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「計算のじゅんじょ」につまづいたことについて。

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小4むすこと小1むすめが小学校からアニバーサリー(〇〇周年開校記念)冊子を持って帰ってました。

その中に各児童がひと言コメントを書いています。

4年生は「10年後の自分」。

むすこはもちろん、「サッカー選手!」(男子の定番です)

その中で、むすこの1年生の時からの親友の一人(中でも優秀な子です)のコメントは以下です。

大学で数学の難しい問題をやってる

と書いてありました。(さすが)

他人と比べるのはご法度だと思いつつ。

さすが一味違うなぁと思い知らせれると同時に、たまにはこんな一言文集を見るのも面白いもんだなと思いました。

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計算は得意からのつまづき

計算の順序

「おとうちゃん、、、わからない」と小4むすこから宿題をやりながら久々の計算問題でのSOS。

「だからたくさんやらなくて良いから、残りはおとうちゃんやるから置いときな」

と言いましたが、3問目あたりからつまづいてしまって困ってる様子。

「どうした、どうした?」と近づくとこんな問題につまづいていました。

$$(34-28)×7$$

「え?かっこの中からやるんだよ」と言うと何とか計算して、OK。

そしてまた次でつまづき。

$$6+4×6$$

(基礎が分かっていないのかな?)と聞いて見ると。

「+と×はどっちから計算するの?」

「たす。。。。。」

「えーーーー! 違うじゃん。かけるから計算するのだよ、この間やったじゃん」

確かに、この間一緒にやったばかりなのですが、解法が混乱しているのか身についてませんでした。

仕方がない。

宿題ドリル2,3問やれば良いと言ったのですが、「おとうちゃんと一緒にやってみよう!」

と言うことなり、復習兼ねて一緒に取り組んでみました。

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ドリルの問題が多過ぎ

今回の宿題:左 計算ドリル、右 転記したノート(式はぼくがボールペンで書きました)

記号と数字がたくさん入っていると混乱するのかな?

国語や本の文章と同様に、数字がたくさん書いてあってパニック状態になり過呼吸状態になっていたので、(あー、いつものあれか)と思いとりあえず落ち着かせました。

文章のように文字が詰まっているだけでなく、数字や記号でも同様に受け付けないのがむすこの特徴のようだと言うことが、4年生も後半になってきて計算が複雑になってから分かってきました。

確かに上の画像の左側の計算ドリルを見ると、たくさんの数字と記号が書いてありますし、時間的にもいつわからない未知の世界に突入していかない感覚がでて、パニックになってしまうのだなあと思います。

基礎的な問題だけ掲載して確実に解法を伝授してくれればいいのに。。。

大人からは、この程度のドリルなら全部やることに意義があって無駄なものは無いといわれそうです。

事実、昨年までぼくもそう思っていて、今でも心の奥ではそう言う思いが残っていると思います。何せ、「気合を入れてやれ!根性だ!」と言われて育った世代です。そうそう、そんな心が消える訳はありません。

それだけに、むすこ・むすめには全部やって欲しいと言う気持ちはあります。

ただ、むすこの様子を見ているととてもそれは叶わないと言うことがよくわかります。

実際、わかっているのに出来ないむすこが目の前にいるからです。

バラバラにしてやらせました。

そして、「たし算」と「かけ算」の混じった四則計算で、「かけ算」から先に計算すると言う基礎を聞いてもらって、計算問題を1つづつバラバラにしてやってもらいました。

そうしたら、できます。できます。できました。

ひっ算は、電子メモパッドで計算して、気持ちが不安定になっているので、ノートに書いた解答は乱れまくりですが、なんとか全部〇をあげることが出来ました。

このように出来ない訳ではありませんでした。

絶対に、大量の数字と記号に混乱し、先が見えなくなり、パニック状態になってしまうのだなあと思いました。

バラバラに整理して考えてもらうのは、漢字でうまくいったことと一緒かもしれません。

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計算ドリルのレイアウトに文句をつける訳ではありませんが。。。。

何度も言いますが、1ページに計算問題を詰め込み過ぎです。

あまり文句は言いたくないですが、

このドリルの編集部がこれぐらいは必要とどちらからかの指導があるのであれば、

次の「くふうして、次の計算をしましょう」は別ページにしてもらい、余白を多く取ってもらいたいものです。

また、最後の「考える力をつけよう!」は要りません。この小さいコラムに何気に5回計算をしないと正確な答えは出せない問題です。

冒頭の「10年後は、大学に行って難しい計算問題をしている」ような子が取り組む問題だと思います。

そのような優秀で志のある子はクラスに何人いるでしょうか?

更に、混乱する子はまじめな子が多いはずです。まじめに全部やろうとします。

それが正確に読めないし、できないに更に拍車をかけるような問題だと思います。

ぼくは、転記をさせないでここに答えを書けるような余裕のある紙面がまずは必要で、習ったばかりで基礎がおぼつかない4年生にはまだ必要かなと考えています。

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まとめ

この、計算ドリルの1ぺージをむすこと一緒にやってみて、むすこの新たな弱点、悩みが分かってきてよかったです。

ぼくも、わかっているはずだと思っていただけに、わからないことについついきつい言葉を言ってしまいました。それを反省するきっかけになりました。

これまで、計算は得意だと思っていましたが、得意なものでもディスレクシアの特性で混乱することもあると言うことも覚えておこうと思います。

追記

追記:2020年11月12日

うーーーーん

わずか1週間足らずでまた忘れてしまっている、四則計算が混じった計算。

今日も、せっかく仕上げた宿題で盛大に全部間違ってしまい。

泣きながら、全部やり直しました。

どうしても、頭から計算してしまうようです。

やり直しです。

「( ) → ×か÷ → +か-」この順序。

最後にはすんなり出来てましたが、せっかくおぼえたのにもう忘れるなんて。

仕方ない、またやろう。

2021年1月12日:順番はわかってきたぞ

地道に努力した甲斐あって、四則計算のルールがやっと、やっと、わかってくれました。

ちゃんとカッコの中からやりますし、割算、かけ算も先に手を付けている。

(よし!)

でも、そこで疲れてしまうのか油断するのか、計算を間違えてしまう。

「1+1」程度のものも間違える。

うーん、険しい。

「100倍にすると、お尻にゼロが2つ付く」ってのもまだ自分のものになっていない。
※ひっ算しまくります。

小学校上がるまでには出来るようになるかな?

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