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小4むすこ。2学期が始まって、国語で初っ端に嫌になったものがあります。
今年の4年生から習うことになった「都道府県名」。
わかる、わかるよ。
だって、おとうちゃんだって社会人になって初めて書いた県名だってあったもん。
(どことはあえて言わない)
そりゃ、行ったこともないとこも、馴染みのないところも、それにむすこの場合、字が書いてある地図は見ないし、字と地図が同化しちゃって見れないし。
でも、知らないと将来、困ることもあるでしょう。それじゃ、宅急便も郵便も送れないよ。
だから、全部一気に覚える必要ないから、今は何となく頭に入れておこう。
大人になるまで、知っていてくれればね。
そんな感じで、8月時分は妻に白地図に県名が書いてあるものをカラー印刷してきてもらったり、ラーメンズのコント見せたり、なんとか印象づけさせて立ち直らせました。
おかげさまで、書ける都道府県名を増やすことができました。
「都道府県名」再び
先週「文化の日」に出たむすこの宿題に「都道府県名」を書いて来い!と言う宿題が出ました。
(おいおい、先生よー、何度も書かせるなって言ったじゃん。)
日本地図の半分がノートに貼ってありました。最初はその日本地図を埋めるだけで良いのかと思っていました。それが、上の画像ノート右側ページです。
そんなもんであれば、「地図見て書いときな」と軽く言って勝手にやらせていました。
そしたら、、、、
おとうちゃん、、、、たすけて。。。。
むすこの悲痛な声が聞こえます。泣き出しそうです。
「な、なんだどうしたー」
カレーを作る手を止めて、見に行くと。
上記画像の左ページです。
今回の宿題は、地図を埋める宿題ではなく、「地図に書いてある県を全部ノートの1行(3回以上)書いて来い!」と言う宿題だったみたいです。
もうやめとけ!!
なんとか、がんばって群馬まで書いていたところで、ストップさせました。
それでも、まじめなむすこは、「栃木」までほぼほぼ暴走気味に書いて、力尽きました。
過呼吸気味になっていたし、落ち着けばうまく書ける字も乱れ気味で、気持ちが荒れ荒れです。
脳みそに酸素が行き届いてない感じです。
もう、カレー作っているどころではありません。むすめはピアノ教室に送り出さないと行けないし、大変です。
それでも、しばらくして何とか落ち着いてくれたので、一番上の「1つだけ書いとけ」と言って書いてもらいました。
書けるじゃん
大変な状態だったので、気持ちは落ち着いたとは言えまだまだ乱れ気味な文字で書いてくれたのが、上の「栃木」以降の「茨城」からです。
そしたら、書けなかったのが「岐阜」だけ。他は全部見ないで雑雑雑雑に書いてくれました。
(書けるじゃん)
1学期までは、3文字あるとも知らなかった「神奈川」も普通に書いてくれました。
まとめ
黙っていれば、まじめに宿題を全うしようとしていた、むすこを思い出すと涙が出てきました。
都道府県名を覚えていない児童がまだまだたくさんいるのだろうと思われ、文化の日が祝日で良い機会なので、そんな宿題を出してくれたのでしょう。
ぼくも、宿題をチェックしなかったのが悪かったのですが、改めて何度も書かなくても覚えられる子もいるんだと言うことが分かりました。
反復練習は無駄な事とは言いませんが、それぞれの特性に合わせたやり方が必要ではないかと思い知らせれました。
一斉教育にある種の怖さを感じました。
あーあ、2枚目の画像の残った部分。むすこに頼まれて、ぼくが埋めることになってしまいました。
とほほです。
追記
追記:2020年12月27日
とりあえず、県名が読めるようになりました!
低学年用ですが、お風呂に入っている日本地図をランダムでも指さすと、読んでくれます。
うれしいですねー
書く方はどうでもいいや、割り切ります。
自分では、「書けるよ」と言いますが自信があるものだけで構いません。
ワープロを使えば書く必要ないですし、書くのはあとでいいやと思っています。
ぼくも、社会人になるまで全部書けなかったし。
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