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小4ディスレクシアむすこですが、1学期の休校期間と3週間の夏休みが楽しすぎたのか、2学期の今になって5月病のようになっています。
どうしたのか?と聞くと、「授業が嫌だ!」とのこと。遊びと体育は良いと言っているので、人間関係ではないのだなと安心しましたが、ちょっと注意しておこうと思います。
落ち着いてきた?
むすこは以前ほど、特に勉強については周りからプレッシャーをかけられることなく過ごすことができるようになりました。結果、自分のペースをつかむことができ、落ち着いて物事を考えるようになってきました。
算数の計算・文章問題、国語の漢字も間違っていても自信を持って答えを出すようになりました。
自信を持って答えたものが間違いで、その後は総崩れってことも無くはないのですが、確実に昨年とは違ったものを感じます。
やはり相変わらず、書字や長すぎる文章問題は全くだめです。何か都合の良い翻訳システムが欲しくなります。
「なにかがおかしい。。。。」
毎日宿題で出される、漢字の書き取りと計算ドリル。特に漢字の書き取りは過呼吸になるほど嫌がっていたのに、2学期になってからは黙ってダイニングでやっています。
1学期までは、「ヒーヒー」言ってやっていた漢字の書き取り宿題は、精神に支障にきたすぐらいなら担任の先生にも相談して「1回だけ書いて終わり!」としていたのですが、今ではおとなしくやっています。
あのむすこが。。。。大人しく宿題をやってる姿を見ると「何かがおかしい」と思うところです。
3つの存在
「何かがおかしい」と言うのはむすこに失礼ですが、きっと何か理由があるはず、苦しい事を敢えてやっているとどこかでストレスになることも考えられるような気がします。
「出来杉くん」なともだちの存在
むすこの数多くのともだちの中で、1年生の頃から慕ってくれてむすこもそれに応えているともだちがいます。
その子のことをむすこは家では「出木杉くんみたい」と言っています。足も速いし、勉強もできる。彼の影響で勉強の仕方と言うのを、分からないなりに吸収してきているような感じです。
普段は水泳、英語塾、公文、塾と忙しい子なので、学校での「出木杉くん」しかしらないむすこですが、その彼が「放課後教室」で一生懸命宿題をしている姿を見ているのを真似しているような気がします。
こんどの持久走大会では「出木杉くん」に勝つ!と誓っているむすこです。
「妹」(むすめ)の存在
むすめは今は小1です。
将来的にはわかりませんが、今のところ勉強も図工も得意で、今まで気づきませんでしたが体育も得意なことも判明しました。性格的には、はなかっぱの「ももかっぱちゃん」のような子です。負けず嫌いで、冷静に怒ったり、毒づいたり、好きな事は一生懸命しますが、やらないものもきちんと出来てしまう子です。
本人曰く「まだお勉強簡単だから」と言っていますのでどうなのでしょう。
ある意味憎たらしいところがあるかもしれません。
そんな妹を見て、むすこはいつも食ってかかっていますが、軽くいなされています。
勉強もおそらく妹から来る見えないプレッシャーに負けないようにがんばろうとしているようにも見受けられます。
学校での序列の存在
俗に言う、「スクールカースト」です。
むすこは、字を読むのが不得意な代わりに昔から雰囲気を読むのが得意な子です。
そして、ゲームや運動でもそうですが、バトル好きです。
学校のみんなはさほど気にしていないクラス内での序列を、気にするような歳になってきたのも影響されているのでしょう。
特に、「学習障害」であると言う自覚がありますので、それをみんなに気づかれないように、がんばっても覚えられない事を無理してやっているように思われます。
がんばって出来ない時
このがんばりの根底には、「出木杉くん」、「妹」、「クラスのともだち」にディスレクシアと言うものがバレたくない。バレたら=恥ずかしい。というのがあるようです。
周りに弱音は見せたくないと言う彼の持つ性格がそうしているのだと思います。
もう4年生ですし、ぼくも基本的に勉強の仕方までは口は出さないようにしています。しかし、もしやってもやっても出来ない事があったとしたら、むすこは再び自信を失うことが予想されます。
「自滅」ですね。
その時は、また「すらら」を基礎からと、音声教科書を使った読み、漢字を唱えて覚えるカードをつかって、わからないところから一から淡々とやっていくしかないと考えております。
ディスレクシアが分かった時のように、誰にも相談できない状況ではありません。担任の先生もいますし、個別指導の先生もついていてくれています。
どうなるかわかりませんが、がんばりすぎて壊れたらまた支えてあげるようにしたいと思います。
まとめ
ここ最近、自信を取り戻してきたように思えた今日この頃でしたが、学習に対するエンジンがかかり過ぎても少し心配です。
勉強をすることができるようになったことは喜ばしい事なのですが、空回りが始まった時の事を考えてケアしてあげようと思います。
むすこには苦労の掛けっぱなしで申し訳ないのですが、勉強ばかりが重要と言うのではなく、むすこのような人間にも誰かのために絶対にあると言う事を説いていきたいと思います。
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