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今の中学生の「英語」の授業を舐めてはいけない。
「中学1年生は最初アルファベット、大文字、小文字、筆記体から始まって、それからMy name is Mike Smith.(昔のNEW HORIZONより)自己紹介から始まるんでしょう!簡単!簡単!」って言いたくなるアップデート出来てない巷のお父さん、違うよ。全然。
それに、アルファベット、特に筆記体なんか教科書に載ってるけど、書取りなんか中学生でやらないからね。
中1から、会話形式多めで、ヒアリング、スピーキング、読解と狙いが絞れない教科書の内容でした。
会話形式なのに「(日本語に)訳せ!」と言う問題を出されるのもよくわからない。会話程度の英文をすぐ日本語にしたがるのは悪い癖だと思う。会話文は英訳しない方が良いとぼくの経験上そう思う。
論文とか読む外書講読じゃないんだから。
「その英会話文の次にどんな答えが来たら良いか、英語で自由に答えてみよう」とかなんかとかいう自由形式の問題の方がいいんじゃないかと思ってしまいます。
それに「え?文法やった?もう疑問形とか未来形とかやってるん??3人称単数現在形ってなんだっけ?」と所謂、学校教育用語にも惑わされます。
あと、先生から「単語のテストやるで」なんて暗記もの系の事をやらないといけないし、もう頭の整理できない状態でどんどん先に進んじゃうし。
特性上、スピーキングやヒアリングだけは得意なうちのむすこなんか、現時点では駅前留学の方が勉強になるんじゃね?と思うぐらいです。
教える方も新人の先生でしたが、それでも自分の時とは様変わりした内容なので苦労されていたと思います。
小学生の頃は英語のテストで高得点取ってきて、得意満面でニコニコだったむすこはどこ行っちゃたのでしょうって感じです。
もう既に英語の義務教育を習得されている大人にとっては、内容はそれほど難しくありません。
テストだって100点取れます。スペルさえ忘れてなければ。あ、スピーキングがダメか。
でも、現13歳の子が苦しんでいる子が多いのは、内容が難しいと言うより、教科書で習得すべきことがとっ散らかっていて「なんだよこれ?」ってなっているような気がします。
中1時点では英語に親しもうとする、最初の一歩だと思っていたのですが、それは小学生で終わりで中学生からは国が求める学力をつける事が火の粉のように降りかかってきた感じです。
勉強得意な子はきちんと整理ができて頭の上に降りかかった火の粉の消化作業ができていたと思うのですが、うちのディスレクシアでハンデのある子は・・・さーどうなんでしょうっていう中1時代でした。
とにかく英語なんか最終的に必要あれば使えるようになればそれでいいので、出来なくても嫌いにならないように勤めていた毎日でした。
耳だけは一丁前にいいせいかわかりませんが、毎日動画で英語の歌を聞いています。
最近はこれ、翻訳が入っているのがかなり気に入っているようです。
さて、中2はどうなんだろ。
置き勉しちゃうから、教科書買っとこ。
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