れない」で敗訴。ウェブやアプリは障害者が利用しやすいか
ウェブやアプリの情報やサービスは、誰でも利用できる仕様になっているだろうか。ウェブやアプリなどへのアクセスのしやすさ、製品やサービスの利用のしやすさはウェブアクセシビリティと呼ばれ、身体的条件や年齢、利用環境にかかわらず利用できることを意

のんびりしていて、こんな事にならなければいいですがね。
今年はオリンピックもあるし。

私も「合理的配慮」を盾に強引に配慮要求をしたいとは思ってないのですが、むすこが通っている小学校にどれだけの配慮をしてもらえるか、多少の不安を感じるのは本当のところです。
教師にも立場、知識、人柄等、温度差があるのは間違いの無い事実だと思っています。
人任せばかりにせず、自分の役割や立場をわきまえて、むすこにとってより良い方向にいけるようにと考えています。

ウェブアクセシビリティ技術的な基準等

JIS X 8341-3:2016 達成基準 早見表(レベルA & AA)
ウェブアクセシビリティに関する規格「JIS X 8341-3:2016」で求められる要件をA4サイズにまとめた早見表です。
日本工業規格JIS X 8341-3:2016達成基準 早見表(レベルA&AA)
https://waic.jp/files/cheatsheet/waic_jis-x-8341-3_cheatsheet_201812.pdf
JIS X 8341-3:2016 解説

「JIS X 8341(やさしい)」から取った番号だそうですね。

この表に書かれている言葉は難しくて最初は躊躇しましたが、よくよく見ていくと障害毎のカテゴリーでの注意点が書かれていていてこれがアクセシビリティデザインの基本になっていることに気付きました。
ただ、私は技術者でもデザイナーでもないので、それを活用して作り上げることができません。
PDFのリンクをクリックするとその言葉の意味も出てきますので、参考程度に活用してみます。

まとめ

こんな感じで、一つの資料からだいぶ話が広がってしまいとりとめのないものになってしまいました。

ディスクレシア等の学習障害に関しての知識がまだまだ物足りないと感じている今日この頃です。

このブログとwebアクセシビリティをきっかけに足りないものを補い、実践していこうと思います。

追記

2020年8月14日

当時自信をなくしていたむすこにですが、まずは「不安状態のためのデザイン」を参考にいくつか実践しました。

  • 焦らせない
  • 時間制限を極力さける

こどもに早く習得してもらいたい学習で言いがちなことですが、むすこには無意味とわかりましたので、じっくり焦らず学習をしてもらおうとしています。

決して、表裏にぎっしり問題が書いてあるテストで裏の問題まで取り掛かれなくても、表の問題の自分がわかることをきっちりやれるような気持ちにさせていたところ、少しずつテストの点数がよくなってきました。

あとは慣れだな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました