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中学1年生のむすこが、最後の定期テストを終えた今、このブログを書いています。
ディスレクシアと、文字の読み書きに苦労がわかって4年が経ちました。
しかし、この1年間はむすこの成長と変化が大きかった気がします。
今回は、そんなむすこの1年間の総括を記述したいと思います。
自分の事
むすこは、スポーツや学級活動といった勉強以外のことに対してはいつも積極に発言したり、ともだちと関わっていっていると聞いています。
サッカー、陸上や課外活動等、活動に参加し、自分の「得意」な事を活かして、盛り上げてきた、ムードメーカーのような存在だそうです。
これらの活動(勉強以外)は彼にとって「自分の事」として認識されており、常に全力で取り組んでいる姿が見られました。
しかし、勉強に関してはこれまで「自分の事」とは思えずにいました。
そこで、テスト前に、「勉強も自分の事だ」と伝えたところ、彼の態度が一変しました。
これまでに見たことがないほど、勉強に対しても(ある程度(笑))積極的に取り組むようになってました。
やはり、途中すぐ疲れてしまうので「おとうちゃん、勉強疲れた。ゲームしていい?」と聞かれることもありましたが、疲れた時は好きな事をやるのが一番と思いますので、ゲームをOKしたり、リフティング練習をして体を動かしていました。
特に、わからないことやもう少し深く理解したいと思ったことを自ら進んで聞いてくるようになりました。
これは私にとっても嬉しい驚きでした。
自分の苦手改善の方法がわかってきたむすこ
読み書きは苦手ですが、聞くことは得意な息子。
この点を活かし、英語のリスニングテストでは自分でも満足のいく結果を得ることができたそうです。
この成功体験が、彼の自信につながっていることは間違いないかな?と願っています。
5教科の中で、一番ゴチャゴチャして嫌いなのは「理科」です。
教科書を見直しても、ドリルを見直しても、読みが苦手なので頭に入る分けありません。
そこで、自分なりにやり方を変えました。
そこで「NHK for school」の関連動画を見て、復習をしていました。
いいんだよ。理科なんか事象の問題だから、用語を覚えられなくても、実験でやった流れが感覚的に覚えるのが得意なんだからそれでわかれば良いんだよ。
まとめ
1年間を振り返ると、むすこが自分の中で勉強に対する意識を変えることができたのは大きな成長だと思います。
これからも、「勉強も自分の事」ということを忘れずに、自ら学ぶ姿勢を持ち続けてほしいです。
読み書きが苦手なむすこにとって、文字の読み書きはこれからも苦手なままかもしれません。
しかし、得意なことを活かしながら、できることに挑戦し続けてほしいと思います。
学習がうまくいかないことに対して怒ることはしません。
私たち家族は、むすこが持つ可能性を信じ、一緒になってその能力を伸ばしていきたいと思っています。
むすこの努力や挑戦を、(学習を捨てるなんて)世間からは外れた考えだと捉える人もいるかもしれません。
でも、ぼくはむすこがどんなに困難に直面しても諦めずに努力し続ける姿勢を高く評価しています。
決して彼をほったらかしにしているわけではなく、むすこが自分の道を見つけ、歩んでいけるように全力でサポートしています。
これからも自分の「得意」を大切に、そして「勉強も自分の事」ということを胸に、新たな挑戦に向かっていってね。
嫌な事ばかりやらせてごめんね。
え?来月球技大会。「サッカー」だって!
よかったじゃん、晴れ舞台になるかな??
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