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【週末記】実家とお墓参り

東京湾
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東京湾
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仕事納めの翌日、千葉の海の近くにある実家に行って、昨年亡くなった父のお墓参りに行ってきました。

お墓参りには天気は良かったのですが、風が強くて寒くてたまりませんでした。

その墓地には、墓地公園もあり、近くには海も見られてお墓参りと言っても喜んでついてきてくれます。

樹林墓地
樹林墓地でお参りをするこどもたち
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樹林墓地へのお参り

父の入っている、とある市営の墓地には、立派なお墓がたくさん並んでいます。

その中墓地内に小高い丘が作られています。そこに樹林墓地のエリアになっており、その中に父が納骨されています。

父は、それを生前自分で申し込んで用意し、万一の時はそこに入れてくれと言っておりました。

母は色々と後からブツブツ言っていましたが、父の遺志を尊重してそこへ納骨いたしました。

今、お墓の引っ越し(改葬)や分骨をしたいとする方が多いと聞いています。

元々住んでいた地方のお墓に親が納骨されているが、その相続するべく子供が遠くのお墓を管理しきれず現在住んでいるところに新たにお墓を作ってそこへ納骨を希望したいというものです。

手続きも煩雑だし、費用もバカにならないようです。

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改葬

改葬の段取りを簡単に記載しますと

  1. 新しいお墓を探す
  2. 新しいお墓の管理者から「墓地使用許可証」の発行してもらいます。
  3. 古いお墓がある市区町村役場から「改葬許可申請書」をもらい、改葬手続の必要書類を聞きます。
  4. 古いお墓の管理者から埋蔵・収蔵の証明の発行をしてもらいます。
  5. 古いお墓のある市区町村役場に「墓地使用許可証」及び必要書類を提出し、「改葬許可証」を発行してもらいます。
  6. 古いお墓から遺骨を取り出す
  7. 新しいお墓の完成させます。(結構時間がかかりますのでご注意ください)
  8. 「改葬許可証」と「墓地使用許可証」を新しい霊園・墓地側に提出して新しいお墓へ納骨します。

こんな感じで簡単に書きましたが、中には「魂抜き」「魂入れ」等の儀式が必要だったりお寺の手続きが大変だったり色々あるようです。

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分骨

分骨の流れを簡単に記すと以下の通りです。

  1. 今ある墓地の管理者に、証明書を発行してもらう(分骨証明書)
  2. 墓石を動かして遺骨を取り出す
  3. 分骨先の管理者(新しいお墓の管理者)に証明書を提出する
  4. 新しい墓地に納骨する

これも、遺骨の所有者の許可や、親族の承諾が無いとあとあと面倒な事が起こりますので、筋はきっちり通しておく必要があるようです。

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費用

大体、300万円ぐらいが相場のようです。

移転元、移転先での費用、他に輸送費等もかかります。

意外に費用がかかりますね。

お墓を作った当時は将来のことは知ったことでないのですが、こども達にお墓の事で負担にならないようにと考えてあげたいものかと思います。

父の気遣い

そこで、死んだ後にこどもに負担をかけたくないなあと父は考えたのでしょう。

現在父が入っている自治体が管理している樹林墓地は、改葬も分骨もできません。

未来永劫そこにいることになります。

すなわち、私が遠くの外国に行ったとしても、お墓参りは絶対にそこにいかなくては出来ません。

但し、管理は自治体が格安(申し込み時に12万円を払うだけです、管理費もかかりません)でやってくれます。

完全に割り切った、お墓の在り方だと思います。

父は、子供またまた孫の代まで面倒をかけないよう気遣ってくれたのかと思います。

私個人的には、海洋散骨はあまり良い気がしないので、このような樹林墓地のようなお墓の在り方は大変良いものだと思っております。

先祖代々の墓を守らなくてはいけない方もいらっしゃるだとうとは思いますが、ライフスタイルがここまで変わってきてしまっている日本ですので、このような方法もあってもよろしいような気がしますが、いかがでしょうか。。。。

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