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「耳がいいなー」とどなたからも言われているむすこ。
しかし、目から入る学習動作はどうしても思考がワンテンポ遅れる為に、それが学習の困難さに続いているだろうと言われているむすこ。
例えば、板書。
ノートを見ると一生懸命書いて(うつして)います。
現場を見ていないからわかりませんが、得意な人より時間が掛かっていると思われます。
ぼくから見るとそんなのもん、くそまじめに写すのは頭に毒のように思います。
ぼくなら、端折ってメモ書き程度にしてしまいますが、それは要点だけ抑えられるおとなの思考ですね。
小学生の頃に「ノートコンテスト」みたいなものがあってむすこも賞をもらっていたことがありましたが、その指導と言うのもなんだったんだろうな?と思うところがあります。
元来「くそ」が付くほどまじめな思考の持ち主なんで、そんな指導を再三受けてきていると「くそ」まじめに目の前の板書を黒板からノートに写す作業を自動的にしないと反射神経的にやってしまうと思われます。
耳から入るインプットが得意と各方面から言われるのであればある程度の事はよく頭で整理してその要点だけをメモって、あとはタブレットで板書の写真を撮るそんな作業が授業ではいいのかなぁ、素人目には考えていますがまだまだ無理でしょうね。
じっくり、じっくりと進めていくことが大事かと思います。
耳から聴く情報の利点
耳から聴く情報の利点というのはいくつかあると考えています。
いくつか挙げてみると
- マルチタスクで事を進められる。:例えば、料理作りながら音楽やニュース等を聴く事が可能
- 場所を選ばない:今はデバイスが小型化・発達しているので電車、歩き、ランニング中でも聴く事ができます。
- 感情が伝わりやすい:話してさんが感情を込めて話してくれるので情感が良く伝わる。
これらは、ぼくが考えた事ですので一般的な例にすぎません。
ですが、むすこみたいに目から入る情報を学習作業に移すことが苦手な子は、日常の動作も緩慢になると言うとそうではなく、そこを瞬発的な動作や運動神経、反射神経で補っています。
ですので、初見の板書等を書き写す動作までは速いのですが、それを書き写し始めるところで追い抜かれてしまいます。
それを何度も何度も頭の中で想像しシミュレートしたり、動作確認も同様に何度も繰り返し行うことを行っていて、その反復動作が結果的に運動の際の反射神経につながっていて、運動が得意と言う事につながっている。そんな感じです。
実際に小さい頃からリフティング練習やシュート練習をよくも飽きずにやっているむすこです。
勉強での反復練習の場合は脳をフル活用するだけで体を使わないので途中で脳が疲れ果ててしまいますが、体を使う事によって適度に脳を休ませながら集中する。
そのような活動が得意なようです。
おとなだって集中し過ぎて疲れたら、立ち上がってリフレッシュするでしょう。
それが極端に出ているのがむすこと考えてください。
耳から聴く情報の注意点
逆に耳からの情報入力の注意点として以下の点を考えています。
- 理解が難しいことがある:伝えられることが主観的であることはそもそもですが、目で見た語彙の意味を覚えていないと言う語彙力の差が出てきます。文章を読む時もそうですが意外にオーディオブックもそれなりにスキルがいります。最初の段階では平易なことばでの伝え方が必要になります。
- 注意散漫による情報漏れ:あまり長くなる伝え方になると注意力が散漫になり聞いていないことも増えるでしょう。伝える方も初期段階ではできるだけ簡潔にし、「あれ」「それ」等の指示語も避けるようにするようにし、興味を耳に出来るだけ傾けさせるようにすることが大事です。
- 全てが耳からの情報が良いとは限らない:自分が惹かれる科目や、聞いてもわからない科目を全て耳からの情報にする必要はありません。例えば、苦手な数学等は書かれたものと耳からの情報を効果的に伝えないといけません。
結論として、耳からの情報入力はむすこにとって効果的な方法であると言えます。
ただし、好みや学習スタイルによって異なる可能性があります。異なる入力方法を組み合わせて利用することが、より効果的な学習や情報処理につながることでしょう。
その答えがわかれば苦労しません。
その答えがわかっているのは「体育(但し実技に限る)」のみと言うのが、親として情けない・・・・
先生とまだまだ詰めていこうと思います。
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