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保育園ボランティア
先日むすめが学校から帰ってくるなりうれしそうにこう言います。
「おとうちゃん、わたしね保育園(自分が通っていたところ)でボランティアするから保育園に電話して!今日か明日の3時半ぐらいから5時半ぐらいまでだから。」
「え?(突然なんだ?)こんな平日にボランティアなんか行っていいの?」
「良いんだよ」
「おとうちゃんが電話するの??」
「そうだよ。いいからしてよ。」
「わかったよ、本当にするよ。副園長先生に電話すればいいの?」
「いいよ」
保育園のボランティア制度とは、卒園生を対象に園児のお世話をしてもらうと言う、いちお教育制度の一環でむすめの保育園では取り入れています。
但し、行われていると聞くのは「夏休み」のみと聞いていました。
平日の忙しいところ突然、園に電話して、しかもボランティアお願いしてもいいのだろうか?と色々と気が回ってしまったのですが、むすめの場合なんかあると思って、とりあえずお電話してみました。
園に確認と承諾の電話をしました。
「お世話になっております。ご無沙汰しております。〇〇です。」
「あ~、お久しぶりでーす。あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。〇〇です。」(保育士先生A)
「あ!A先生!こちらこそいつもむすめがお邪魔しているようで、申し訳ございません。」
「いいんですよ、いつも〇〇ちゃん(むすめ)工作したもの持って来てくれたりして助かりますよー、さっきも来てて、ボランティアの話ししてましたよ。副園長に変わりますね。」
(なに??むすめ。ひょっとして先生と話付けて来てる??)
「お電話変わりましたー、おとうさんお久しぶり~、最近西友でも会わないねー」(副園長、いきなりのマシンガントーク)
「ああああ、ご無沙汰しております。なんかむすめが帰って来てからボランティア行くって言ってるんですよ。」
「そうなのよー、さっきも〇〇ちゃん来てくれて、春休みにボランティアやりたいって言ってきたんだけど、春休みは新年度切り替えで忙しくて受け入れてないから、平日学校終わってから来てもいいよ。って話をしたのー。」
「え?さっき学校帰りに行ってたんですか?、平日も良いんですか?もう行く気満々なんですけど。」
「もう、〇〇ちゃんなら大歓迎!!よく学校帰りに立ち寄ってくれるんだけど、〇〇ちゃんね、本当によく仕事してくれるのよ。だから園長とも相談して、〇〇ちゃんだけなら平日ボランティアやってもらおうと言う事になったの。ここだけの話、他の子が夏休みとか2人連れとか3人連れとかで来てもらってもいいんだけど、全然仕事してくれないのよー、もう同窓会気分よ。〇〇ちゃんなら大丈夫。今回また来てくれたら、乳児の方も一緒にやってもらおうかなと思ってるのよ。」
「すでに戦力になってるのですね。1人で行くみたいだから、仕事するしかないですもんね。」
「ほんとよー、いっしょに工作もしてくれるし、園児と一緒に遊んでくれるし、見張ってくれるし、ありがたいわ。それでね、本当にやろうと言う事であれば、承諾として連絡を保護者の人からくれることと、あと〇〇ちゃんの都合と園の都合で日にち決めようってことにしたの。出欠票つくろうか?って言ってたぐらい。」
副園長良くしゃべります(笑)、覚えているのはこれぐらいで情報量はこれの3倍ぐらいあったと思います。
しかし、責任ある仕事です。どこまで突っ込んでお手伝いをするかわかりませんが、何を始めるかわからない乳児、幼児。むすめもしょっちゅう行ってるみたいだし、おやつ出したり、見張り番ぐらいになれば良いかなと言うことで承諾し、日程を決めてお願いすることにしました。
根回し
それにしても、先に保育園とボランティアの件で、相談をしに行っていたようむすめすごいな。
自分で根回しして、あとは親の連絡と承諾で自分のやりたいことを完結させるなんてさすがのむすめです。
ぼくが小4の時はこんな事出来ただろうか?
無理だな、、、、自分の希望を突き進んでやったとしても逆に「だめだ!みんなに迷惑が掛かるだろ!余計な事するな!そんな事する暇があるなら勉強でもしろ!」って怒られただろうな。
そんな、嫌だった後ろ向きだった子供時代を想像しながら、むすめの行動力と決断力に敬服するのであります。
あとは、報告が順序立ててできればいいね、最初園に電話する時、図々しいことをお願いするようでドキドキしたよ。
「やった!ちっちゃい子のお世話できる~、かわいいんだよ。わたしの事待っててくれる子もいるんだよ。」とすっかり顔見知りのむすめでした。
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